【大ヒット】君の名は。『みた』or『みてない』人気投票実施中！

昨年大ヒットした「君の名は。」ですが、皆さんは見ましたか？上映から半年以上経ちましたが、未だに多くの映画館では上映されていますよね。1度ではなく、何度も繰り返して見たという人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな「君の名は。」をみたか、みていないかをアンケートしてみました。みた、みていない人の意外な理由を知れるかもしれませんよ。

まずは「君の名は。」を見たか見ていないか投票をお願いします！

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みた

みてない

超大作「君の名は。」をみた派の意見

新海監督のファン

新海監督は2002年に発表した「ほしのこえ」という作品で、一躍有名になりました。この作品は新海監督が監督だけではなく、脚本、演出、作画、美術、編集までを1人で行ったことが当時話題になりました。自主制作で映画を作る場合、全てを監督が行うこともありますが、この作品は全てを1人で行ったにも関わらずクオリティが高く、第1回新世紀東京国際アニメフェア21公募部門で優秀賞や第6回文化庁メディア芸術祭で特別賞など、数多くの賞を受賞しました。

1人で製作した作品がこのように多くの賞を受賞することは珍しく、彼のマルチな才能に沢山の人が驚きました。その後、発表された作品も、次々と話題になり中でも「秒速5センチメートル」は、単館上映とはいえ半年も上映され、その後深夜テレビやインターネットでも何度も放送されました。新海監督の他の監督の作品には無い、自然や景色の美しさ、登場人物の繊細な心の描写は、根強いファンを増やしていきました。

2015年12月にYouTubeで、2016年8月に映画が公開されることが発表されてから1日も早くこの作品を見たいと、新海監督のファンは公開を心待ちにしていました。今まではあまり大きな映画館で新海監督の作品が上映されることがなく、新海監督のファンでもなかなか映画館で作品を見る機会が無かった人が沢山いました。

しかし、今回の「君の名は。」は、最初から今までよりも沢山の映画館で上映されることが決まっていたので、公開されるとすぐに熱心な新海監督ファンは映画館へ向かいました。公開第1週からの上映動員数1位は、そんな根強い新海監督のファンが沢山居たという証拠といえます。

話題になっているからみた

「君の名は。」が公開されるとすぐに、映画を絶賛する内容が、SNSで拡散されました。普段映画自体を見ない人、アニメには興味がない人間までが、周囲の「感動した。また見たい。ぜひ見に行くべき」という言葉に興味を持ち、映画館へ足を運びました。会社や学校で話題になりだすと、見ていない人が少数派になり、話題に乗り遅れないようにと映画を見に行く人もいました。

また、公開後半年以上経っても、上映されている映画館が多いので、見ようと思っているうちに上映されなくなったということもありません。映画の内容的にも、女性同士や男性同士、友人、恋人、親子でも見やすいので、誰かを誘って一緒に映画館へ行きやすかったようです。

超大作「君の名は。」を見てない派の意見

話題になりすぎて嫌だ

「君の名は。」が公開されると、SNSに映画を絶賛する内容があふれました。「絶対見た方がいい」「泣けた」「何度も見たい」という内容を何度も見かけました。学校や会社、家庭でも「君の名は。」を見たかどうか聞く人が多く、見ていない人が変のような空気になりました。あまりにも世の中で話題になって、見て当たり前のような空気になると、別にわざわざ見に行かなくてもいいやという気分になる人も少なからずいます。

それに、どんなに気にしないようにしていても「君の名は。」を見た人や、インターネットで、映画の感想を聞かされることが多く、自分は見に行っていないのに、大体のあらすじを知ってしまうことがあります。あらすじどころか、結末の話題まで聞いてしまうと、わざわざ映画館に見に行かなくてもいいような気分になってしまいます。

泣ける映画が苦手

「君の名は。」は、見た人が声をそろえて「泣けた」と言います。人前で泣くのが苦手な人は「泣けるシーン」がある映画を見るのを避ける人がいます。映画自体は嫌いではないので、後でDVDになってから1人きりで自宅で見るつもりにしています。

そのうちテレビで放送されるまで待つ

どんな話題作であろうと、上映された映画は時間さえ経てばそのうちテレビで放送されます。わざわざ1,800円もの上映料金を支払って、沢山の人間と一緒に映画を見たくないと考える人もいます。それにテレビでゆっくり見た方が、映画にも集中できて、しかもお金もかからないので、テレビ放送を待とうと考えます。さらに公開からある程度時間が経つと、今さら見に行かなくてもいいやという気持ちになるのも、見に行かない理由の1つのようです。

アニメ映画を見に行くことに抵抗がある

どんなに良い作品と薦められても、アニメ映画を映画館で見ることに抵抗がある人もいます。アニメを大人だけで見に行くことに違和感がある人は、どんなに作品が評価されていても映画館に足を運ぶことはありません。特に「君の名は。」のように高校生の生活が描かれた青春物の場合、ある程度年齢を重ねた人の中には、感情移入ができず、映画の世界観に入りきれないと考える人もいます。