【魔女の宅急便】アニメ版 VS 実写版 どっちが好き?人気投票実施中!
アニメ版と実写版
「魔女の宅急便」とは、角野栄子による児童書(児童文学)であり、宮崎駿によって1989年に同名でアニメ映画化され、清水崇監督により2014年に同じ名前で実写映画化されました。アニメ版は宮崎駿のオリジナルストーリーを加えて作られているのに対し、実写版は原作を忠実に再現されています。
アニメ版の制作が進むにつれ原作の絵本「魔女の宅急便」から内容が大きく変わっていたため、原作著者の角野栄子が否定的になり始めたこともあり、監督の宮崎駿が何回か対談することで説得したといわれています。原作を知っている方がスタジオジブリのアニメ映画を見たら原作との違いに驚く人も多いといいます。もし原作の「魔女の宅急便」の方が好きという方がいれば、実写版を一度見てみてはいかがでしょうか。
本記事ではアニメ版と実写版の「魔女の宅急便」の違いを簡単に紹介し、最後に『【魔女の宅急便】アニメ版 VS 実写版 どちらが好き?』というアンケートの結果を紹介します。
もしよければ皆さんの意見も聞かせてください♪
【魔女の宅急便】アニメ版 VS 実写版 どちらが好き?のアンケート
宮崎駿監督作品「アニメ版」の方が好き
清水崇監督作品「実写版」の方が好き
アニメ版「魔女の宅急便」とは
1989年7月29日公開。宮崎駿の長編映画第5作。スタジオジブリで制作された宮崎駿の長編映画では初めて原作が宮崎駿ではありません。前作の「となりのトトロ」での興行的な失敗もあり、失敗が許されないスタジオジブリは、今までにない積極的なプロモーションを行うことで、興行収入43億円と当時の日本のアニメーション映画の興行記録を更新することに成功しました。『田舎から都会へ状況してきた少女が苦難を乗り越え成長していく』ことがテーマであり、思春期を迎えた少女の感情がリアルに描かれています。詳しくは「『魔女の宅急便』の魅力を徹底解析!」を参照ください。
次に原作との違いを紹介します。
登場人物や設定は多少異なりますが、「宅急便屋」を開業するまでの展開は、原作とアニメ版はほぼ同じです。そこからの展開が大きく異なっていきます。原作では、宅急便の仕事の内容を数多く書かれているのに対し、アニメ版は一つの仕事をより深堀り描かれました。例えばアニメ版では、『黒猫のぬいぐるみとカゴを届ける』というエピソードがあります。原作にもあるのですが、アニメ版は宮崎駿によりより面白くより壮大に話を膨らませ描かれていることがわかります。ただ、原作には他にもいろんな仕事が書かれており、恋する女の子に代わって恋文とプレゼントを男の子に届けたり、船長さんに腹巻を届けたり、細かなエピソードが多数あります。
また一番大きな違いは、「キキ」の相棒の黒猫の「ジジ」がしゃべれなくなり、そのまましゃべることがないことです。実は原作では「ジジ」がしゃべれなくなることはなく、ずっと人間の言葉をしゃべり続けます。宮崎駿いわく、「ジジの声はもともとキキ自身の声で、キキが成長したためジジの声が必要なくなった。変わったのはジジではなくキキ。」と独自解釈を残しています。クライマックスの内容は、宮崎駿のオリジナル作品部分が強くなり、原作者の角野栄子と何回も対談のうえ説得させたといわれています。
実写版「魔女の宅急便」とは
2014年3月1日公開。清水崇監督の日本映画。スタジオジブリとの関係性を報道されたこともありましたが、スタジオジブリ側はこれを完全否定、関与はないことを強調しました。実写版は原作の第1巻と第2巻を中心に作成され、原作はファンタジー溢れる内容が多く、実写版はそれを忠実に再現しています。アニメ版では「第二次世界大戦を経験しなかったヨーロッパの何処かの国」という舞台設定でしたが、実写版では「魔女の存在が信じられている東洋の何処かの国」という舞台設定になります。そのためアニメとは違った世界観を美術や雰囲気作りなどは高く評価されました。
また、主人公の「キキ」を演じた「小芝風花」の評価も高く、「キキ」の若さからくるわがままさも表現しつつ、根は素直であるキャラクターを上手に演じています。しかし、評価された世界観や役者とは別に、一番重要となるファンタジーを再現するために必要な映像技術力(CG技術は特に)が低かったと評価されることも多く、原作の壮大な世界観を期待した人からは高い評価を得ることはできませんでした。その代表的なシーンが、クライマックスで弱ったカバを獣医に見せるため、嵐の中「キキ」がカバ運ぶというシーンがあります。そもそもいくらカバが死にかけとはいえ、少女に嵐の中重たいカバを運ばせること自体に違和感あるうえ、そちらの映像のクオリティーが凄く低く、せっかくの舞台設定が台無しになったといわざるをえません。
さらに残念なことに、「魔女の宅急便」をスタジオジブリの原作と勘違いしている人が見た場合、宮崎駿が演出したストーリーとは異なるため、「魔女の宅急便」のイメージを台無しにしたとか、全然アニメの世界観を表現できていなかったなどの評価を受けることに。そのためスタジオジブリ宮崎駿のアニメファンからは特に、実写版「魔女の宅急便」はよい評価を得ることができませんでした。
ある意味「スタジオジブリ 魔女の宅急便」と比較されてしまう、ハードルの上がりきった作品だったため、様々な意見がててしまいましたが何も先入観がない状態で見れば面白いという意見もたくさんあります。なかなか評価することが難しい作品といえるでしょう。
『【魔女の宅急便】アニメ版 VS 実写版 どちらが好き?』のアンケート結果
以上の考察より、次のアンケートを取った結果を紹介します。
アンケート内容『【魔女の宅急便】アニメ版 VS 実写版 どちらが好き?』
- 選択肢
- 宮崎駿監督作品「アニメ版」の方が好き
- 清水崇監督作品「実写版」の方が好き
気になるアンケート結果はこちら!
【魔女の宅急便】アニメ版 VS 実写版 どちらが好き?のアンケート
宮崎駿監督作品「アニメ版」の方が好き
清水崇監督作品「実写版」の方が好き
アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください。
質問
【魔女の宅急便】アニメ版 VS 実写版 どちらが好き?のアンケート
「魔女の宅急便」とは、角野栄子による児童書(児童文学)であり、宮崎駿によって1989年に同名でアニメ映画化され、清水崇監督により2014年に同じ名前で実写映画化されました。アニメ版は宮崎駿のオリジナルストーリーを加えて作られているのに対し、実写版は原作を忠実に再現されています。
そこで今回はアニメ版と実写版の「魔女の宅急便」のどちらが好きかをアンケートをとります!