【トゥルー・ロマンス】感動する洋画人気投票ランキング！どの作品が一番感動するのか！

愛に溺れる若い二人を描いた洋画「トゥルー・ロマンス」。ドラッグ、銃、コールガール（娼婦）、暴力などが当たり前の当時のアメリカの闇社会で、若い男女が突然結婚し逃避行が始まります。ラストはハッピーエンドになっていますが、そこに至るまでの様々なエピソードが話題となった、当時（1993年）のヒット作のため、一度は観て欲しいおすすめの洋画です。

今回は、洋画「トゥルー・ロマンス」の魅力や見どころについてご紹介します。

また、BatQue（バトクエ）では、感動する洋画のアンケートを実施していますので皆さんもぜひ教えてください♪

洋画「トゥルー・ロマンス」は、監督や脇役も後に著名となる素晴らしい人々が制作に関わっています。脚本は「パルプ・フィクション」で有名なクエンティン・タランティーノ、また「トップガン」をヒットさせていたトニー・スコットが監督です。

洋画「トゥルー・ロマンス」の主人公であるカップルは、クリスチャン・スレイターとパトリシア・アークエットが見事に演じました。若いけれど、情熱的な二人。すぐに意気投合しますが、運命的な出会いとはこのようなことを言うのかもしれません。突然恋に落ち、結婚した後、生死を賭けたギャンブルのような壮絶な逃避行が始まります。

父親役には『イージー★ライダー』役のデニス・ホッパーや友達の家に居候する『セブン』役のブラット・ピット、麻薬の取引をする役名ビッグ・ドンのサミュエル・L・ジャクソン、彼女のヒモで麻薬の売人には役名ドレクスル・スパイビのゲイリーオールドマンなど、まだ無名だった俳優や当時のハリウッドスターも多数登場しているので、見返してみるのも新たな発見があり、おすすめの洋画です。

洋画「トゥルー・ロマンス」は、壮絶なシーンが多数あり、卑猥な言葉や暴力的なシーンも多数あった問題作でしたが、最後に二人が幸せを掴むシーンに脚本が差し替えられるエピソードもあり、大変共感できるため感動する魅力的な洋画になっています。

恋や愛が始まって全てがガラリと変わることってないでしょうか？

洋画「トゥルー・ロマンス」は、クラレンス（クリスチャン・スレイター）と、勤務先の店長が誕生日祝いに差し向けたコールガール、アラバマ（パトリシア・アークエット）が、突然恋に落ち結婚してしまうところから始まります。

絵に描いたような出会いではありますが、相手はコールガール。クラレンスは助言者エルヴィスの信者で、アラバマたちコールガールに対し裏社会の人間のドレクセルが暴力を振るっている話を聞き助言者エルヴィスの「殺せ」という幻覚を見てしまいました。クラレンスはアラバマには内緒でドレクセルを殺してしまいます。そこからジェットコースターのような人生に変わってしまいます。大量の麻薬を得た二人は、人生の賭けに出ます。洋画「トゥルー・ロマンス」は、暴力、そして、多くの人が死んでしまう悲しい物語ではありますが、クラレンスとアラバマは最後に生き残ることができます。

洋画「トゥルー・ロマンス」は、恋愛経験があまりない若い男女の恋愛を描いています。

警察、FBI、マフィアを敵に回し、親父も殺されてしまい、アラバマにも殺し屋が襲い掛かります。命をかけて、お互いを救おうとする若い二人のシーンにハラハラドキドキします。ハリウッドの大物プロデューサー「リー」とのコカイン取引のシーンは、見事なハッタリでおすすめです。クラレンス、アラバマ、取引相手の「リー」、そして警察に寝返ったエリオットの駆け引きやハッタリが見どころなシーンとなっております。その後の銃撃戦は、迫力があり、またその結末が見物です。

洋画「トゥルー・ロマンス」は、ディレクターズカット版もあり、今日本で見られるものは時間が1分だけ長くなっています。

何よりもクエンティンタランティーノの脚本とは違ったトニー・スコットの考えたラストにより、全く印象の違う洋画として完成したのではないでしょうか？

洋画「トゥルー・ロマンス」のエンディングは、本来脚本では2人とも死ぬ設定でした。監督のトニー・スコットがどうしてもハッピーエンドで終わりたいという希望から急遽脚本を変更したそうです。

脚本変更によりタランティーノが、脚本の権利を返却させようとしましたが、既に撮影に入っていたのでそのまま制作されました。主役のクリスチャン・スレーターが「クラレンスを殺さないでくれ」タランティーノに直談判して説得したエピソードが残っています。

愛し合う男女の危険な逃避行というテーマは、1973年公開のテレンス・マリック監督作「地獄の逃避行」へのオマージュです。

いかがでしたでしょうか。感動する洋画「トゥルー・ロマンス」は、男女間の愛と逃避行を描いた作品です。暴力的なシーンが多く問題になった作品ですが、シーンの差し替えなどがあり万人ウケする洋画となっています。まだ見ていない方はぜひご覧になってください！