ランバ・ラルに「ドム」が届いたらガンダム史は変わっていた?変わらない?どっち?人気投票中!

ランバ・ラルに「ドム」が届いたらガンダム史は変わっていた?変わらない?どっち?人気投票中!

機動戦士ガンダム シリーズの中でも不動の人気を誇るのが、やはりガンダムの元祖『機動戦士ガンダム』です。主人公アムロ・レイと宿敵シャア・アズナブルの戦いも有名ですが、やはり要所で出てくる渋い登場人物も人気があります。

そんな渋いキャラの一人であるランバ・ラルは、「グフ」を乗りこなしたことで有名ですが、実はドムがランバ・ラルに届く可能性があったことはご存知でしたか。『もし』届いていたら、ガンダムの歴史が変わっていた可能性もあります。

そこで今回は、「もしランバ・ラルにドムが届いていたら…?」という疑問を徹底的に考察して、最後にガンダム史が動くか人気投票をとったアンケート・ランキング結果も発表します。

もしよければ皆さんの意見も聞かせてください♪

【機動戦士ガンダム】ランバ・ラルに『ドム』が届いていたらガンダムに勝てた?のアンケート

勝ってたと思う

ドムがあっても負けていたと思う

ドムが届かなかった理由は「ザビ家とラル家の関係」にある?

実はラル家はもともとジオン・ズム・ダイクンを支える政治家!

まずは、ザビ家とラル家の関係からみていきましょう。ザビ家とラル家は、そもそも機動戦士ガンダムのアニメで描かれているような主従関係ではありませんでした。もともとは、両家ともにムンゾ自治共和国(機動戦士ガンダム THE ORIGINで登場した、ジオン公国の前身となった国)の議長であるジオン・ズム・ダイクンを影で支える政治家でした。

しかし、地球連邦からの独立を宣言している最中、ジオン・ズム・ダイクンが何者かの陰謀で毒殺されることで、運命の歯車が狂い始めます…。この当時、副議長を務めていたデギン・ソド・ザビはこの機を逃さず、一気に政権を握りに動きます。かたやダイクン暗殺はザビ家による陰謀と考えていたラル家は、残されたダイクン家の身の危険を案じ、ザビ家の手から遠ざけることを第一に考えて行動を起こすも、それをザビ家に逆手にとられたこともあって政権争いから陥落してしまいます。

ランバ・ラルは軍人以外の肩書きをすべて失う...

その後、ラル家はザビ家誘拐の罪を着せられ完全に失脚。地球へと亡命を果たします。しかし、ラル家の長男ランバ・ラルは当時、兵から絶大な人気と信頼を得ていたこともあり、ザビ家に仕える形で軍に残ります。

軍人という肩書き以外のほぼ全てを奪われ、人として腐りかけていたランバ・ラルに、その腕を見込んだドズル・ザビがある特殊な任務を与えます。それが、当時の連邦に対抗する大きな足がかりとなった『モビルスーツ開発』のテストパイロットでした。

このランバ・ラルとドズル・ザビの関係こそが、ドムが届かない原因の一つとなってしまいます。

ザビ家内の派閥抗争に巻き込まれることに...

次に、ザビ家の内情についてご説明します。国のトップを突如失ったムンゾ自治共和国では、ザビ家内での醜い派閥争いが始まります。ザビ家には当主であり、後のジオン公国の公王となるデギンをはじめとし、長男ギレン、次男サスロ、三男ドズル、四男ガルマ、長女キシリアの5人の子供がいます。

まず犠牲になったのは、世論操作に長けていた次男のサスロでした。このサスロ殺害は、表向きにはラル家がおこなったとされているが、キシリアによる陰謀であるような描写が随所でみられます。その後、公王であるデギンに代わって実権を握っていたギレンと、それに従う形となったドズルのギレン・ドズル派、反抗的なキシリア派とにジオンは大きく二分されていくことに…。

そうランバ・ラルは、おの二分された抗争に巻き込まれていくのです。

ちなみに公王デギンは、壮大な野望を持っていたギレンの手によって暗殺され、その罪状を大義名分に今度はキシリアがギレンを殺害。そして最後に残ったキシリアも志半ばでシャアの復讐の餌食となってしまいます。

ザビ家一同

ダイクン家とラル家の関係がキシリアとの関係を悪化...?

やはりザビ家への復習は考えていた?

