【銭形警部の魅力・裏設定】本名は銭形幸一？ルパン主要キャラ人気投票も！

世代を超えて愛される「ルパン三世」。個性が強い5人の主要キャラクターのひとり「銭形警部」。ルパン逮捕に人生を捧げるがいつもあと一歩のところでルパン三世に逃げられ続けるイメージが強いのではないでしょうか。実は原作ではルパンも認める敏腕警部で、かなりの強さを誇ったり、シリーズによって設定が曖昧だったりします。

そこで今回は、そんな「ルパン三世」の逮捕に執念を燃やす警部、「銭形警部」の魅力や裏設定を紹介し、最後にルパン三世のレギュラー登場人物5人のキャラの中で誰が一番か人気投票を取ったランキング結果を発表します。

もしよければ皆さんも、漫画もアニメも含めて、人気5人のキャラクターで誰が一番好きか教えてください♪

ルパン逮捕に命をかけるルパンを愛する警部

ルパン一家からの呼称は「銭形のとっつぁん」。『ルパン逮捕』に人生を賭ける敏腕刑事。ベージュのトレンチコートとソフト帽がトレードマーク。仕事熱心かつ真面目で人が良い性格で正義感、責任感が強く、時にはルパン逮捕よりも組織的犯罪や悪事の摘発を優先させたりもします。いつも「ルパン三世」に逃げられますが、作中でルパン三世が死んだと聞けば誰よりも悲しんだりするため、こころの底からルパン三世を愛していることがわかります。

銭形警部のプロフィール

現在の公式サイトでは『身長181cm / 体重73kg』、国籍は日本。年齢などはルパン同様に不詳ですが、テレビスペシャルの「バイバイ・リバティー・危機一発!」でID証を提示するシーンでは、「1937年（または1938年）12月25日」と記載されており、誕生日は明らかにされています。

アニメと原作漫画では銭形警部はかなり設定が変わります。さらにアニメの中でも、テレビアニメシリーズ毎、テレビスペシャル毎と設定が大きく変わってきます。

銭形警部の名前は「幸一」の他に平一、平太郎、平次など、ブレブレ

今では本名が「銭形幸一」とされていることが多いですが、実は過去の設定はかなりブレています。原作漫画の初期設定では「平一」とつけたにもかかわらず、原作漫画の第8話で誤植のため「幸一」となってしまいました。さらに、作者モンキー・パンチの勘違いで、原作漫画の第64話では「平太郎」に。アニメでは、「幸一」で統一されていたかと思えば、第2シリーズの第118話ではなぜか「平次」となったり。最近では設定が落ち着き、「幸一」で統一されるようになりました。

カップラーメンが発売される前からカップラーメンを愛食

また、銭形警部の食事といえば、『カップラーメン』を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。実際に現在の設定ではカップラーメンをこよなく愛するキャラクターとなっていますが、原作漫画の連載当時（1967年~）にはカップラーメンはまだ開発中で世の中にありませんでした。実際に発売されたのは「1972年」となり、銭形警部のカップラーメン好きという設定はテレビアニメシリーズの「ルパン三世（第2シリーズ）」で定着した設定になります。

銭形警部には「としこ」という娘さんがいる？

実は銭形警部に奥さんと娘がいたシリーズがあるというのはご存知でしたか？原作漫画では銭形警部の家族構成については語られていませんが、アニメでは家族がいるシリーズがあります。劇場版第1作の「ルパンVS複製人間」では妻帯者で「としこ（表記不明）」という娘が存在、OVA版「風魔一族の陰謀」のオープニングで妻と子供3人（娘と息子2人）が描かれています。しかし、テレビアニメシリーズでは、妻が欲しいというセリフはたまに吐いており、未婚者の設定であることがわかります。

原作・アニメの第1シリーズでは、銭形警部は強敵！

もっとも原作漫画と設定が異なるのが、「銭形警部」の腕です。原作漫画の設定では、頭が切れ腕が立つ敏腕警部で、「ルパン三世」はまず銭形警部の行動を予測しどう出し抜くかを考えるくらい、強敵として描かれています。実際、初のテレビアニメシリーズの第1シリーズは原作漫画に近い描かれ方がされています。第1シリーズの第4話の｢脱獄のチャンスは一度｣では、あのルパン三世が敗北を認めるほど完璧な罠にかけて逮捕したりしています。

第2シリーズ以降、おちゃらけキャラクターになってしまった...

