【スーパーマリオのアニメ】マリオが喋る映画「ピーチ姫救出大作戦！」｜スーパーマリオのキャラ人気投票も！
1986年、スーパーマリオブラザーズ２の発売された年でマリオの人気が不動のものとなり今現在でも多くの人気があります。ディスクシステムの導入によりゲームの普及が盛んになり、スーパーマリオブラザーズの人気はさらに波に乗ります。
しかしその人気とは裏腹に、スーパーマリオがアニメ映画化されたことを知っている人はいるのでしょうか？ほとんどの人に話せば、マリオがアニメ化されたと知っている人はおらず、スーパーマリオのアニメ映画化は知る人のみぞ知るアニメーション映画となっています。
そこでこの記事では、『【スーパーマリオのアニメ】マリオが喋る映画「ピーチ姫救出大作戦！』についてご紹介し、最後にスーパーマリオのキャラ人気投票の結果も発表します。
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まずは皆さんの好きなキャラを教えてください♪
【スーパーマリオ シリーズ】キャラクター人気投票！のアンケート
マリオ
ルイージ
ピーチ姫
クッパ
ヨッシー
キノピオ
あまり知られていないマリオのアニメ映画作品とは？
スポンサーは驚きの食品会社が関わっていた！
マリオのアニメ映画化には、松竹から日本テレビにホリプロや永谷園などが関わっています。今にすれば驚きのラインナップですが、何故に永谷園と、食品会社が関わっていたの？と、気になる方もおられるとも思いますが、当時では食品会社がアニメ制作に関わる事が多く、それはゲームでも例外ではありませんでした。
当時スーパーマリオには、スポンサーが幾つもつき、下着から文房具やオモチャに至るまで、マリオは多くの市場で扱われていました。その中でラーメンやふりかけやお菓子などのグッズも販売され、信じられないと思いますが、マリオのお茶漬けも売られていたことがあるのです。
マリオは社会現象とも言える人気！
つまり、1986年当時において、マリオは社会現象になっていたのです。その人気はついにアニメ化までに至りましたが、それは映画作品として制作され、１時間の映像作品として配給されました。豪華声優陣に名脚本家などを配置した、マリオのアニメ作品。そのあらすじを紹介したいと思います。
マリオが喋る映画「ピーチ姫救出大作戦！」のあらすじ
ある街の片隅で日用雑貨店を営む兄弟のマリオとルイージ。その日の夜、兄のマリオは趣味であるファミコンに夢中になっており、寝る間を惜しんでプレイをしていました。そんなゲーム中に、いきなり画面が落ちてしまい、再び画面がつくと、そこには一人の女性が必死に逃げている映像が流れ始めました。バットを片手に追いかけてくる追手の怪物たちを薙ぎ払う美女は、ついにはテレビから抜け出し、マリオの元へと訪れます。
彼女の名前はピーチ姫。キノコ王国のプリンスであり、伝説の宝の国の王女であるピーチ姫は、マリオに助けを求めます。そしてピーチ姫を追いかけて、テレビから出てきたのは……巨大な亀の化物──クッパ大魔王でした。ピーチ姫の前で情けない姿を見せれないと、マリオは果敢に立ち向かいますが、あっさりと返り討ちにされてしまいます。騒ぎを聞きつけてやってきたルイージですが、すでにクッパとピーチ姫はテレビの中へと戻ってしまいました。寝ぼけたマリオが騒いでいたのだと、早く寝る様に進めるルイージに、マリオはピーチ姫が落としたブローチを見て、夢ではない事を確信します。
その日、いつものように雑貨屋の仕事をしている中で、気が入っていないマリオを気にかけるルイージは、マリオが持っているブローチが、「宝の国にある幻の宝石」だと知り、昨日の出来事は夢でない事を知りますが、ピーチ姫のいる世界の行き方が解りません。
とりあえず104番に電話をします。すると電話の相手からはすぐに使いの者をやると、マリオとルイージの店にやってきたのは一匹の子犬でした。子犬がブローチを奪い取り、それを追いかけるマリオとルイージ。土管へと入り込んだ子犬を追いかけて訪れたのは、クッパ大魔王によって侵略を受けているキノコ王国でした。キノコ王国とは宝の国の事であり、二人を導いた子犬こと「キビダンゴ」を送り込んだのは、キノコ仙人と呼ばれる人物でした。キノコ王国を支配しようとするクッパ大魔王によって、国民がレンガやつくしに変えられ、侵略を受けていると聴き、その危機を救えるのは伝承に語られた「マリオブラザーズ」であるマリオとルイージの二人だと、キノコ王国の命運を預けられる二人。
