【犬 vs 猫 vs ウサギ vs モルモット】アニマルセラピーの動物でおすすめはどれ？人気アンケートで比較調査！

健康・医療

ペットとしての動物と触れ合うことで、ストレスの軽減や心身の健康を保つ効果を期待する「アニマルセラピー」が、ここ10年来医療関係者を中心に注目を浴びています。

高齢者の認知症の改善や、うつ病などメンタル面でのケアが必要な方が動物と触れ合うことで症状が回復するなど一定の効果を上げてきたことで、一般社会での認知度も急激に高まってきました。

今後のさらなる学術的な研究や分析が期待されるところですが、現在の知見では、どのような種類の動物たちがより望ましいのでしょうか？

そこで今回バトクエでは、犬派、猫派、ウサギ派、モルモット派に分かれて特徴や魅力を比較し、最後にどれ派が人気かアンケートした結果を発表します！

犬

猫

ウサギ

モルモット

【犬のアニマルセラピー】の特徴・魅力

パートナーとして、人間の手助けになる存在

遥か昔から、人間のパートナーとしてペット化してきた犬。人間の助けをすることにおいて、これほど適任な動物はなかなかいないでしょう。介護犬や盲導犬など、医療の現場で活躍してきた先例もあり、人間の関係性の中でどう接し訓練すれば良いか、というメソッドも確立されています。

特に超高齢化社会の日本では、認知症や介護を中心とした高齢者問題を考える際、介護訓練を受けた犬は高齢者の助けになってもらうことが可能です。また一般的に、自ら犬に触れ、犬に話しかけ、犬と共に歩きたいと思うことにより心理的な改善効果も期待できます。

積極性や前向きな姿勢が生み出されている点は、近い将来さらにアニマルセラピーの中での犬の重要性が高まる可能性を示していると言えるでしょう。

【猫のアニマルセラピー】の特徴・魅力

癒しを与える猫の可愛さ

犬と同様、猫も古くから人間と身近に暮らしてきた動物です。猫はあまり介護的な活躍は期待できませんが、単純に視覚的にかわいいと言う長所は、人に癒しを与えてくれます。

癒しの例として、以前は猫を飼っていたが施設に入ったことでもう猫と触れ合うことが望めないと考えていた高齢者が、セラピーの一環で施設に来た猫を抱っこして元気を取り戻したりしたと言う事例もあります。

また、猫の柔らかい体に触れることで高血圧を促進するホルモンの分泌が抑えられるなど、ふわふわした毛並みや体の温かさを感じることで身体的な健康を維持ができるという、猫ならではのメリットもおすすめのポイントです。

【ウサギのアニマルセラピー】の特徴・魅力

子供に最適なアニマルセラピー

ウサギがセラピーに効果を発揮する例としてよく見られるのは、高齢者というよりは若年層の中で比較的症状の軽い引きこもりや不登校のお子さんがいるケースです。

このような小動物は余り攻撃的ではなく、どちらかと言うと臆病で活動的ではないため、セラピーを受ける子ども達にとって受け入れやすいという長所をが報告されています。

【モルモットのアニマルセラピー】の特徴・魅力

アニマルセラピーの効果だけでなく、世話もしやすい

ハムスターが通常のペットとしては人気が高く、アニメの人気キャラクターでも存在しています。しかし、実際のサイズではやや小さすぎて人間が扱う際には注意が必要なため、セラピーの動物としては不向きな部分があるでしょう。

モルモットはウサギよりも一回り小さいですが、平均体重１kg程度のサイズはあるためひざの上に抱っこすることも可能です。

また、ハムスターが夜行性である一方昼行性なので、飼育するときに人間との生活サイクルが合致しやすく、平均寿命も6～8年あるため、セラピーアニマルとしての長所をもっています。