【株 初心者必見!】低位株の定義を見直し株取引で利益を出そう!

【株 初心者必見!】低位株の定義を見直し株取引で利益を出そう!

株取引を始めるとき、利益をあげるために、様々なサイトや本を参考にしたり、セミナーに参加するのではないでしょうか。勉強をするうえで最低限の知識を学ぶことは悪くないことですが、8割の人が損をするのが株取引になります。教科書の知識だけでは利益をあげることは難しいのが現実です。

では株取引で利益をあげる人は、教科書で得られる知識以外にどのような知識をもっているのでしょうか。本記事では個人投資家から人気がある「低位株」について、どのように捉えるべきなのかを紹介します。

そもそも低位株って?

低位株とは、株価が低い株の事を指します。明確な基準はありませんが、一般的に株価が500円から300円以下の株式のことを低位株と呼びます。株式の持つ価値に比べ安くなっている割安株とは異なります。株価が100円を切る株式のことを「超低位株」と呼ぶことがあり、「ボロ株」ともいわれます。

「低位株」という呼び名は、「業績が芳しくない」や「潰れそう」や「一流企業ではない」というイメージがつくかもしれませんが、そうではありません。株価が低いだけで低位株に一流企業はたくさんあります。もちろん超低位株レベルになると、何かしらの理由があり株価が低くなっている可能性もあります。

低位株を教科書ではこう説明している

株価が低い低位株の特徴として、1日の制限値幅が大きかったり、少しの値動きでも変動率が大きくなることがあげることができます。そのため多くの教科書は、低位株に対して次のような紹介をしているでしょう。

  • ①株価が低く株式を安く購入できるため、資金が限られる個人投資家に人気がある
  • ②株価の変動率が比較的大きくリスクが高いが、逆に大きな利益も得やすい
  • ③小額の投資で株価が大きく変動してしまうため、投資金額が大きい機関投資家やファンドが手を出しにくい(つまり株式が操作されにくく、勝ちやすい)

教科書の紹介内容は正しいのか

答えは『正しくない』です。

なぜ正しくないか。多くの教科書は、一部の低位株の特徴を述べています。株価が低い一流企業はこの特徴に該当しません。どういった低位株が教科書の条件に該当するかを説明します。

低位株の概念

まず①のケースですが、株式を安く購入できるのは、低位株の中でも株式の最低単位数が低い株式(具体的には100株以下)が該当します。最低単位数が「1,000株」の場合、株価300円の株式を購入するのに最低「30万円」必要になります。このように最低単位数次第で、株式を安く購入できるかが変わってきます。

次に②のケースですが、こちらは株価が低い低位株の場合は全てに該当するので、教科書の紹介内容は正しいと言えます。低位株の一流企業も同じことが言えます。例として、100円の株価が1円上がり、101円になればそれだけで「1%」の上昇となります。低位株はたった10円の上昇でも株価が数%以上の変動することが多いため、比較的小さなニュースでも大きな利益と損益につながりやすいのが特徴としてあげられます。

最後に③のケースですが、一番重要な情報が2つ抜けています。1つ目は、「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株であれば、小額の投資で株価が大きく変動します。しかし、出来高が高くさらに時価総額が大きいような低位株は、機関投資家やファンドなどが株式を取得しています。教科書が紹介するのはあくまで、「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株が該当することを覚えておきましょう。

次に2つ目は、たとえ「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株でも、大口の個人投資家や機関投資家、ファンドなどが、低位株を仕手株化して株価を操作して利益を生み出そうとすることは多々あります。このような場合、損するのはほとんどが個人投資家であるため、大口投資家がいないと思い油断することだけはやめましょう。仕手株の恐ろしさは「仕手株は一般の個人投資家の敵!!」を参照ください。

「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株を購入しよう!

さきほど紹介した「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株の特徴をうまく利用する投資方法があります。

まず出来高が高くない株式銘柄の場合、投資家から注目されていないケースがほとんどです。なぜ株式銘柄が注目されないかというと、業績はもちろん事業に注目すらされていない、つまり今後成長する可能性が高くないことが大きな理由です。

こういった株式銘柄のもう一つの特徴として、滅多に出ない少しの材料で株価が急騰する可能性が高いことがあげられます。しかし、注意しなければならないもう一つの特徴が、倒産のリスクが常にあるということです。

「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株のこの2つの特徴をうまく利用する投資方法があります。どんな方法か。

  • 「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株の投資方法
  • ①低位株でもまだ今後復活する可能性が少しでもあると考えられる10株式銘柄を選出
  • ②10株式銘柄に合計100万円投資(1株式銘柄の平均取得単価10万円とする)
  • ③10株式銘柄を監視し、2倍になった株式銘柄があれば株式を売却
  • ④あらかじめ決めていた保有期間になれば全株式銘柄を売却

たとえば、3つの銘柄が2倍に、6つの銘柄が横ばい、1つの銘柄が倒産したという結果で終わったとすると、資産が120万円、つまり20%の利益がでます。リスクを最大限に緩和しながら、急騰時に機械的に売却してしまうという投資方法になります。

この手法は、もう少し工夫をすることで勝率をもっと上げることができます。たとえば、情報収集を怠っていなければ、さすがに倒産に関するニュースは取得することができるでしょう。倒産の可能性が生じた時点で売却してしまえば損失をもっと抑えることができます。さらに2倍以上に株価が上がった場合、逆指値で株価の上昇を追従すれば、2倍以上の値段で株式を売却することもできるでしょう。

またもう一つ覚えておくべきテクニックがあります。仕手株化して株価が急騰した場合の対処方法です。株価が急騰した理由をしっかりと調査し、理由がない(つまり仕手株化した)株価の急騰の場合は、元の株価に戻る可能性が非常に高いため、株価が2倍になっていなくても売却してしまった方が良いでしょう。仕手株化したかを見極めるのは「仕手株を見極めて莫大な利益を出そう!」を参照ください。このケースは、仕手株化する前から株式を購入しているため、むしろ仕手株化して株価が上がることは利益を得ることにつながります。

このように様々な工夫を凝らすことで利益を大きくすることができます。

株取引で利益をあげる人の『低位株』への投資方法!

まとめとして、利益をあげる人の動向をまとめました。利益をあげる人の中でも様々なスタイルがあると思いますが、低位株に関わるまとめは以下になります。

  • 低位株の中でも「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」に該当しない株式銘柄は通常の株式銘柄と同じ扱いをする
  • 「出来高が高くない」かつ「時価総額が低い」低位株の特徴、急騰の可能性および倒産のリスクを考慮した、分散投資を行う

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