【世界にひとつのプレイブック】感動する洋画人気投票ランキング！どの作品が一番感動するのか！

「世界にひとつのプレイブック」は、共に愛する人を失った男女が、心に傷を負い、周囲とトラブルを起こしながらも、再生していく笑いの要素も入り混じったヒューマンドラマです。初めの方は少し理解し難い内容ですが、意味が分かってくれば様々な行動に共感でき一生懸命に生きる姿に泣けてきます。今回はそんな「世界にひとつのプレイブック」の魅力を紹介します！

また、洋画の中で一番感動する作品を皆さんの中で決めたいと思います。

アンケートを実施していますので皆さんもぜひ教えてください♪

「世界にひとつのプレイブック」は、2012年にカナダとアメリカで公開され、日本では2013年に公開されました。監督は、デヴィッド・O・ラッセルです。実は「世界にひとつのプレイブック」には、マシュー・クイックが書いた原作小説があり、それを元に脚本が描かれています。

!- 感動する洋画「世界にひとつのプレイブック」の出演者！ - ブラッドリー・クーパー - ジェニファー・ローレンス - ロバート・デ・ニーロ - ジャッキー・ウィーヴァー - ジュリア・スタイルズ - クリス・タッカー

共に愛する人を失った男女が、心に傷を負い、周囲とトラブルを起こしながらも、再生していく笑いの要素も入り混じったヒューマンドラマです。ちょっとおかしな男女二人の行動も、現代によくある「心のバランス」が崩れ、「病んでいる」状態だとわかれば、共感でき一生懸命に生きる姿に泣けてきます。

「世界にひとつのプレイブック」は、第85回アカデミー賞で、作品、監督、脚色、主演・助演男女という主要部門のほぼ全てでノミネートされた優秀作品です。そして、若手実力派女優のジェニファー・ローレンスが主演女優賞を受賞しました。さらに、第70回ゴールデングローブ賞でも、「世界にひとつのプレイブック」がノミネートされ、最優秀主演女優賞を受賞しました。

ブラッドリー・クーパーが演じるのは、高校の歴史教師だったパットです。

パットは、自宅で妻のニッキと同僚の教師との浮気現場に遭遇してしまいます。その場で浮気相手を暴行したことから、パットは全てを失ってしまいます。近所に住んでいたティファニー（ジェニファー・ローレンス）も、彼同様に事故により夫を亡くしておりましたが、もともと型破りな行動や発言をするような女性でした。すべてを失ったパットも心のバランスを崩してしまったため、周囲から見ると不思議な行動をしていました。この二人の出会いや行動が突飛で、まるでコメディーのような感じなので、最初は笑ってしまうようなシーンが多いのが印象的です。

また、パットは元妻の友人であるティファニー姉妹を通じて手紙を渡してもらおうと考え、元妻との連絡の橋渡しを条件に、パットはティファニーと社交ダンスの特訓を始め、お互い人生での何かを取り戻すためにダンスコンテストに出ることを決めます。なぜかティファニーからの申し入れで、勝手にパットをパートナーに選びます。

周囲から浮きまくりの痛い二人のダンスは本当にうまくいくのでしょうか？

でも、最後まで見ると期待を裏切ることなく、しっかり泣ける展開になっています。

パットは、妻の浮気が原因で心に傷を負ってしまいます。その原因となる生々しいシーンに悩まされつつも、いつか妻とよりを戻すために、妻ニッキのことで頭がいっぱいです。それなのに、現実は仕事も家もありません。両親と共に実家暮らしです。

毎日のように騒ぎを起こしたり、ゴミ袋をかぶって近所を走り回る奇行が増えていました。

そして、ティファニーは、事故で夫を亡くしており、パット同様に傷を抱えていました。見た目は可愛らしいティファニーですが、発言が過激で、行動もパット同様に突飛なものばかりです。性依存症ともいえる症状を持ち、トラブルのため仕事もなくなっていました。

この二人が突然出会いました。元妻ニッキの友人の妹だったんです。周囲がびっくりするぐらいのトラブルや騒ぎを起こしつつ、少しずつ惹かれあう姿に共感を覚える方もいるはずです。ティファニーは、ダンスコンテストの相手に初心者のパットを選び、練習も覚束ない中で少しずつ症状が回復し、打ち解けあいます。

ティファニーは、アメフトの賭けで全財産を失ったパットの父親のために、ダンスコンテストの得点を賭ける博打に打ってでました。ダンスコンテストの当日、二人のダンスは、今まで以上に息が合っていましたが、なぜか失笑を買う始末。それでも博打に勝つことができ、パットと父親も大喜び、その後、接近停止されていた元妻のニッキに会話をしました。

ティファニーは、それを見て外に飛び出します。元妻ニッキに耳元でささやくパット。その後、パットの父親(ロバート・デ・ニーロ)は、ティファニーを追うように言います。

チャンスを逃さないように。

父親との仲直り、元妻との再会と未練をふっきり、パットとティファニーはやっとお互いの心が通うようになり、ハッピーエンドを迎えます。

感動する洋画「世界にひとつのプレイブック」の名場面、名シーン、名言

何やら不思議な男女二人で、最初はチグハグ。何をやってもトラブルが多い二人で、映画を見ていると、絶対にくっつかないような男女に見えます。それに、パットもティファニーも、やることがハチャメチャで大騒ぎを起こすことばかりです。

でもパットは妻への未練を断ち切れず、パットが妻ニッキに宛てた手紙をティファニーに渡してもらう作戦を思いついたり、ティファニーに向く事はありません。しかしティファニーは、「ダンスコンテストの相棒になってくれ」とパットに愛情を向けることになります。

そう、まるで中高生のぎこちない恋愛のようです。

心が疲れ切った二人は、まるで子供のような無邪気さ。見た目イケメン、美女の二人が子供みたいな付き合いをはじめ、最後はしっかりと大人に戻り、しっとりとした恋愛で終わっていきます。

全体的にコメディタッチでありながら、最後は、手抜かりないパットの作戦がビシっと決まり、感動して泣ける映画で終わります。ラストは、ゴミ袋を被っていたイケメン、性依存症の美女とは思えない素敵な二人になっています。

ダンスをしている二人も素敵ですが、ダンスコンテストがうまくいき、パットが飛び出したティファニーを追い駆けて行くシーンは、鳥肌ものです。一つ一つの言葉をしっかりと噛みしめれば、何度観ても泣けるシーンだと思います。

キャスティングでは、当初、ラッセル監督は、ローレンスがこの役に適しているとは考えておらず、形式的なオーディションをしました。監督は、ローレンス（撮影時21歳）はクーパー（37歳）の相手役としては若すぎるのでは？と考えていたそうです。

いかがでしたでしょうか。世界にひとつのプレイブックは人の悲しみから再生する様を描いたヒューマンドラマで少しずつ共感をし最後には泣いてしまうような作品となっています。ノミネートされた優秀洋画作品ですのでぜひみてください！

今すぐみたい方はamazonで購入できるみたいですので、購入をお勧めします。