【子供の絵本ランキング】おおきなかぶvsはらぺこあおむしvsおばけのバーバパパvs三びきのやぎのがらがらどん｜人気アンケートで比較調査！

子育て・教育

世の中はたくさんの絵本で溢れていますが、名作と呼ばれる作品はいつの時代も子供達を魅了してくれます。

そんな数々の絵本の中から、ロングセラーの海外絵本を選ぶとすれば、一体どれがおすすめでしょうか。

今回バトクエでは、人気作品である「おおきなかぶ」「はらぺこあおむし」「おばけのバーバパパ」「三びきのやぎのがらがらどん」の特徴や魅力を比較し、最後にどれが人気かアンケートした結果を発表します！

おおきなかぶ

はらぺこあおむし

おばけのバーバパパ

三びきのやぎのがらがらどん

【おおきなかぶ】の特徴・魅力

HBC北海道発信ショップ

どことなく口ずさんでしまう、あのフレーズが魅力的

おおきなかぶの最大の魅力は、物語の中で幾度となく反復されるフレーズです。「うんとこしょ」と言われれば、大人でさえも「どっこいしょ」と、思わず口ずさんでしまうこの名フレーズ。子供が黙っていられる訳がありません。「せーの」と声をかければ、たちまち大合唱が始まるでしょう。

リズミカルな文章に合わせて登場人物が次々と増え、ストーリーを盛り上げていく過程も非常に魅力的です。

感情移入しやすい人々や動物たち

普段自分の身近にいる人達や生き物が登場するので感情移入しやすく、自分も一緒にかぶを引っ張っている様な一体感が楽しめます。

おおきなかぶは小学一年生の教科書にも載っているので、授業で教訓を考察しても良し、楽しく発表会で演じても良しの、絵本という枠を超えた名作です。

【はらぺこあおむし】の特徴・魅力

毎日新聞

色彩とシンプルな仕掛け

あおむしという、ともすれば敬遠されがちな題材を圧倒的な色彩とシンプルな仕掛けで人々の心を掴んだのが、はらぺこあおむしです。

なんといってもその特徴は絵本に「穴」が開いていること。その小さいシンプルな穴が子供の想像力を何倍にも大きくしてくれます。

数字や曜日がストーリーで出てくるので、知育教材にもなる

子供の小さな指はまさにあおむしサイズなので、自分の指を穴に入れればあおむしになりきって絵本の世界を堪能できます。たくさんの美味しそうな食べ物に加え、数字や曜日がストーリーに盛り込まれているため、知育教材としての人気も非常に高め。

最近では、歌バージョンも人気があり、はらぺこあおむしを音楽のように楽しむ子供も多いです。

【おばけのバーバパパ】の特徴・魅力

日本の古本屋

怖いおばけを可愛らしく描いている

子供にとって怖いはずのおばけをチャーミングに描いたのが、おばけのバーバパパです。その魅力は、知名度抜群の個性豊かなキャラクター達。

ピンク色のバーバパパを筆頭に、九匹のカラフルなおばけ一家は、それぞれに特技や特徴があって性格もバラバラ。思わず「押し」の一匹を見つけたくなる可愛さです。

二人の絵本作家のいたずら書きから生まれた

フランス人とアメリカ人の絵本作家二人が、カフェでいたずら書きをしているときに生まれました。

そのおしゃれで可愛い世界観は、絵本でしか味わえない魅力で溢れています。キャラクターは知っていても、絵本を読んだことはないという人にはぜひおすすめしたい一冊です。

【三びきのやぎのがらがらどん】の特徴・魅力

たもん先生＆ゆうた先生の世界えほん発見！

不気味でも子どもの心をつかむ絵本

不気味で怖いけれどなぜか子供達の心を掴んで離さないのが、三匹のやぎのがらがらどんです。

北欧の昔話であるこの絵本の表紙には、お世辞にも可愛いとは言えぬリアルなやぎが、ダークな色合いで描かれています。表紙からこの調子で描かれているので、内容はもっと特徴的です。

スリル満点な描写が子ども心を刺激してくる

「トロル」という馴染みのない北欧の妖精が、三匹のやぎを食べようと待ち構える描写はスリル満点で、これでもかと子供の好奇心を刺激してきます。

しまいには、トロルが木っ端みじんになる過激なシーンまでありますが、子供達は目をそらそうとしません。物語の世界に引き込まれているでしょう。不気味で不思議な絵本だからこそ、子供は空想力を働かせて非日常体験を楽しんでいます。