「いかなごのくぎ煮」はご飯がとまらない美味しさ!~兵庫県 名物/お土産~

「いかなごのくぎ煮」はご飯がとまらない美味しさ!~兵庫県 名物/お土産~

皆さん、兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」をご存知ですか?

「いかなごのくぎ煮」は、水揚げされたイカナゴの幼魚を醤油やみりん、砂糖、山椒、生姜などで煮込んだものです。イカナゴが煮込まれて茶色くなり、折れた釘に似ていることから、釘煮と呼ばれています。イカナゴに染み込んだ醤油の香ばしさ、生姜の風味に、ご飯が進む絶品名物で、イカナゴが取れる春先によく食べられます。「いかなごのくぎ煮」は保存もきくため、兵庫県の神戸や明石、淡路島、また空港などでもお土産としても良く売られていますが、もちろん楽天やAmazonなどの通販で購入することもできます。そこで今回は、兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」の魅力を紹介します。

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」が、人気がある理由!

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」は、鮮度が良いイカナゴで作られている!

「いかなごのくぎ煮」にとって、一番重要なことはイカナゴの鮮度です。イカナゴは痛みやすい魚のため、浜揚げされてから数時間で鮮度が落ちてしまうほどです。そのためイカナゴの漁には、イカナゴを網で漁獲する船と、漁獲されたイカナゴを港まで運ぶ運搬船の2隻で行っています。そんな鮮度を良い状態で、漁獲されたイカナゴが「いかなごのくぎ煮」となるため、美味しいに決まっています。

ちなみに「いかなごのくぎ煮」にすることで、保存期間がきくようになり、一年を通して美味しい兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」を味わうことができます。

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」の美味しさは、その折れ曲がり具合でわかる!

イカナゴは細長い魚です。その胴体が煮込まれることにより折れ曲がり、折れた釘のように見えることから、『釘煮』と呼ばれるようになりました。

「いかなごのくぎ煮」の味は、実はその折れ曲がり具合でわかるといわれています。イカナゴが折れ曲がるのは、新鮮なイカナゴの身が瞬間的に引き締まった証拠なのです。そのためしっかりと折れ曲がっている「いかなごのくぎ煮」は、より新鮮なイカナゴで料理されたものということがわかります。

そんな新鮮でイキの良い身の引き締まったイカナゴで料理された「いかなごのくぎ煮」は、味良く食感も良い美味しい料理となるのです。

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」は、香り・風味がたまらない!

兵庫県の阪神地区、播磨地区では、春先になると町のあちらこちらからイカナゴを炊く醤油の香りがしてくるため、『イカナゴの香りが春の訪れを告げる』といわれています。兵庫県の阪神地区、播磨地区の春の風物詩となっており、その人気ぶりはローカルニュースで取り上げられるほどです。それほど「いかなごのくぎ煮」は香りが良く、実際に食べると、口の中が醤油の香ばしさ、生姜や山椒の風味が広がり、食欲がわいてくる食べ物なのです。

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」のトリビア・美味しい食べ方!

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」は、各家庭でまったく異なる味!

「いかなごのくぎ煮」は、昔はイカナゴが漁獲される兵庫県の各漁港で作られていた郷土料理でした。そんな「いかなごのくぎ煮」の良いところ研究し、造り方を統一したのが神戸市の漁業組合の女性の方々といわれており、地元の美味しい郷土料理を広めようと努力したそうです。その結果、観光客のお土産として人気が生じ、阪神地区、播磨地区の名物となりました。

美味しい「いかなごのくぎ煮」の作り方!

美味しい「いかなごのくぎ煮」を作るには、なんといっても鮮度が命です。昼過ぎに店頭に並ぶと、新鮮なイカナゴを求めて人々が集まります。その日に水揚げされたイカナゴをその日のうちに炊き上げることが一番のミソとっていいでしょう。火加減を絶妙に調節し、たれが丁度なくなるくらいの程よい加減を見極めることでより味わい深いくぎ煮になります。

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」には、専用配達便がある!

痛みやすいイカナゴは生の状態で送ることができません。そのため「いかなごのくぎ煮」にして、販売し送る必要があります。「いかなごのくぎ煮」が旬な春先は関西の需要にこたえるため、ゆうパックや宅配サービスの配達には、この時期ならではの『イカナゴのくぎ煮便』が登場します。日本郵便は、レターパックに入るくぎ煮専用プラスチック容器とセットで販売を行っており、ヤマト運輸でも、専用ボックスを提供しているほどです。兵庫県の阪神地区、播磨地区では、郵便局はお正月に続いてイカナゴの収穫時期が繁忙期だと言われています。

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」の美味しい食べ方!

「いかなごのくぎ煮」はとにかくご飯が進みます。そのためベタではありますが、炊き立てのご飯に、醤油や生姜、山椒の香り・風味のきいた「いかなごのくぎ煮」を乗せて食べるおいしさは格別です。まずはこのベタな食べ方を堪能していただきたいです。

次に試していただきたいのは、料理のアクセントとして利用することです。しっかりと味が付いた「いかなごのくぎ煮」だからこそ、調味料&ちょっとした食感の付け加えのような役割を担ってくれます。たとえば、「玉子巻」、「くぎ煮入りコロッケ」、「くぎ煮の玉子とマヨ炒め」、「くぎ煮トースト」などさまざまな料理に「いかなごのくぎ煮」を加えると、料理に深みと風味を加えてくれるでしょう。

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」

兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」のまとめ

いかがでしたでしょうか。兵庫県の名物「いかなごのくぎ煮」の魅力が少しでも伝わったらと思います。

口の中が醤油の香ばしさ、生姜や山椒の風味が広がり、新鮮なイカナゴの食感を楽しむことができる「いかなごのくぎ煮」は、兵庫県の阪神地区、播磨地区の大人気郷土料理です。その美味しさから関西で絶大な人気を誇り、旬の春先は「いかなごのくぎ煮」のお取り寄せがとまらないほどです。関西のお土産として、空港やお土産屋で購入することもできますが、今では楽天やAmazonなどの通販で購入することもできます。ご飯が進むこの兵庫県の名物を一度ご家庭で試してみてはいかがでしょうか。

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2018-11-01 15:40:05
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BatQue

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