【2018年プロ野球順位予想】中日ドラゴンズは2018年シーズンも苦戦するのか?

【2018年プロ野球順位予想】中日ドラゴンズは2018年シーズンも苦戦するのか?

中日ドラゴンズの2017年シーズンの振り返り

2017年シーズンは、得点、失点、本塁打数、チーム打率、チーム防御率がすべてリーグ5位という結果に終わり、ペナントレースの順位がその通りになったシーズンでした。

かつての投手王国と呼ばれた中日ドラゴンズの姿はどこへ...

かつて投手王国と呼ばれた中日ドラゴンズの姿は見る影もなく、防御率は4点台に達し、二桁勝利を挙げた投手は一人もいませんでした。4月からローテーションを守ったのは39歳のバルデスくらい(8月下旬に登録抹消)で、大野 雄大、吉見 一起といった日本人のエース級投手が仕事ができなくては、中日に上位進出の芽はありませんでした。

中堅・ベテラン選手が活躍できなかった分、若手に数多くのチャンスが巡ってきましたが、出てくる投手がことごとく1軍の壁にはねのけられた印象です。育成のシステムを今一度見直す必要があるかもしれません。

野手陣も明るい材料が少ない...

いい結果が出ない

野手陣に関しては、大島洋平はいつも通りの活躍を見せ、またルーキーの京田 陽太も新人王争いに食い込むパフォーマンスを見せるといった明るい材料もありましたが、レギュラーとして固定されていたの選手は他にゲレーロと藤井 淳志くらいです。

森監督も語るように、故障者が続出し、50試合以上に出場した野手は実に16人を数えます。しかしその中でチャンスをものにできたのは、ルーキー京田 陽太ぐらいです。ルーキー京田 陽太がチーム最多出場では、この結果も頷けます。

中日ドラゴンズの2018年シーズン(来シーズン)の戦力分析!!

2017年中日ドラゴンズを去る選手は...

さて2018年は、今季35本塁打でキングの座を確実にしているゲレーロが、長期契約などより良い条件を求めて退団が濃厚となっています。またローテーションの柱だったバルデスも自由契約となり退団が確実で、投打の柱の助っ人2人が一気にいなくなることになります。

その他にも、中日ドラゴンズは、八木 智哉 投手、岩崎 達郎 内野手、武藤 祐太 投手、赤坂 和幸 外野手、古本 武尊 外野手、野村 亮介 投手の6選手が戦力外通告を通達しています。八木 智哉 投手は日本ハムファイターズで新人で12勝をあげる実績があり、現役続行を希望しているようです。

2018年シーズン 中日ドラゴンズはどうなる!?

2018年シーズンに期待できる選手は?

2018年に活躍が期待できる選手は、やはり京田 陽太です。2017年はチーム状況がありマークが厳しくなくある程度の成績を残せたという部分もあるかもしれませんが、2年目のジンクスをはねのけるだけの精神力を2017年の経験で取得できたのではないでしょうか。

低迷するチーム状況にも関わらず、チームで一番多く試合に出て、若者らしく一生懸命なプレーを常に見せました。何よりも大きいのは、一線級の相手と対戦する経験を1年目から数多く得られたことです。来季はもちろん相手も研究してくるでしょうが、逆に1年目の今季にあまり情報がない中で149安打と出場試合数以上の安打を放った打撃センスは誰もが認めるところでしょう。スランプがないと言われる足もあるので大崩れすることは考えにくいです。守備では14失策があったものの未来を背負う遊撃手として固定されることが濃厚ですので、さらに期待できます。

投手では小笠原 慎之介に期待できます。オフにウィンターリーグへの派遣も決まり、首脳陣にも期待されており、来季は3年目の正念場となるべき年です。今季5勝を挙げ、先発陣の中で一番高い奪三振率を誇った左腕には、若返るであろうローテーションの柱を担ってもらい、チームの活気を取り戻したいところです。

既存の戦力では、まだまだAクラス入ることは難しい...

2018年の中日ドラゴンズは、戦力がまだまだ足りません。まず故障者を出さずに年間通して戦うことが必須になるでしょう。絶対的レギュラーと言える存在は大島 洋平、京田 陽太、そして2年契約の2年目となるビシエドくらいです。そしてチームの中心とならなければならない平田 良介も実力的にはその位置にいますが、年間フルに活躍できたことがないだけにケガの回復具合によっては戦力となるかに疑問符が付きます。今の時点で中日ドラゴンズがAクラスに入りクライマックスシリーズに出場するには、総戦力で戦う必要があると言えるでしょう。

若手の台頭、新戦力の出現が必須

指導

そうなると今季経験を積ませてもらった若手の突き上げが必須となります。突き上げどころかレギュラーに割って入る大チャンスですから新戦力の出現は他球団より期待できると言えるでしょう。ただそのためには、育成システムを含めた、球団内部の改革も必要かもしれません。オフの期間で勝負が決まるかもしれません。

投手陣に関しては、まず投手コーチがシーズン中に変わるなど変化もあったので、来季も変更がありそうです。そのうえで、先発ローテーションに入る若手の台頭が不可欠です。現状を考えると、候補は大勢いますが実績が乏しく未知数な部分が大きいです。だからこそ大野 雄大が中心となり、若くなる投手陣を引っ張っていくリーダーシップも求められます。だが今季のように自身の成績が伴わないと、そこまで手が回らなくなり二の舞となる可能性も秘めていると思われます。

その他に、外国人選手の契約延長や新しい外国人選手の戦力の獲得が必須と言えるでしょう。2017年にチームの中心として活躍したゲレーロやバルデスを引き止め、もう1、2人の活躍できる助っ人を獲得することが来シーズンの飛躍への条件になります。

中日ドラゴンズの2017年シーズンはズバリ!

これらの考察により、中日ドラゴンズが上位に食い込むには、既存戦力が怪我なく活躍すること、若手の台頭および新戦力の出現、外国人選手の契約延長に獲得、こういった条件をすべて満たす必要があります。

しかし、すべて条件を満たすことは非常に難しいと言えます。そのため、総合的に判断すると2018年シーズンはBクラスが予想でき、条件を満たせなかったら今季を下回る最下位になる可能性も高いと言えるでしょう。

  • 2018年シーズン中日ドラゴンズがAクラスに入る条件はこれだ!
  • 既存戦力が怪我なく活躍すること!
  • 若手の台頭および新戦力の出現!
  • 外国人選手の契約延長!

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