【宇宙世紀100年の歴史】『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』を年表で徹底解説!!その③

【宇宙世紀100年の歴史】『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』を年表で徹底解説!!その③

はじまりから35年以上をむかえ、今なお新作が生まれ続けている『機動戦士ガンダム』シリーズ。元祖となるファーストガンダムから続く宇宙世紀を舞台にした作品だけでなく、現在ではさまざまな世界観のガンダムが存在します。そんなガンダムシリーズでも不動の人気を誇る宇宙世紀シリーズから「これを知ればガンダムが10倍おもしろくなる!!」宇宙世紀100年の歴史についてご紹介します。

前回までのあらすじ

アプサラスの後を追っていたシローたち08小隊は、砂漠のクレバスにジオンの射爆場を発見し、待ち伏せをはかります。そこへアプサラスに乗ったアイナが現れ、互いに敵として対峙しているとは気づいていないシローとアイナは戦闘に入ってしまいます。その後、損傷したアプサラスとガンダムは山岳地帯へと墜落し、二人はまたも協力して窮地を脱することに。お互いの想いや考えを共有し合った二人は、あるべき場所へと戻るも、同じような疑問をいだいていました。いよいよ最終局面を迎える08小隊の物語に、二人が出した答えとは…!?

震える山 前編(0079年11月下旬)

震える山 偏在ん

ギニアスの秘密基地を発見し、総攻撃を開始した連邦軍だったが、その攻略は難航していました。連邦の攻撃隊を指揮する『イーサン・ライヤー』は、アプサラスを取り逃がすという失態を避けたいがために、兵たちの命もいとわないような作戦を展開します。その一方、ジオン基地の内部では、宇宙への唯一の撤退手段であるザンジバル級の戦艦『ケルゲレン』の発射準備が進められていました。一人でも多くの兵を宇宙に帰すべく、奮闘するアイナの姿に心を打たれたノリスは、ケルゲレンを無事に送り出すために、ある決意を胸に1人出撃します。アイナは、その後ろ姿を止めることができずに見送るのでした…。

一方の08小隊は、ケルゲレンの脱出ルート上に配置されたガンタンク部隊の護衛任務についていました。そこへ、ケルゲレンの脱出の障害となるガンタンクを排除すべく、08小隊の前に現れるノリスの『グフ・カスタム』。08小隊のカレンとサンダースを手玉にとり、その圧倒的な強さで、一瞬のうちに2機のガンタンクを撃破していきます。

そして、残る1機のガンタンクを倒すべく、それを護衛するシローのガンダムEz-8と対峙します。百戦錬磨のノリスが放つオーラに圧倒されるシローは、ヒートロッドによる攻撃で行動不能に陥ってしまいます。シローを盾にされ、手出しできないカレンとサンダース。動きの止まってしまった機体の中で、自分の弱さや、仲間とアイナのために生きたいと思う気持ちが溢れたシローは、機体を回復させ反撃に打って出ます。そのときの有名な台詞が 「オレは生きる! 生きてアイナと添い遂げる!」

その言葉から、アイナの想い人がシローであることを知ったノリスは、その運命に感謝します。そして、ケルゲレンを脱出させるというアイナの思いを実現させるべく、残り1機のガンタンクを撃破するために、「アイナ様、合流できそうにありません。自分は死に場所を見つけました」という言葉を残し、ガンダムEz8と最後の戦いに挑みます。

ちなみに、このときグフ・カスタムのバックパックから発射された信号弾の意味は「合流できず。ケルゲレン出航せよ」でした。

死闘の末、シローの駆るEz-8と交錯し、ビームサーベルがコクピットを両断する瞬間に、ノリスは「勝ったぞ…!!」と言い残し、ガンダムEz-8の背中越しに、最後のガンタンクを射撃し、破壊します。そもそもノリスは、アイナの想い人でもあるシローを討つ気は、初めからなかったのでした…。

シローは自分の身を守ることで精一杯で、ノリスとの一騎打ちには勝利したものの、戦術的には完全な敗北を喫すこととなります。命を捨てて目的を達成し、ジオンも連邦も関係なく、ひとりの軍人として一枚も二枚も上手だったノリスの散り様に、シローも「負けた…」と口にしています。

まさにノリスは、初代のグフパイロット『ランバ・ラル』に近いキャラクターであったと言えます。

与えられた任務を守ることができなかった08小隊でしたが、戦闘はまだ続いていました。

震える山 後編(0079年11月下旬)

頭上にアプサラスの姿を確認したシローは「みんな聞け、俺は軍を抜ける」と、08小隊のメンバーに自分の思いを告げ、アイナを止めるため仲間に背を向けます。その姿に銃口を向けるカレン機。このとき軍を指揮し、シローの離脱を予想していたライヤー大佐は、08小隊の隊員であるカレンに、シローが行動に出たときは射殺するよう命令していました。08小隊の間にかつてない緊張が走りますが、カレンはシローを撃つことがでず、その背中を見送ります。

一方のアイナは、ジムスナイパーの配備により脱出が困難となっていたケルゲレンのために連邦軍に休戦を提案しますが、それを疑問視するライヤー。アイナは、その疑問に答えるようにコックピットハッチを開けて、自分の身を敵にさらすのでした。その姿に、一瞬の隙をついて宇宙に向けて発進するケルゲレン。しかし、ライヤーはそんなアイナの行動に対し、ジムスナイパーに射撃命令を出し、ケルゲレンを撃墜させます。

「目を覚ませ!そして見ろ!これがお前の理想の生け贄なのか!?」と、兄ギニアスの言葉に煽られるようにして、怒りに任せアプサラスによる攻撃をおこなおうとするアイナでしたが、その時、目の前にシローの機体が現れます。その姿を見て、我に返ったアイナは、攻撃を続けようとするギニアスとアプサラスのコックピット内で対峙します。アイナの言葉を聞かず、妄執にとりつかれたギニアスは、実の妹に向かって銃を向けます。弾丸はアイナの胸を直撃し、彼女はコックピットハッチから落ちて宙に舞います。そして、それを救うシローのガンダムEz-8。幸い、弾はパイロットスーツを貫通しておらず、命拾いをしたアイナは、戦場でシローと3度目となる再会を果たすのでした。

連邦軍を殲滅しようとアプサラスを動かすギニアス。シローとアイナは、ギニアスを止めるため、共に生き残るために、全てを終わらせるための戦いに挑みます。ノリスとの戦いを乗り越え、すでに機体も身体も満身創痍でしたが、シローの乗るガンダムEz-8はアプサラスのコックピットに取り付き、破壊に成功します。しかし、このときアプサラスも同時にメガ粒子砲を放ち、ガンダムEz-8は大破し、アプサラスと共に山の火口に墜落し、爆発してしまいます。そして、アプサラスが放ったメガ粒子砲は連邦本部にまで届き、ライヤーたちを焼き払うのでした…。

その後、一年戦争はジオンの敗北によって終結を迎えます。しかし、火口へと落ちたシローはその後発見できず、戦没認定を受けることになります。戦争はこれにて終わりを迎えますが、08小隊の物語は、この後まだ少しだけ続くことになります…。

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