【崖の上のポニョ】死後の世界?死後の世界ではない?都市伝説の人気投票!

【崖の上のポニョ】死後の世界?死後の世界ではない?都市伝説の人気投票!

「崖の上のポニョ」とは

崖の上のポニョ

2008年7月19日公開。宮崎駿の長編映画第10作。原作、脚本、監督全てが宮崎駿となる作品は第8作の「千と千尋の神隠し」以来の7年ぶりの作品となります。『人間が手で描く』というアニメーションの根源にこだわり、『手書き』で作画したため絵のタッチは素朴なものになりましたが、従来とは違う新しい表現方法が用いられており、とくに『海の波』の描写にはこだわったと言われています。また、興行収入は155億円、観客動員数1200万人以上という大ヒット作品となっています。

崖の上のポニョは死後の世界という都市伝説は本当か?

そんな「崖の上のポニョ」では、『死後の世界を描いた』という都市伝説があります。なぜそのような都市伝説がささやかれるようになったのでしょうか。「崖の上のポニョ」の話の構成は、オーソドックスな起承転結があるストーリーではなく、伏線をとくに張らずに勢いよく話が進んでいます。

そのため、天変地異がおこっても詳しく説明されることはなく、全体的に不明な点が多く残ったまま物語が完結します。その多くの不明点がファンの想像を膨らますことになり、様々な都市伝説がささやかれるようになりました。

そこで本記事では、死後の世界を描かれたと言われる理由を紹介し、最後に『【崖の上のポニョ】は死後の世界を表現していた?』というアンケートの結果を紹介します。

まだまだアンケート実施中なので、是非みなさんも意見を教えてください。

【崖の上のポニョ】は死後の世界を表現していた?のアンケート

死後の世界で、みんな死んでいる

魔法の世界で、みんな生きている

その他

【崖の上のポニョは死後の世界?】水害が起きたにもかかわらず、全員無事!?

津波で水没

街が完全水没、住民は全員生きているのはなぜ?

主人公「ポニョ」が、偶然「命の水」に海水を注いだことにより、強い魔力を得て激しい嵐を呼び起こし、津波に乗りながらもう一人の主人公「宗介」の前に現れます。ポニョが引き起こした津波の影響なのか、天変地異で地球と月が近くなった引力の影響で水面が上がったのかは、明らかになっておりませんが、宗介の街が水没するほどの水害の被害にあったにもかかわらず、街の住民が全員生きているように描かれています。

老人がなぜ走れるようになったのか?

さらには、老人ホームの車いすの老人たちの足が急に動くようになったり、水の中で呼吸ができるようになったりしています。宗介は不思議に思っていますが、「リサ(宗介の母)」は宗介に『今は不思議なことがいっぱい起きているけど、後で理解することができる』と諭しています。

これらの内容から次の2つの憶測ができ、都市伝説が生まれました。

  • 街の住民は死んでしまった
  • 老人やリサたちはそれを把握できている

実は住民が死んだことに気づいていないという都市伝説

つまり、街の住民は死んでしまい、三途の川を渡り『あの世』へ向かっていたということになります。宗介とポニョは三途の川を渡っている住民たちに出会ったことになります。しかし、住民たちは『死んだ』ことに気づいていなかったようです。一方で、老人ホームの老人やリサたちは「フジモト(ポニョの父)」や「グランマンマーレ(ポニョの母)」から説明を受けているため、自分たちが死んでしまったことを理解していたということになります。

【崖の上のポニョは死後の世界?】『あの世』と『この世』の境界が2回も表現されている!

