冨樫義博の人気漫画はどっち?『HUNTER×HUNTER』vs『幽遊白書』の頂上ランキング!
週刊少年ジャンプで数々の名作を発表してきた漫画家・冨樫義博先生。冨樫先生の中でも特に有名なのが「HUNTER×HUNTER」と「幽遊白書」の2本。「HUNTER×HUNTER」と「幽遊白書」はどちらも単行本の発行部数が4500万部を超えており、それぞれが日本で最も人気のあるマンガ作品のひとつとして知られています。今回はこの2作品に焦点をあて、どっちが冨樫義博先生の「最高傑作」なのか比較し、アンケート・ランキング結果を発表したいと思います。
もしよければ皆さんの意見も聞かせてください♪
172_冨樫義博の人気漫画はどっち?のアンケート
HUNTER×HUNTER
幽☆遊☆白書
【冨樫義博 頂上ランキング】HUNTER×HUNTERの魅力!
発行部数など圧倒的な数値が物語るHUNTER×HUNTERの凄さ!
「HUNTER×HUNTER」は、週刊少年ジャンプにて1998年から連載が開始され、2018年9月までに単行本34巻までが発売、発行部数6,500万部を記録している大人気少年マンガです。これまで日本で発刊されてきた数万作のマンガのなかで発行部数トップ20位にランクインしており、HUNTER×HUNTERがどれほど人気ある作品なのかということは数字が物語っています。海外にもファンが多く、ワンピースやNARUTOなどの少年マンガと共に「日本を代表するマンガ」として世界中で読まれているのも特徴です。
能力バトル系漫画といえばHUNTER×HUNTER!
「HUNTER×HUNTER」は、いわゆる『能力バトル系漫画』と呼ばれるジャンルのマンガです。能力バトル系漫画の代表作品としては、他にもジョジョの奇妙な冒険やワンピースなどがありますが、HUNTER×HUNTERはこれらの作品と並んで能力バトル系漫画の金字塔として知られています。
主人公の「ゴン・フリークス」は「念能力」という特殊な能力を駆使し、様々な念能力使いとのバトルを繰り広げていきます。念能力でゴリ押しするのではなく意外にも細かな頭脳戦が多いことや、キャラクターたちが念能力を使うときの駆け引きの描写など、能力バトル系漫画という突飛な設定をリアルな世界観に落とし込む上手さには、冨樫先生のベテランの漫画家としての技術力の高さを思い知らされます。
いわゆる「冨樫ワールド」全開なのがHUNTER×HUNTER!
個性的なキャラクターが多く登場するのもHUNTER×HUNTERの魅力です。しかしそれ以上に魅力と言えるのが、時折見せる冨樫先生のオリジナリティー溢れる表現、いわゆる「冨樫ワールド」もHUNTER×HUNTERの魅力の一つと言えるでしょう。
最も衝撃的だった「冨樫ワールド」といえば、やはり「ゴンさん」でしょう。ゴンさんは、主人公のゴン・フリークスが念能力を使い、寿命と引換えに数十年先の姿に成長した状態です。
主人公が急激なパワーアップを果たすという展開は、少年マンガでは珍しくない光景ですが、ゴンさんの姿は一般的なパワーアップとは一線を画していました。身体はボディビルダーも真っ青のレベルでムキムキになり、髪は数メートル以上伸び、決してカッコイイとは言い難い姿への変貌を遂げ、とてもじゃありませんが少年マンガの主人公と呼べるような姿ではなくなっていました。
ゴンさんが初登場した当時、そのあまりの衝撃にネット上が大きくザワついたのを覚えている方も多いでしょう。
王道なのか邪道なのかわからない問題作こそHUNTER×HUNTER!
王道の能力バトル系漫画でありながら、時折行き過ぎた「冨樫ワールド」で、『問題作』として扱われてしまうことのあるHUNTER×HUNTER。冨樫先生だからこそ描ける、少年誌のタブーギリギリのライン、ややダークな世界観が少年のみならず大人を熱狂させています。
休載が続いても、いつまでも待つファンがいるのは、HUNTER×HUNTERくらい?
