【女神転生】隠された裏モード?!メガテンシリーズ人気投票ランキング!
ファンにも人気の高いゲーム「ペルソナ」。3や4などはアニメ化、コミック化などメディアミックスもされ、一気にメジャーの域にのし上がりましたが、このシリーズのそもそもの原点は「女神転生」というゲームにあることはご存知でしょうか?「ペルソナ」自体もメジャー化して一般女性にも受け入れられたものの、ゲームの世界観は結構マニアックなものです。その「マニアックさ」「難解さ」は、すでにこの「女神転生」から色々と仕込まれていました。
この「女神転生」、元は1986年に作家・西谷史氏が書いた小説「デジタルデビルストーリー」が原作なっており、当時としては珍しくコミックなどのメディアミックスアプローチが展開されていました。その中の一つとしてファミリーコンピュータ用のゲームソフトが発売されたのです。といっても、ゲームの内容は主人公と大まかな設定のみを頂いただけで、ほぼオリジナルのものでした。そしてその「設定」や「攻略法」がなんとも斬新かつ難解だったので、当時のファミコンユーザー(特に低年齢層)には衝撃でした。
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女神転生は初心者泣かせ?
3Dポリゴンのみのダンジョンを延々と
ゲームが始まって主人公のパラメータ割り振りが終わったら、ほぼ何の説明もなくいきなりダンジョン攻略がはじまります。ゲームの目的は、大魔王ルシファーに囚われたヒロイン(実は日本神話の女神:イザナミ神の生まれ変わり。タイトルはここから)をダンジョンから助け出すという、いたってシンプルなものなのですが、広がるダンジョンのグラフィックが「3Dポリゴンの壁」のみという、シンプルというか不親切なものでした。もちろん、エンカウントする敵はきちんとグラフィックで表示されますし、行く先々のエリアによってダンジョンの壁の色やデザインも変わりますが、それでも基本はずっと「壁」「壁」「壁」「扉」「壁」たまに「宝箱」といった具合です。
絶大な人気を誇ったゲームの模倣
そもそもこのマップ表示方法は、アメリカでゲームマニアに絶大な人気を誇ったパソコン用ダンジョンRPG「ウィザードリィ」(後にこれも日本でファミコン用ゲームに移植されます)を模したものでした。あのマニアックな魅力を、「女神」や「悪魔」といったものが登場するこのゲームの世界観に合わせたかったと思われます。
女神転生は敵を「仲間」にできる!
これまでのRPGでは、当然ですが「敵」は「敵」。倒してなんぼの経験値とお金の素でしかありませんでした。しかし、この「女神転生」では、なんと戦闘中に敵の悪魔と「会話」をして、うまくいけば「仲間(ゲーム内表記は「仲魔」)になり、それ以降一緒に戦ってくれるのです。このシステム、今では当たり前のように他のいろいろなRPGでも取り入れられていますが、当時としては本当に画期的だったのです。さっきまでこちらが苦しめられていた敵の攻撃や魔法を、今度は味方となって使うことができます。こんな爽快なことはありません!
仲間(仲魔)はそう簡単に作れない?
しかし、「会話で仲間(仲魔)にする」といってもそう簡単にはなってくれません。時にはお金やアイテムなどを渡したり(持ち逃げもしばしば)、女性キャラ相手ならおだてたり口説いたり、時には脅したりと、あの手この手を使って交渉が必要になります。この「交渉」がまた面白い!相手は悪魔ですが、なんとも人間くさい反応を返すことが多いのです。なかなか仲間(仲魔)になってくれず、イライラすることもよくありますが、それだけにやっと仲間(仲魔)になってくれた瞬間などには、歓喜の叫び声をあげてしまうくらい嬉しいものです。仲間(仲魔)決定のキメ台詞がまた心憎くて、悪魔の種族などにもよりますが「あなたと共に戦おう」と言ってくれるのです。もう、頼もしいことしきりです。
画期的なシステム!悪魔合体
そして、更にユーザーを盛り上げてくれるのが「悪魔合体」。仲魔にした悪魔2体を合体させて、新たな悪魔を生み出せます。現代のソシャゲにもよく見られる要素ですが、その原点はこんなにも昔だったのです。それまで一緒に戦ってくれた仲魔を2体も奉げてしまうこの悲しさ。しかし敵はどんどん強くなるので、「ごめん、今の君たちではもう限界なんだ…ほんとにごめん!」と泣く泣く戦力外通告を出す辛さ。合体にはある程度法則もあるので、やっていくうちに次に作りたい悪魔を大体予測することができるようにはなるのですが、全てが思い通りにいくわけではありません。何%かの確立で、「合体事故」が起こるのです。これがまた厄介なときと、すばらしく幸運なときがあって、このゲームの魅力のひとつとなっています。
厄介な場合は、ご想像通り「ゴミモンスター」になってしまうこと。泣く泣くつぎ込んだ悪魔2体が、ただのスライムとかになってしまいます。一方、幸運な時には、予想以上の高レベル悪魔になってくれたり、ともすれば「合体でしか出現しないレア悪魔」になることもあります。これはまたもう、狂喜乱舞ものなのです。
そうやって、「交渉」「仲魔」「合体」を繰り返して、一見退屈そうに見えるダンジョンを延々と進んでいきます。
女神転生の裏モード「し・か・し・・・」
ゲームの最後は、ラスボス「ルシファー」を倒したら終了です。いたってシンプルなものです。ラスボスを無事に倒し終わったら、エンドロールと共に、これまでの名場面がフラッシュで流れます。仲魔になってくれた歴代悪魔たちの姿が浮かぶと思わず涙しそうになります。
しかし、このゲーム、ここでは終わらせてはくれません。
エンドロールも終わり、最後に「END」の文字で画面は固まります。でも、このままなにもせず5分ほど待っていると、「し・か・し・・・」という文字が現れて、いきなりゲーム開始画面に!なんと「裏モード」がスタートするのです!この裏モード、後に一般に知れ渡るようになりました。
基本システムやマップは同じなのですが、敵が圧倒的に強い!もう、ゲーマー心をぎゅんぎゅんくすぐってくれます。
【女神転生】隠された裏モード?!メガテンシリーズ人気投票実施中!のまとめ
いかがでしたでしょうか?「仲間(仲魔)システム」「合体」「裏モード」など、今では珍しくはないゲームシステムですが、この「女神転生」は当時、一気にその要素を盛り込んだものですから、一般ユーザーには難解すぎたかもしれません。しかし、反対にマニアには絶大な人気を誇り、ヤリコミ度もかなり高いものと認識されました。
それ以降、世界観や新しいシステムなどを加えながらシリーズを重ね、現在の「ペルソナ」シリーズに繋がることとなったのです。
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