【ルーム】感動する洋画人気投票ランキング！どの作品が一番感動するのか！

洋画「ルーム」は、アカデミー賞受賞作洋画でもある静かに深く感動させられる洋画です。洋画好きな方なら、洋画「ルーム」を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか？監禁された主人公の物語なので、ホラー洋画と勘違いされている方も多い様です。

しかし、洋画「ルーム」はホラー洋画ではなく、家族の葛藤を描く、深い物語なのです。今回は、洋画「ルーム」の魅力や見どころについてご紹介します。

また、BatQue（バトクエ）では、感動する洋画のアンケートを実施していますので皆さんもぜひ教えてください♪

ジャックのママである主人公ジョイは10代の頃に誘拐され、7年も天窓しかない小部屋に監禁されていました。彼女の唯一の心の支えは、その部屋で生まれ育った息子のジャックでした。

ジャックが5歳になったとき、「ママの名前はジョイ、この『部屋』の外には本当の世界があるの」と主人公のジョイは何も知らないジャックに打ち明けます。ある日、誘拐犯と口論になったことから、主人公ジョイは部屋からの脱出を決心し、ジャックとともに決死の脱出を図るというストーリーです。

洋画「ルーム」は、エマ・ドナヒューの小説「部屋」が原作となっています。この小説は欧米で起こった実際の事件をもとに描かれており、また、原作者のエマ・ドナヒューは、洋画の脚本も担当していることで有名です。主人公ジョイを演じたブリー・ラーソンは、この洋画で主演女優賞を受賞しました。また、作品賞、監督賞、脚色賞にもノミネートされ、批評家・観客の双方から高い評価を得ています。

映画の大部分は、監禁された主人公が脱出するまでの攻防をメインに描いていますが、洋画「ルーム」は監禁されている間のサスペンスと、脱出できたあと、トラウマや失われた時間と向き合い、社会に復帰していこうとする物語の2部構成になっています。

さらに、洋画「ルーム」では脱出したあとの主人公ジョイのほうが、不幸に見えるような描かれ方もリアルになっています。息子のジャックにだけ、たくさんの手紙やプレゼントが届きますが、主人公ジョイの元に友人などが訪れるようなことはありません。また、今後の生活費のためにメディアに露出するなど、かなりリアリティのある描写になっています。「今はドキュメンタリーを見ているんだっけ？」と錯覚してしまってもおかしくはないでしょう。

また、洋画「ルーム」は全編を通して、映像がとても美しいことも魅力の一つでもあります。本来はかなりヘビーなストーリーですが、きれいな映像のため、そこまで陰湿にならず、家族の物語としてみる事ができます。

洋画「ルーム」のみどころは、なんといってもジャックを演じるジェイコブ・トレンドレイのみずみずしい演技です。

ジェイコブ・トレンドレイの名演をみた洋画界の関係者からは、「ジェイコブ・トレンドレイもアカデミー賞にノミネートされるべき！」という声が次々と上がりました。また、そのビジュアルの可愛らしさが、下手をすると、思いっきりサスペンスになってしまう様な洋画を、ジェイコブ・トレンドレイの可愛らしさで中和してくれています。

また、洋画「ルーム」のもう一つの見どころはジャックの成長していく姿です。最初はママのジョイにひっついて、外の世界に戸惑うばかりで、「部屋に戻りたい！」と言ってはジョイを困らせる事もありました。しかし次第に、ばあば（ナンシー）とその恋人ジョーに大切にされて新しい世界になじんでいき、近所の友達ができて外で遊ぶようになったり、知人のこどもの成長を見守っているような気持ちになっていきます。

終盤では、精神のバランスを崩した主人公ジョイが自殺未遂をして入院することになります。そこでジャックは、力が宿っていると信じていた長い髪を、お守りにするため切ることを決めたシーンは、感動のシーンの一つです。髪を切ってくれているばあば（ナンシー）に対してふいに出た「ばぁば大好き」の言葉は、ここまで見てきた家族の交流から出たこの言葉に、おもわず涙腺が崩壊してしまいます。

いかがでしたでしょうか。感動する洋画「ルーム」は、エマ・ドナヒューの小説「部屋」が原作で実際の事件がもととなっている作品です。涙腺が思わず崩壊するほど感動する洋画ですのでまだ見ていない方はぜひご覧になってください！