現在は冨樫先生の体調不良が続いていることから休載しがちになってしまっています。よく連載再開を待ち望むファンが再開時期を予想するという通常考えられない事態が起きたりすることも人気の裏付けと言えるでしょう。
いまだ連載中ということもあり、まだまだ先が楽しめるのもHUNTER×HUNTERの魅力といえるでしょう。
【冨樫義博 頂上ランキング】幽遊白書の魅力!
ドラゴンボールと双璧を担った人気作こそ、幽遊白書!
「幽遊白書」は、週刊少年ジャンプにて1990年~1994年まで連載され、単行本全19巻を発刊した人気マンガです。発行部数は4930万部で、HUNTER×HUNTERにはやや及ばないものの歴代の日本のマンガで30番台の発行部数を誇る人気マンガとなっています。あの歴史的超大作のドラゴンボールが連載されていたときに連載されており、当時の子供達からはドラゴンボールと幽遊白書どちらが好きかと、よく話題に挙げられたほどです。
各キャラごとに独自な技を使う斬新なアイデアを取り込んだ幽遊白書!
幽遊白書は、不慮の事故で死んでしまった主人公の浦飯幽助が「霊界探偵」として生き返り、霊能力を武器に魔物や妖怪と戦っていく物語です。このマンガのスゴイところは、「王道バトル漫画」ですが、各キャラクターごとに、独自の技を使い、相性などで勝ち負けが決まる、「能力バトル漫画」のヒントを作ったことでしょう。
主人公の浦飯幽助が使う「霊丸」を始めとして、このマンガのキャラクターたちはそれぞれが独自の技を使う設定は、まさに「能力バトル漫画」に繋がる設定であり、冨樫先生が幽遊白書の次に書いたHUNTER×HUNTERにもその設定は活かされています。
幽遊白書は、少年漫画で鉄板のトーナメント形式をふんだんに取り入れた!
幽遊白書は「暗黒武術会」、「魔界統一トーナメント」といったトーナメント形式のバトルが多いのも特徴でした。様々な敵キャラクターとトーナメントで戦っていくという設定は、特に週刊少年ジャンプのマンガでよく見られる手法です。
トーナメント形式のバトルを広めた作品としては、他にも「天下一武道会」を開催したドラゴンボールなどがありますが、幽遊白書もまたトーナメント形式バトルの面白さを広めた立役者であるといえます。
「能力バトル漫画」のヒントを残したり、「トーナメント形式」など、様々な要素を世に広めた幽遊白書は、現在活躍する多くの漫画家に大きな影響を与えたと言われています。
幽遊白書はキャラクターの個性が際立っていた!
今やネットスラングの域を超え、日常会話でも使われるようになった「中二病」という言葉がありますが、この言葉を産むきっかけのひとつになったのも幽遊白書です。
中学二年生が好きそうなダークな要素を詰め込んだようなキャラクター、「飛影」が登場することがその一因になっているといえます。飛影は「第三の目」を持ち、「包帯で右腕を封印」しており、「常に黒づくめの衣装」で、「黒い炎」を操るという、まさに中二病が好む要素の塊です。かつて中二病だったという方のなかには、飛影に影響されてしまったという方も多いのではないでしょうか。
「冨樫義博の人気漫画はどっち?『HUNTER×HUNTER』vs『幽遊白書』の頂上ランキング!」のまとめ
このように、HUNTER×HUNTERも、幽遊白書も、漫画界だけでなく、人々の暮らしにも大きな影響を与えた作品であるといえます。幽遊白書は、HUNTER×HUNTERとは違いすでに完結済みの作品ですが、それゆえに単行本で最終回まで一気読みすることも可能です。とはいえ、HUNTER×HUNTERは「冨樫ワールド」全開のため、一度は読んでみることをおすすめします。
では気になるアンケート・ランキングの結果発表です
『HUNTER×HUNTER』vs『幽遊白書』のアンケート・ランキング結果はこちら!
172_冨樫義博の人気漫画はどっち?のアンケート
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