「ブルーバレンタイン」感動する洋画人気投票ランキング！どの作品が一番感動するのか！

洋画「ブルーバレンタイン」は、運命と信じた一組のカップルの出会いから結末までを過去と現在を交差させて展開していく、私たち誰もが経験するかもしれない恋愛を描いた作品です。

洋画「ブルーバレンタイン」は、2010年にアメリカで公開され、主演は、「きみに読む物語」のライアン・ゴズリングと「ブロークバック・マウンテン」のミシェル・ウィリアムズです。主演のライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズは、第68回ゴールデングローブ賞にノミネートされました。

今回は、そんな運命的な恋愛を展開する洋画「ブルーバレンタイン」の魅力や見どころについてご紹介します。

また、BatQue（バトクエ）では、感動する洋画のアンケートを実施していますので皆さんもぜひ教えてください♪

洋画「ブルーバレンタイン」の物語は、ライアン演じるディーンが娘に起こされるところから始まります。飼っている犬がいなくなったという娘を抱き抱えて、辺りを見渡しますが見当たらない…。まだ寝ている奥さんを起こし、日常が始まります。

高校を中退して、職を転々とし、引越しの仕事をしていたディーン。ある日、老人ホームへ引越しの荷物を届けた時に、向かいの部屋にいたミシェル・ウィリアムズ演じるシンディを見かけます。医者を目指し、医学生として勉強していたシンディ。当時、彼女には恋人がいました。

しかし、ディーンは、一目で恋に落ちます。「チャンスが欲しい」と裏書した名刺を渡し、彼女からの連絡を待ち続けます。ディーンは、同僚に、シンディについてこう話します。「考えないようにしても、考えてしまう・・・。前に会ったことがある気がするんだ」しかし、年配の同僚から、「錯覚だよ」と促されます。それでもなんとか彼女に会いたい一心で、ディーンは、引越しの荷物に残っていたネックレスを届けに老人ホームへ行きます。その帰り、偶然バスに乗り合わせたシンディを見つけます。

医者を目指し将来に希望を持っていたシンディ。若く、夢に溢れて、自分がいつか年をとると想像もできないディーン。優しく、全身で愛情を感じさせるディーンに次第にシンディは惹かれていきます。しかし、シンディは自分が妊娠したことを知ります。別れた男の子供でした。

洋画「ブルーバレンタイン」のストーリーは、そんな複雑な恋の物語を現在と過去を織り交ぜて進んでいきます。ですので、しっかりと内容を理解していかないと少し難しい作品かもしれません。

洋画「ブルーバレンタイン」は、男性と女性で感想が分かれるかもしれません。若々しかったディーンは太り、たるんだ体で、酒浸り。頭も禿げた中年男性になってしまいます。

そして、子育てと仕事に追われるシンディも生活に疲れて、無表情。洋画「ブルーバレンタイン」のこのシーンは考えさせられます。恋愛と結婚は、私たちにとって永遠のテーマのように思います。そんな永遠のテーマを与えてくれるところも洋画「ブルーバレンタイン」の魅力の一つと言えるでしょう。

劇中では、冷めきった夫婦生活と、出会ったばかりの幸せな場面が交互に映し出されて心を締め付けます。子供を産む決意をし、家族になろうと言ったディーン。一目で恋に落ちた男とその愛を受け入れることを決めた女の結末はあまりにも切ないものでした。

洋画「ブルーバレンタイン」のおすすめの見方は、シンディー、ディーンのどちらかの立ち位置になって見ることです。妻であるシンディーの立ち位置でストーリーを見ると少しアル中気味のディーンに対して少し嫌な気持ちになりますが、夫婦生活で苦労する点など共感できる部分が多くすんなりと感情移入することができます。夫であるディーンの立ち位置でストーリを見るとまた違った感情が出てきます。シンディーから何の報告もなしにいきなり「もう限界」と言われるためとても切ない気持ちにはなりますが、リアルな夫婦を描いている作品になっているのではないでしょうか？

いかがでしたでしょうか？洋画「ブルーバレンタイン」は運命と信じたカップルの出会いから最終的な別れを描いた作品となっています。客観的な立ち位置で見るとお互いの気持ちを理解することができますが、リアルであればそんなこと分かりません。夫が少しだらしない夫婦で一緒に見てみると、夫が公正してくれると思いますのでぜひ一度見てみてください！