
イチロー3000本安打達成!生涯安打数は何本と思うか人気投票実施中!
2016年6月に世界最多安打更新、8月にメジャーリーグ通算3000本安打を達成したイチロー選手ですが、今後も現役続行の意思を示しており、いったいどこまでヒット数を伸ばすことができるのでしょうか。
デビューからこれまでのイチローの実績
日本のプロ野球(NPB)でのイチローの通算成績は、1992年から2000年までの9年間で1278本のヒットを積み重ねています。実際にレギュラー定着したのは3年目以降であり、レギュラー定着後は1年あたり170本を超えるペースでヒットを量産し、7年連続で首位打者という記録を残しています。
27歳の年にアメリカに渡ってからは、2001年から2015年までにメジャー(MLB)通算2935本のヒットを積み重ね、2016年6月に日米通算安打数(メジャーと日本プロ野球の通算安打)で4257安打を達成し、世界最多安打記録を塗り替えました。さらに2016年8月に史上30人目のメジャー通算3000本を達成し、メジャー殿堂入り確実視されています。

様々な記録を塗り替えるたびにイチローは「通過点」という言葉を口にしています。日米通算安打数が世界記録を上回ったときでさえ、通過点と答えています。そんなイチローの目標とは一体なんなのでしょうか。それはイチロー自身しかわからないことですが、そのヒントはよく口にしてます。イチローが唯一将来について口にしていること、最近よく聞かれるワード「50歳まで現役」です。
イチローの目指すヒット数は?どこまで記録を伸ばせるのか?
イチローが目指すはメジャー通算安打を伸ばすことなのか、日米通算安打数を伸ばすことなのか、イチローに聞かないとわかりませんし、おそらくイチローが答えることはないでしょう。
イチローの日米通算安打数が世界記録の4256本を上回ったとき、「日米通算だろ」とか、「メジャーの記録ではない」などというような意見が多く言われました。それはそうです。比べようがありません。アメリカ人はメジャーリーグが唯一無二、日本人はイチローが20歳で海を渡っていたら、などと双方が言うに決まっています。けれどそんなことはこの際どうだってよく、生涯4257安打以上ヒット打っている選手はイチローしかいない事実は誰も否定できません。そんなイチローにはまだまだヒットを量産し続けてほしいと思っている人がほとんどです。
イチローの年齢を考えたとき、ピート・ローズのメジャー通算4256安打を抜くことはかなり難しくあります。それであれば日米通算安打数の「世界記録」がどこまで伸びるかを考えたほうがよほど楽しいです。今わかるイチローの唯一の目標、「50歳まで現役」の場合、一体生涯で何本ヒットを打てるのでしょうか。
42歳で4300本のイチロー、では50歳で何本ヒットを打てるのか?
43歳からの7年間レギュラーとして過ごすかサブとして過ごすかで、通算安打数が大きく変わってきます。もちろんレギュラーとして毎シーズン500打席以上立つことができる場合、残り約700本強の生涯安打数5000本安打はかなり現実的な数値になります。しかしながら若手により多くチャンスを与える傾向のあるメジャーで、そもそも40歳を超えたイチローをレギュラー扱いしてくれる球団はあるのでしょうか?
残念ながらレギュラーは愚か、サブとしてでも契約してくれるのは2016年所属しているマーリンズくらいなのが現実です。仮に50歳までマーリンズに所属できたとしても、ほとんどが現在と変わらないサブ的な役割を与えられることが予想でき、その場合5000本は遠く、4500本あたりが現実的なのです。
イチローは引退するまで、日米通算何本のヒットを打つことができるのか?のアンケート
4400本
4500本
4600本
4800本
5000本以上
しかしながらイチローにはレギュラー契約を結んでくれる道は残されています。それは日本球界への復帰です。日本の野手が打者としてメジャーで通用している選手などほとんどありません。日本では3割を常に残していたあの青木でさえ2割後半の成績を残すのがやっとである中、イチローは2016年8月時点でメジャーで3割以上の打率を残しています。
つまり、2016年の成績を見る限り、イチローの実力は日本のプロ野球で十分な成績を残せるのではないでしょうか。さらにイチローの知名度、人気があればそれだけで観客動員数の増加が見込め、商業的な面だけ見ても契約をしてくれる球団はたくさんあると想定できます。