【海の上のピアニスト】感動する洋画人気投票ランキング！どの作品が一番感動するのか！

洋画「海の上のピアニスト」は、「海の上のピアニスト」は、のジュゼッペ・トルナトーレ監督の代表作です。そして、主演を演じた俳優ティム・ロスの出世作にもなっています。「海の上のピアニスト」は、是非、泣きたい時に見てもらいたい作品です。その感傷は役者たちの華麗な演技によって嗚咽に変わることでしょう。

今回は、そんな洋画「海の上のピアニスト」の魅力や見どころについてご紹介します。

また、BatQue（バトクエ）では、感動する洋画のアンケートを実施していますので皆さんもぜひ教えてください♪

洋画「海の上のピアニスト」の冒頭では、主人公の相棒、マックス・トゥルーニーがトランペットを売るシーンから始まります。マックスが「最後に弾かせてくれ」と言って弾いた曲が、店主が持っていた割れたレコードと同じ曲でした。そのピアニストを訊ねられ、「どうせ信じない」とマックスは言いつつもその悲しきストーリーを語りだします。ピアノの上に捨てられた赤ん坊の話……。

主人公のダニー・ブードマン・T.D.レモン・1900（以下1900）は海の上で育ちました。外の世界を知らずに船の中だけで一生を過ごします。父親ダニー・ブードマンが不慮の事故で死に、その葬式で流れていたピアノに感銘を受け、音楽の道に入ります。時は経ち青年になり、めきめきと頭角を現していきました。噂を聞き対決に訪れた有名なピアニスト、ジェリー・ロール・モートンを、鍵盤で煙草の火が点くぐらいの連打で打ち負かします。その後、レコード会社が1900のピアノを世に広めようとやってくるが、偶然にも窓の向こうの女性に一目惚れし、レコード会社との契約を破棄してしまいます。彼女にレコードをなんとか渡そうとするが声をかけられず、彼女が船を降りる時が来てしまいます。1900も船を降りる事を決意するのですが、途中で翻し船に戻ります。そしてレコードを割ってゴミ箱に捨ててしまいます。

月日が経ち、マックストゥルーニーが解体前の船に訪れると、身を隠していた1900が現れます。1900の「船に残り続ける」という強い意思に負け、マックスは船から降ります。そして船は爆破されてしまいます。

洋画「海の上のピアニスト」の魅力と言えば俳優ティム・ロスの『パルプ・フィクション』から続くコミカルにして迫力のある演技でしょう。彼の役者柄はいつも迫真的な演技を要されるのですが、なんなくこなすように動じません。

洋画「海の上のピアニスト」ではプルイット・テイラー・ヴィンス演じる、相棒マックス・トゥルーニーとの奇想天外で愉快な出会いや、淡い悲しみを含んだ一目惚れや、最後の船の爆破シーンには感服でした。

結末には洋画の終わりや物語の終わりを感じさせてくれます。人生の全てが詰まった「海の上のピアニスト」はとても美しく、物悲しい寓話的物語です。洋画音楽の作曲家、エンニオ・モリコーネの緻密で素晴らしい音楽たちも「海の上のピアニスト」の魅力の一つです。

感動する洋画「海の上のピアニスト」の名場面・名シーン

洋画「海の上のピアニスト」の名場面としては、トランペット吹きのマックス・トゥルーニーとの邂逅が面白く、なんと嵐で横に傾く船の中、マックスが地に這いずりながらも二人は友情を結ぶ場面です。

ピアニストとの対決も「海の上のピアニスト」の名シーンの一つです。交互にピアノの椅子に座り演奏するのですが、1900は適当に弾いてしまいます。相手は怒り、ふんぞり返りますが1900は何食わぬ顔で本気を出すのですが……そこも見どころの一つです。観客の唖然とした顔の演技にも注目です。そして、最後の爆破前の二人の会話。「地上が怖いんだ」という1900の吐露にマックスが優しく諭すシーンは感動的です。

作曲家、エンニオ・モリコーネは最近の洋画『ヘイトフル・エイト』でアカデミー賞作曲賞を受賞しています。

2018年3月現在も活躍しているジュゼッペ・トルナトーレ監督が言うに、この作品は寓話を目指したそうです。イソップ物語みたいな、教訓のある現実的ではない話。

「戦場のピアニスト」は実話でしたが、こちらとは何の関係もありません。洋画とは実話か創作かは関係なく、そこに人の心に刺さる物があるなら素晴らしい作品なのだと思います。

いかがでしたでしょうか？洋画「海の上のピアニスト」は、その名も通り海の上での演奏にまつわる物悲しい作品です。アカデミー賞を受賞した作曲家のエンニオ・モリコーネが携わった作品ですので、ぜひ一度ご覧になってください！