【2018年プロ野球順位予想】2018年こそ阪神タイガースは優勝できるのか?

【2018年プロ野球順位予想】2018年こそ阪神タイガースは優勝できるのか?

阪神タイガースの2017年シーズンの振り返り

「超変革」を掲げた金本政権の2年目、2017年シーズンの阪神タイガースは、2位でペナントレースを終了しました。

若手より中堅やベテランが意地を見せたシーズンに...

若手選手の育成と成長を目標に「超変革」を掲げ、2016年シーズンは若手選手の活躍が目立ちまさに「超変革」を体現しました。しかし、2017年はうって変わって若手が伸び悩んだシーズンになってしまいました。活躍が目立ったのは、俊介や大和、上本 博紀ら中堅選手。さらには、ベテラン鳥谷 敬やオリックス・バファローズからFAで加入したベテラン糸井 嘉男などが活躍しました。まさに中堅やベテランが意地を見せたシーズンになりました。

しかし若手の明るいニュースがなかったわけではありません。24歳の中谷 将大が自身初となる20号のホームランを放ったり、将来の4番候補の育成に結果を残したりもしました。結果だけ見れば2017年は若手が伸び悩みましたが、2018年こそは若手と中堅、ベテランとバランスのとれた打線になること間違いないでしょう。

中継ぎ、抑えのリリーフが充実!

ピッチャー

投手陣では、桑原 謙太朗、マテオ、ドリスらをはじめとする中継ぎ陣が安定した働きを見せました。その結果、プロ野球史上初めてとなる5人以上60試合登板も達成し、リリーフの層の厚さは12球団でも群を抜いていると言っていいでしょう。リリーフ陣は中堅選手が中心となっていたため、2018年シーズンも期待してよいでしょう。

阪神タイガースの2018年シーズン(来シーズン)の戦力分析!!

2017年阪神タイガースをさる選手は...

2017年シーズン終了を待たず、安藤 優也と狩野 恵輔が引退を表明しました。安藤 優也は、2008年から2010年までエースとして3年連続で開幕投手を務めたり、近年では中継ぎとして投手陣を支えてきたベテランです。経験豊富なベテランから若い投手たちは多くのことを吸収してきたでしょう。阪神一筋で頑張ってくれた投手のため、指導者として再びユニフォームに袖を通してほしいですね。狩野 恵輔も、2016年は代打の切り札として活躍したこともあり、惜しまれながらの引退となりました。レギュラーを掴んでは怪我してと、怪我に泣かされた選手でした。

2018年シーズン 阪神タイガースはどうなる!?

2018年シーズンの成長・活躍ができる選手は?

2018年の阪神タイガースは、金本政権3年目にして勝負の年となります。2018年シーズン活躍が楽しみなのは何といっても中谷 将大です。阪神ファンなら、今季20本ものホームランを放ったその打棒の更なる成長に期待してしまいます。

また打撃の成長と言えば、中堅選手ですが大和の活躍も目が離せません。シーズン前の2月の高知・安芸キャンプ中から取り組み始めた両打ち。俊足と華麗な守備で阪神タイガースに貢献してきましたが、29歳のシーズンでまさかのスイッチヒッターへの転向。誰もが疑問に感じましたが、結果これが奏功しました。大和がレギュラーに定着できない弱点とされていた打撃に大きな進化が見られ、2割8分の好成績を残すことに成功しました。二遊間をはじめ内外野どこでも超一流の守備力と持ち前の走力に、打撃が加わった大和は1流選手の仲間入りしたと言えるでしょう。2018年は開幕からレギュラーとしてグラウンドで躍動する大和の姿が見られるでしょう。今季国内FA権を取得した大和でしたが、球団は大和の残留に全力を注がなければいけないことは言うまでもありません。

守備走塁

投手陣の課題といえば...

投手陣を見ると、やはり先発投手の層の薄さ課題であります。2017年は、秋山 拓巳やメッセンジャーの活躍はあったものの、3番手以降が不甲斐ないシーズンとなりました。藤浪 晋太郎や、岩貞 祐太ら若い先発投手が復調を促すことと、若手の台頭もしくは外国人助っ人を先発に回すなど、先発投手陣のテコ入れが必要なことは明白です。

しかし中継ぎ、抑えのリリーフ陣は、2018年も磐石でしょう。とくに中継ぎの岩崎 優に期待したいところ。故障の多い選手ではありますが、シーズン終盤から中継ぎ陣の一角として安定したピッチングを披露し続けてくれています。投げる球も剛球と呼ぶに相応しく、三振を奪う場面が多く見られました。課題の制球力と怪我をしない体づくりを心掛け、2018年シーズンは登板過多気味である中継ぎ陣を休ませられるような働きを期待したいところです。

補強すべきポイント

やはり補強すべきポイントは先発投手です。今秋のドラフトで清宮 幸太郎(早稲田実業)の1位指名を公言してはいますが、2位以下で即戦力となる先発投手を指名したいところです。

またFA市場では西武、ロッテで活躍した涌井 秀章、日本ハムの増井 浩俊の動向に注目すべきと言えるでしょう。特に増増井 浩俊は先発・救援どちらもでき、阪神の補強ポイントにも合致します。補強できれば優勝へ大きく近づくことができるでしょう。

阪神タイガースの2017年シーズンはズバリ!

これを踏まえて、阪神タイガースの2018年シーズンの予想順位はずばり2位です。打撃陣、中継ぎ陣ともに大きな進化が見られたものの、広島東洋カープの野手陣には残念ながら遠く及びません。更に先発投手陣の課題を解決できない限り、戦力差は大きいように思えます。

優勝争いに加わる条件として、一塁手に強打の助っ人外国人を補強し、先発投手の補強や若手の台頭があれば、十分に広島東洋カープとも渡り合えるだけの戦力を整える可能性は残されていると言えるでしょう。

原口 文仁、北條 史也、髙山 俊ら若手選手の台頭が目立った超変革1年目。それに奮起し、中堅やベテランが意地を見せた2017年。チーム全体を見ても層の厚さは増してきています。超変革の総仕上げとなる2018年、若手、中堅、ベテランが融合し、個の力に頼らないチーム全体で勝つ野球が見れることを楽しみにしましょう。

  • 2018年シーズン阪神タイガースが優勝争いする条件はこれだ!
  • 先発投手陣の補強
  • 若手、中堅、ベテランの融合

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【2018年 プロ野球】セ・リーグを優勝するチームはどこだ?のアンケート

広島東洋カープ

阪神タイガース

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東京ヤクルトスワローズ

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