【宇宙世紀100年の歴史】一年戦争の始まりから終わりを年表で徹底解説!! その④

【宇宙世紀100年の歴史】一年戦争の始まりから終わりを年表で徹底解説!! その④

前回までのあらすじ

はじまりから35年以上をむかえ、今なお新作が生まれ続けている『機動戦士ガンダム』シリーズ。元祖となるファーストガンダムから続く宇宙世紀を舞台にした作品だけでなく、現在ではさまざまな世界観のガンダムが存在します。そんなガンダムシリーズでも不動の人気を誇る宇宙世紀シリーズから「これを知ればガンダムが10倍おもしろくなる!!」宇宙世紀100年の歴史についてご紹介します。

サイド7を脱出し、シャアの部隊からの追撃を逃れて大気圏を降下したホワイトベース隊でしたが、そこはジオンの領地の真っ只中でした。アムロは戦うことへの葛藤を胸に、ついに強敵ジオンの青い巨星こと『ランバ・ラル』と対峙します。パイロットとしての覚醒を見せ始めていたアムロは、激闘の末にランバ・ラルを破ります。しかし、息つく間もなく戦闘は続き、ついにジオン軍の地球上で重要な拠点となるオデッサ奪還作戦に参加します。ここでも高い潜在能力を開花させたアムロがガンダムで核ミサイルを阻止するという奇跡を起こします。随所でホワイトベース隊の活躍に押される形でジオンは敗北を続けます。そんな中、ジオンが打った次なる手段とは…?

ジャブローに散る(宇宙世紀0079 / 11月27日〜12月2日)

ジャブローに散る

オデッサ作戦後、これまでホワイトベース隊を追っていたシャアが『マッド・アングラー隊』に身を移し海という地形を利用してホワイトベースに攻撃を仕掛けていました。シャアの攻撃から逃れるようにしてジャブローにたどり着いたホワイトベースでしたが、これまでジオンに知られていなかったジャブローの入り口をシャアに見られてしまいます。随所で活躍を見せつつも、行く先々で戦闘に巻き込まれるホワイトベースは、連邦内部からも「永遠に厄介物」などと言われており、今回のジャブローの件も例外ではありませんでした。

ジャブローにてひと時の休息を得ていた、アムロをはじめとするホワイトベースのクルーたちは、先の戦闘で戦死したマチルダの婚約者『ウッディー大尉』と出会います。自分の実力が足りないせいでマチルダを死なせてしまったと謝るアムロに対し「自惚れるんじゃない、アムロ君。ガンダム1機の働きで、マチルダが助けられたり、戦争が勝てるなどどいうほど甘いものではないんだぞ」と諭すウッディー大尉。そして「パイロットはそのときの戦闘に全力を尽くして後悔するような戦い方をしなければ、それでいい」と続けます。この言葉を自分に言い聞かせるように、ウッディー大尉はその後ジャブローへと襲撃に来たシャアの部隊からホワイトベースを守るために戦死してしまいます。

本拠地であるジャブローへジオンの襲撃を許してしまった連邦でしたが、このとき既に連邦はこの戦争を終わらせるための『ある計画』が動き出していました。それは、ジオンのモビルスーツを圧倒してきた『ガンダムの量産計画』でした。モビルスーツの開発においてジオンに遅れをとっていた連邦でしたが、その圧倒的な物量を持ってその差がみるみる縮まっていきました。こうして量産されたモビルスーツには『ジム』という名が与えられ、その後もさまざまな派生を繰り返し連邦を影で支え続けます。連邦はその性能テストも兼ねて、今回のジャブローでの戦いで初めてジムを実戦投入しました。それまでモビルスーツをほとんど保持していなかった連邦が、初めてモビルスーツを量産したことで、モビルスーツ同士の戦争に一気に拍車がかかります。そして、その物量の前にジオンの降下部隊は次々と撃墜され、既にジャブロー内部へと侵入していたシャアの部隊も、アムロたちの活躍によって撤退を余儀なくされます。

ジャブローを攻略する絶好の機会を逃したジオンは、逆に連邦に反撃の機会を与えることになってしまいます。ここから、戦争の舞台はまた宇宙へと移るのでした…。

宿命の出会い(宇宙世紀0079 / 12月2日〜12月16日)

ララァとアムロ

どこへ行ってもジオンに付きまとわれるホワイトベースの悪運を利用することを考えた連邦上層部はホワイトベースを月へと向かわせ、その隙にジムを乗せた連邦の主力部隊は地球を挟んで反対側に位置し、宇宙における連邦の最大級の拠点である資源衛星ルナツーへと向かっていました。これと同時期に、地上では地球連邦軍がアフリカおよび北アメリカ大陸における大規模なジオン公国軍掃討作戦を開始します。これにより地球上のジオン公国軍は宇宙への撤退を余儀なくされ、形勢は徐々にに連邦へと傾いていきます。

ジオン公国の本拠地である『サイド3』は、地球から見て月の裏側にあたるグラナダと、2つの資源衛星『ソロモン』と『ア・バオア・クー』によって守られています。特に、ソロモンとア・バオア・クーはジオンに安定的な資源を供給するという役割だけでなく、軍事拠点としても大きく発展していたため、ジオンにとって最重要の拠点でした。ルナツーへと戦力を集中させていた連邦軍は、そのうちのひとつ『ソロモン』へと狙いを定めていました。

その頃、ホワイトベースは月の近くに位置するサイド6へと訪れていました。そしてアムロはそこで『宿命の出会い』を果たすことになります。サイド6には、アムロの初出撃のあと生き別れとなっていたアムロの父がいました。父が生きていたことを喜び、父に会いに行くアムロでしたが、そこに待っていたのは戦闘に巻き込まれ酸素欠乏症となり変わり果てた父でした。そんな父の姿に心が痛み悲しみの帰路の途中で、雨に遭遇したまたま雨宿りしていた小屋で不思議な空気をまとった少女に出会いました。それこそが、後にアムロのニュータイプ能力を覚醒させ、シャアとの戦いを激化させるきっかけとなる『ララァ・スン』でした。彼女はその飛び抜けたニュータイプ能力の高さをシャアに買われ、脳波を利用して操作するサイコミュ兵器の開発に協力していました。モビルスーツ技術においては、その圧倒的な物量の前に、連邦に追い抜かれつつあったジオンでしたが、宇宙空間でしか発生が見られなかったニュータイプ能力の研究については、まだまだ連邦の先をいっていました。そして、このとき既にサイコミュ兵器『ビット』を搭載した『エルメス』の試作機が完成しており、そのパイロットこそがララァだったのです。

次回はジオンの秘密兵器『ビグ・ザム』が投入されるソロモンの戦いです。絶対的な防御力を持つビグ・ザムに、アムロはどのように戦いを挑むのか。そして、宿命の少女ララァ・スンとはその後どのような展開を迎えるのでしょうか。

最後に、機動戦士ガンダムの面白さがどこにあるのかアンケートを実施しておりますので、ぜひ投票してみてください。

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