ジオン・ズム・ダイクンが暗殺された後、ザビ家の魔の手からダイクンの残された家族を守ることに邁進したラル家でしたが、ダイクン家の遺児であるキャスバル(兄)とアルテイシア(妹)と共に地球へ亡命したラル家の当主ジンバ・ラルは、ザビ家への復讐を密かに企んでいました。

当主ジンバ・ラルはザビ家に暗殺される...

しかし、その情報を耳にしたキシリア・ザビは、3人の暗殺を計画します。命からがら逃げ延びたキャスバルとアルテイシアでしたが、ジンバ・ラルは命を落としてしまい、ラル家とダイクン家との繋がりは、その後ランバ・ラルとアルテイシアが地球で悲劇的な再開を果たすまで途絶えてしまいます。

アルテイシアを抱っこするランバラル

ランバ・ラルにドムが届く予定があった!

ホワイトベースを襲撃するときに、ランバ・ラルが乗っていたモビルスーツは、地上白兵戦用に作られた『グフ』でした。アムロとの激闘の果て、ランバ・ラルは戦死してしまいますが、実はこのとき「ラル隊には本来、3機のドムが届けられるハズだった」という逸話があります。

ランバ・ラルはドズルの部下!

では、なぜランバ・ラルにドムは届けられなかったのでしょうか?

そこには、ザビ家の派閥抗争が深く関係していました。当時のジオンには、弟ドズルを率いるギレン派と、それに反抗するキシリア派がいました。先ほど述べた通り、ランバ・ラルはドズルの部下であったため、ギレン派と言うことになります。

ジオンの地球部隊を任されていたのはキシリア派!

ジオンの地球部隊を任されていたのがキシリア派に所属するマ・クベでした。ランバ・ラルはドズルの配下の兵であったため、マ・クベとはライバル関係にありました。そのためマ・クベはランバ・ラルとドズルを失脚させ、自らの手でホワイトベースを落とすことを考えます。

そうすることで、上司であるキシリアに一目置かれようと思っていたのかもしれません。そうして、3機のドムはラル隊には届きませんでした…。

もしランバ・ラルにドムが届いていたら...?

しかし、もしあのときランバ・ラルの手にドムが届いていたら、どうなっていたのでしょうか?

当時まだニュータイプとしての能力が覚醒しきっていなかったアムロが、グフよりも高性能だったドムに乗るランバ・ラルと戦っていたら、逆にアムロが負けていたかもしれません(※ガンダムの世界を忠実に再現したゲームで知られる『ギレンの野望』では、そのときランバ・ラルにドムを届けることで、ガンダムに乗るアムロを撃墜します)。

もし地球でアムロが負けていたら、シャアはどうなっていたのでしょうか…?ララァは死なずに済んだかもしれません…。はたまた一年戦争の勝敗は…?その後のシリーズである、機動戦士Zガンダム、機動戦士ZZガンダム、機動戦士ガンダム 逆襲のシャア、のことも考えても、アムロがいなかったら…と想像するとゾッとする人も多いのではないでしょうか。

「ランバ・ラルに「ドム」が届いたらガンダム史は変わっていた?」まとめ

ランバ・ラルにドムが届いていたら、アムロは撃墜され、その後のガンダム史は大きく変わっていたかも…!?という妄想を膨らませてきましたが、戦争の勝敗は1人のエースパイロットで決するものではないというのが現実です。

そのため、たとえアムロがランバ・ラルとの戦いで戦死していても、アムロに代わるパイロットが現れて、歴史の流れは大して変わっていなかったと考えるのが妥当かもしれません。

では最後に気になるアンケートの発表です。

【機動戦士ガンダム】ランバ・ラルに『ドム』が届いていたらガンダムに勝てた?のアンケート

勝ってたと思う

ドムがあっても負けていたと思う

アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください。

【機動戦士ガンダム】ランバ・ラルに『ドム』が届いていたらガンダムに勝てた?のアンケート

勝ってたと思う

ドムがあっても負けていたと思う

ガンダムがコミックで読めるって知っていましたか?

実はガンダムはコミック化されています。アムロやシャアの激闘を漫画で読めるので、アニメで見る時間がないという人に非常におすすめ。

アニメが見たことある人にとっても、アニメで描かれていないストーリーや細かな設定などを読むことができるので、ぜひコレクションの一つに加えてみてはいかがでしょう?

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投稿されたコメント

いっそのことどっかの奇天烈な人間がグフとドムの中間の「イフリート」を渡していたらどうなったんだろう…
2020-01-30 02:03:34
BatQue

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