ピーチ姫を救う為にと闘志を燃やすマリオと、一獲千金のお宝をと金銀財宝を夢見るルイージ。はたして二人は、キノコ王国を救う事ができるのでしょうか？
「ピーチ姫救出大作戦！」のスタッフはアニメ界の伝説の二人
この「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦！」は、驚くべきアニメ監督と脚本家の手によって製作されました。
監督は波多正美さん！
まず監督は……日本アニメ界においては伝説の人として知られている御大であり、あの手塚治虫御大のアニメ作品「ビッグＸ」に「悟空の大冒険」「リボンの騎士」などを手掛けた波多正美監督。
脚本家は高屋敷英夫さん！
また「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦！」の脚本を手掛けたのは、代表作に「元祖天才バカボン」「家なき子」「ベルサイユのばら」などの脚本で独特の世界を創りだした高屋敷英夫氏と、豪華メンバーでマリオの世界は映像化されていきました。
マリオの設定を崩すことなく、後のマリオ作品に影響を与える事となる演出やマリオとルイージの性格などを形作り、最終決戦でクッパ大魔王の尻尾を掴み、振り回し投げるアクションなど、見ごたえのある映像作品となっています。
登場人物の紹介と豪華声優陣
さてそんなアニメのマリオとルイージやピーチ姫やクッパなどの声優は誰がやったのかと気になる方が多いと思います。次にその声優陣を紹介していきましょう。
【マリオの声優】古谷徹さん！
まず主人公のマリオの声を担当したのは、あのドラゴンボールの「ヤムチャ」や機動戦士ガンダムの「アムロ・レイ」などの声を担当した、古谷徹氏！！ゲームで動かすだけの存在だったマリオを熱血漢の溢れる男へと演じ、正義感の溢れた愛嬌のあるマリオを演じてくれました。
【ルイージの声優】水島裕さん！
そして弟のルイージの声を担当するのは、香港映画の人気俳優のサモ・ハン・キンポーの声や、スターウォーズシリーズの主役・ルーク・スカイウォーカーの声を担当していた、あの水島裕氏。
お金持ちになりたいが為にキノコ王国を助けようとする、マリオの家計をしっかりと預かる、ちゃかり者の弟の声を演じ、お宝にだらしがないも、決める時は決めてくれる、そんな弟の声を演じてくれています。
【ピーチの声優】山瀬まみさん！
そしてヒロインとなるのは…当時日本テレビで売り出されていた、ホリプロのタレントで体当たりの演技で話題を呼んだ女優であり、また「新婚さんいらっしゃい！」などや「天才！ 志村どうぶつ園」などの名司会者として知られている、あの「山瀬まみ」さんです。
お転婆なお姫様と、意外に活発なお姫様だったと驚くべき演出でした。
【クッパ大魔王の声優】山瀬まみさん！
さて、ではマリオとルイージの敵となるクッパの声は誰がと、気になる方が多いと思います。クッパ大魔王と言えば、当時のマリオゲームの中では最も知られていた悪役でした。
キノコ王国を侵略し、国民をレンガやつくしなどに変える悪の魔王……その声は、あの大物歌手である「和田アキ子」さんが演じていたのです。
クッパ大魔王を見事に演じた怪演ぷっりに、ピーチ姫の前ではだらしのない声を出してデレるなど、クッパ大魔王の個性を創りだしたその演技派、さすがに和田アキ子さんと思える演技でした。
「【スーパーマリオのアニメ】マリオが喋る映画「ピーチ姫救出大作戦！」」まとめ
いかがでしたか。豪華監督や脚本、そして豪華声優陣で創られたマリオのアニメ作品。
いまではレア作品としてファンに語りづかれている、知る人ぞ知る名作。観る機会があれば、必ず見て損のしない作品です。
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