【長野県のお土産・名物】「山賊焼き」は唐揚げとはまったく違う!?塩尻と松本の地元民が語る山賊焼きの魅力とは!
皆さん、長野県の名物「山賊焼き」をご存知でしょうか?
「山賊焼き」は、鶏のもも肉や胸肉をニンニクや玉ねぎなどを効かせた醤油ダレに漬け込み、片栗粉をつけて揚げた長野県中信地方(松本市・塩尻市)の郷土料理です。今では長野県以外でも、スーパーや惣菜屋で見かけるようになりました。見た目や味は唐揚げや竜田揚げに似ているため、なにが違うのか説明できる人は少ないのではないでしょうか。しかし「山賊焼き」の発祥地である長野県中信地方(松本市・塩尻市)の方々からすると『ぜんぜん違う』と口をそろえて言うでしょう。それもそのはずで、「山賊焼き」が唐揚げに類似しているだけで全国にその名が広まるわけがなく、しっかりとした美味しさと通常の唐揚げと違いがあるからこそ、「山賊焼き」が長野県の名物になったといえるでしょう。名物と呼ばれるだけあり「山賊焼き」のタレが、長野県に行くとお土産で売っていたり、楽天やAmazonなどの通販で購入できたり、家庭で長野県の名物「山賊焼き」を再現できるようになりました。そこで今回は長野県の名物「山賊焼き」の魅力の紹介と、おすすめの食べ方を紹介します。
長野県の名物「山賊焼き」が、人気がある理由!
長野県の名物「山賊焼き」は、鶏肉の味の染み込み方が違う!
長野県の名物「山賊焼き」は、『焼き』といっているにもかかわらず、『揚げ料理』です。鶏のもも肉や胸肉をニンニクや玉ねぎなどを効かせた醤油ダレに漬け込み、片栗粉をつけて揚げたもので、これだけ聞くと、唐揚げや竜田揚げとほとんど変わりません。しかし、作り方には明確な違いがあります。
- 「山賊焼き」と「唐揚げ / 竜田揚げ」の違い
- タレへの漬け込み時間が違う
- 肉の量が違う
長野県の名物「山賊焼き」の漬け込み漬け込み時間は通常の唐揚げの40倍!
長野県の名物「山賊焼き」は、鶏のもも肉や胸肉に片栗粉をまぶして「醤油タレ」に一晩以上寝かせます。
通常の唐揚げは30分程度なのに対し、長野県の名物「山賊焼き」は20時間ほど寝かせるため、約40倍以上漬け込むことが最大の特徴です。そのため長野県の名物「山賊焼き」は、味がしっかり染み込んでおり、さらにお肉も柔らかくなります。
通常の唐揚げであれば、レモンを絞って多少の塩コショウをまぶしたりすることもありますが、長野県の名物「山賊焼き」は、しっかり味が染み込んでいるため、調味料を何もつけなくてもそのまま食べることができます。
長野県の名物「山賊焼き」は、ボリューム満点!
長野県の名物「山賊焼き」に利用するお肉の量は、「約300g」とボリューム満点!
長野県外のスーパーやお惣菜屋で食べる「山賊焼き」は、食べやすさを重視してボリュームも少なくしているところが多いですが、元祖・発祥の地である長野県中信地方(松本市・塩尻市)の「山賊焼き」はボリューム満点のお肉の量が「約300g」です。
このように長野県の名物「山賊焼き」は、唐揚げや竜田揚げと大きく異なります。最近地元の長野県中信地方(松本市・塩尻市)では、松本市と塩尻市で組合を作り、生姜を入れた物を松本風、骨付き肉にニンニク醤油ダレにつけた物を塩尻風として、さらなる差別化を図っているようです。
長野県の名物「山賊焼き」の名前の由来!
ここで一つトリビアを。
長野県の名物「山賊焼き」は、名前だけで想像すると荒々しい食べ物を想像してしまいます。なぜそのような名前になったのかというと、諸説いろいろあり、有力なのは次の2つです。
- 山賊焼きの名前の由来
- 居酒屋「山賊」の名物料理だったため
- 居酒屋「河昌」が提唱する、「山賊は物を取りあげる=鶏揚げる」と語呂を合わせたため
どちらの説も有力で、今となってはどちらということは難しいですが、こんな美味しい長野県名物を提供してくれる「山賊」と「河昌」には感謝をしないといけませんね。
長野県の名物「山賊焼き」の美味しい食べ方!
長野県の名物「山賊焼き」は、白いご飯が一番!
唐揚げや竜田揚げを一番美味しく食べる方法はなんでしょうか?そうです!白いご飯と一緒に食べることです。唐揚げと散々違うといっておきながらですが、長野県の名物「山賊焼き」も同様に、やはり白いご飯との相性は唐揚げ同様に最高です。
定食として、白いご飯、お味噌汁と食べることができるお店が長野県中信地方(松本市・塩尻市)にはたくさんあります。付け合わせのキャベツと一緒に食べたり、お好みでレモン汁をかけたりマヨネーズなど付けても美味しいです。
長野県の名物「山賊焼き」は、居酒屋メニューとしても美味しい!
長野県の名物「山賊焼き」は、居酒屋発祥ということもあり、ビールに相性はピッタリです。ボリュームもあるので、皆んなでシェアして食べたりもできます。ハイボールなどにも最高にあいますので、ぜひ居酒屋に「山賊焼き」のメニューがあれば頼んでみてください。
長野県の名物「山賊焼き」は、結局なんにでもあっちゃう!
また最近は、長野県の名物「山賊焼き」の丼物やロール巻きやおやきの具にしたりと、食べ方の幅が広がっています。パンに挟んでハンバーガーとして提供しているところもありかなり美味しいです。
ご家庭で、お手軽に「山賊焼き」とマヨネーズとキャベツを食パンに挟んで食べても美味しく食べれます。またカレーに乗せて食べるのもありなので、ご家庭でぜひ試してみてはいかがでしょう?
長野県の名物「山賊焼き」のまとめ
いかがでしたでしょうか。長野県の名物「山賊焼き」の魅力が少しでも伝わったらと思います。
「山賊焼き」は、唐揚げより醤油タレの味の染み込んでいるので、しっかりとした味がついています。さらに山賊焼きのボリュームが非常に多く、食べ応えと満足度が違います。発祥の地、長野県中信地方(松本市・塩尻市)の塩尻市では、数年前から「山賊焼き祭り」を毎年開催し、山賊焼きの普及に努めており、過去にはあの剛力彩芽さんがゲストできたりもしており、地元ではかなり愛されている食べ物です。
ご飯のおかずやおやつ、そしておつまみにもなる「山賊焼き」は、家庭でも手軽に作れる料理のため、ぜひ一度試してみてください。ちなみに「山賊焼き」のタレは、長野県に行くとお土産で売っていたり、楽天やAmazonなどの通販で購入できたりするので、長野県の名物「山賊焼き」を再現できます。一度作るときっとハマってしまい、唐揚げではなく「山賊焼き」が家庭の定番メニューになるに違いありません。
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