宗介の父親「耕一」が明確に「あの世」というセリフがある

まず1つ目。宗介の父親「耕一」は、次のセリフを言っていました。

耕一のセリフ

船の墓場だ。あの世の扉が開いてしまったんだ

あの世の扉が開いて船の墓場が見えたため、船の墓場はあの世を指していることになります。つまり、耕一は『あの世』と『この世』の境界にいたことがわかります。

宮崎駿のトンネルは「異世界への道」であることが多い

2つ目。ポニョと宗介が老人ホームへ行くときに通ったトンネルがあります。宮崎駿の表現の仕方で、『トンネル』というのは不思議な世界へとつながる通り道として描かれることが非常に多く、「となりのトトロ」では「トトロ」の巣への通り道、「千と千尋の神隠し」では神様の街への通り道として描かれていました。つまり、「崖の上のポニョ」では「この世」と「あの世」の世界を結んでいると憶測でき、都市伝説が生まれました。

実際に『トンネル』をくぐった先では、ポニョは人間に戻ったり、歩けなかった老人たちが走り回れたり、水中で呼吸や会話ができたり。三途の川の先にあった『トンネル』をくぐって、完全に『あの世』へといったと考えることができます。

以上の2つが『死後の世界を描いた』といわれる大きな理由になります。

【崖の上のポニョは死後の世界?】音楽界の巨匠「久石譲」のインタビュー

スタジオジブリの音楽担当といえば久石譲です。その久石譲がインタビューでとても意味深なコメントを残しています。

久石譲のコメント

死後の世界、輪廻(りんね)、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている。でも、子供の目からは、冒険物語の一部として、自然に受け入れられる。この二重構造をどう音楽で表現するか。そこからが大変でした。

宮崎駿は大人に向けて『哲学テーマ』を投げかけていた?

通常、映画の音楽担当者は監督からどういった内容を音楽で表現したいのかを綿密に打ち合わせを行います。つまり、宮崎駿と打ち合わせをしたうえで「崖の上のポニョ」の音楽を作り上げています。

そして、子供には『自然に受け入れられる』、大人には『哲学的なテーマを投げかける』という二重構造を音楽で表現したといっているので、宮崎駿の裏テーマは『死後の世界、輪廻、魂の不滅などの哲学』であったことが裏付けられます。この事実より、「崖の上のポニョ」は『死後の世界』を表現したものである可能性が高まりました。

【崖の上のポニョは死後の世界?】ポニョの本名の秘密!

「ポニョ」という名前は、ポニョの両親がつけたものではありません。「宗介」がポニョを見て名付けました。実は「ブリュンヒルデ」がポニョの本名になり、ポニョの父親「フジモト」は本名でポニョのことを読んでいます。

ポニョは死神という意味が含まれている?

この「ブリュンヒルデ」というのは、北欧神話に出て来るワルキューレ(ヴァルキリー)の1人であり、戦いで死んだものをオーディンの神殿(ヴァルハラ)へ連れていく役割を担っています。ポニョの本名には、死者を連れていく役割、つまり『死神』に近い意味が含まれているため、『死後の世界』を描いていた可能性が高いとされています。

『【崖の上のポニョ】死後の世界?死後の世界ではない?』のまとめ

いかがでしたか?崖の上のポニョが死後の世界を描いているという都市伝説の理由を紹介しました。あなたは崖の上のポニョは、死後の世界だと思いますか?

宮崎駿作品が全て一つのボックスに?

実は宮崎駿監督の作品が1つのDVD・BLになっているって知っていました?マニアならぜひ検討してみてください!

お待ちかねの次のアンケートを取った結果を紹介します。

アンケート内容『【崖の上のポニョ】は死後の世界を表現していた?』

  1. 選択肢
  2. 死後の世界で、みんな死んでいる
  3. 魔法の世界で、みんな生きている
  4. その他

気になるアンケート結果はこちら!

【崖の上のポニョ】は死後の世界を表現していた?のアンケート

死後の世界で、みんな死んでいる

魔法の世界で、みんな生きている

その他

アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください。

【崖の上のポニョ】は死後の世界を表現していた?のアンケート

死後の世界で、みんな死んでいる

魔法の世界で、みんな生きている

その他

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