しかし、最も有名な第2シリーズでは最後にいつもルパン三世にいつもいいようにやられる『おちゃらけキャラクター』として扱われたため、敏腕のクールとは程遠いキャラクターとして、世の中のイメージが定着してしまいました。

これには原作者の「モンキー・パンチ」もよく不満を漏らしていたといいます。「宮崎駿」が監督を勤めた劇場版第2作の「カリオストロの城」で銭形警部は、ルパン三世とタッグを組んで地下牢から脱出したり、ゴート札（偽札）の存在を突き止め衛星中継で全世界へ公表したり、数々の難題を解決する敏腕警部として活躍していました。そのため、モンキー・パンチは銭形警部について「宮崎駿の解釈がもっとも正しい」というコメントを残しています。

銭形警部は世界各国の言葉がペラペラw？

日本が舞台の第1シリーズでは日本の警視庁警部でしたが、世界が舞台の第2シリーズでは「銭形警部」はICPOへルパン専任捜査官として出向し、それ以降は「わしはICPOの銭形だ」という言葉が口癖に。漫画やアニメの世界だからなのか、海外でも普通に会話しているため、様々な言語を習得していると予想できます。

銭形警部の手錠の使い方は世界一！

また、銭形警部はルパンの『生け捕り』逮捕を悲願としており、手錠を使った拘束術を究めており、手錠をブーメランのように投げたりすることもできます。手錠以外にも拳銃や武術にも長けており、ルパン一家以外の敵やチンピラに対しては圧倒するシーンが数多くあります。銭形警部の強さの片鱗を見た「ルパン三世」は「腕は衰えてねえ」とよくいっていることを考慮すると、かなりの戦闘技術を備えていると考えられます。

とにかく銭形警部は頑丈！

次に、身体能力（とくにタフネス）が超人レベルであり、10メートルくらいの高さから顔から落ちてもピンピンしてたり、一度心臓が止まっても『ルパン』というフレーズを口にした途端に復活したり（テレビスペシャル「ワルサーP38」）、象でも『30分』は効果があるといわれる江戸川コナンの麻酔銃を撃たれても『30秒』で目を覚ましたりしました（テレビスペシャルの「ルパン三世VS名探偵コナン」）。

実はルパンより、犯罪や悪事の摘発を優先させる！

最後に、あれだけ『ルパン逮捕』に執念を燃やす銭形警部ですが、時にはルパン逮捕よりも組織的犯罪や悪事の摘発を優先させます。とくに有名なのが、劇場版第2作の「カリオストロの城」では、国家ぐるみの偽札製造（ゴート札）の摘発をルパン逮捕より優先させ、最終的にルパン三世を取り逃がしました。しかし、ルパン逮捕を叶えるため、多少の法に触れる行為はよくしており、それが原因で責任を負わされ、ルパン捜査の任から外されることもしばしば（必ず次回には復職している）。

圧倒的なルパンへの片思い

『ルパン逮捕』に全てを捧げすぎ、「ルパン三世」を愛しているのではと疑ってしまうシーンが沢山あります。ルパンが死んだと聞けば、仲間の「次元大介」や「石川五エ門」より悲しんだり、時には「わしとお前は赤い糸で結ばれているんだ」と発言したりしました（テレビスペシャルの「炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜」や「セブンデイズ・ラプソディ」）。

そのほかにも、ルパン三世が死ぬ（最終的には生きている）エピソードは沢山あり、棺桶の前で「貴様はワシの生きがいで最愛の友だった」と叫んで大泣きしては仇を討とうと躍起になったり（第2シリーズ第32話）、ルパンのお墓を守ろうとしたり（第3シリーズ第37話）、かけがえのない人（女）を亡くしたかのように悲しみます。

ルパンと手を組むことも多くある

また、共通の敵を倒すため、ルパン三世と一時的に手を組むことになったときのコンビネーションは抜群で、二人三脚をすれば右に出る者はおらず、相性の良さを見せつけます。

銭形警部の名セリフ・名言

最後に、銭形警部の生き様とする名言を見てみると、やはりルパン三世に関わるものばかりです。

• 銭形警部の名セリフ・名言
• ルパンを捕まえられるのは私以外にいません
• お前が死なんならわしも死なん
• 奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。

• ルパン三世を『生け捕り逮捕』に全てを捧げるあまり、ルパン三世を愛している
• 原作漫画では『敏腕刑事の天才』という設定、手錠術、射撃、武術、推理力どれも一流
• テレビアニメシリーズの第2シリーズ以降、『おちゃらけキャラクター』のイメージが強くなった
• 超人的なタフネス、死んでも『ルパン三世』という声で生き返る
• 原作漫画とアニメ（アニメのシリーズの中でも）設定が異なることが一番多い

お待ちかねのアンケート結果の発表！

• ルパン三世のキャラクターの魅力・裏設定
• ルパン三世
• 次元大輔
• 峰不二子
• 石川五エ門
• 銭形警部

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