【株式投資の教科書】低PERには手を出すな!高PERこそ株価が上がる成長株!

【株式投資の教科書】低PERには手を出すな!高PERこそ株価が上がる成長株!

株式投資を始めたい人や初心者の方だけではなく、株式に興味はあるけど何も知らない、何もわからない人でもわかるように、株式の仕組みや言葉を紹介します。今回は、「低PER」の株価が下がりやすく、「高PER」の株価が上がりやすい理由について紹介します。

PERについて

  • PER=株価÷EPS

PER(株価収益率)は、株価がEPS(一株あたりの純利益)の何倍まで買われているかを意味し、単位は「倍」です。通常PERが「10〜15倍」が普通と言われており、安定している大企業だと「10倍」くらい、ベンチャー企業だと「20〜30倍」前後であることが多くあります。

一般的には、株価が割安かどうかを判断するのに使われており、基準より低かったら割安銘柄、基準より高かったら割高銘柄と判断されていました。

しかし実際のところ、PERの株式指標だけでは、株価の割安性を判断するのは間違いであり、「企業の成長を考慮して割安かどうかを判断すべき」事実があります。

簡単に説明すると、下記の流れで株価が割安かどうか判断しますが、判断方法については詳しくは「「「PER」だけでは割安性を判断するのが難しい?」」を参照ください。

  1. 現時点でPERが数値上は割高
  2. 企業が成長することで数年後のEPSが増加すると予想できる
  3. 現時点では高いPERが、数年後は適正もしくは低いと判断できる
  4. 現時点のPERは割高ではないと判断できる

低PER企業と高PER企業のそれぞれの特徴

前述したようにPERの株式指標だけでは、株価の割安性を判断すべきではなく、企業の成長を考慮する必要があります。

では成長する企業のPERはどのような値になっているのでしょうか。成長する企業のPERの特徴を見ていきましょう。

株情報メディアには、よく低PERの特集があるが…

株式情報を特集するようなメディアには、よく低PERの特集を行い、割安の株式を狙うことを進めたりしています。しかし株価の割安性は「企業の成長性を考慮する必要がある」ため、メディアの特集をそのまま鵜呑みにしてはいけません。

はたして低PERの株式は、企業の成長が見込みやすいのでしょうか。答えは「成長が見込みにくい」です。

もちろん一概には言えないのですが、低PERの企業は、しばらくの間成長が止まってしまっているケースが多く見受けられます。もちろん今後の経営で革新的な対策を行い、成長が見込まれ株価が上がる可能性はあります。しかし経営が変わらないような企業の場合、いくら割安になっていようが、そもそも投資家から注目されていないため、出来高も多くなかったりすることがほとんどでしょう。こういった状態ならば、株価がほとんど変動なかったり、むしろ下がってしまうこともあります。

このように企業の経営が改善される見込みがあれば、投資することも良いと判断できますが、大概は経営が改善されないような企業のため、低PERの企業に投資することは非常に無駄に資金を拘束してしまう可能性が高く、投資の対象から外すことをオススメします。

さらに株価が下がる

高PERの話題でいつも株情報メディアを賑わっている

高PERは現時点の売上や利益にくらべ株価が高いことになるため、高PERの企業は株式がたくさん購入されていることになります。つまり、株取引の出来高が高く、投資家から注目されていることになります。

なぜ投資家から注目されているのか。答えは単純で、業績が成長しメディアから取り上げているためです。つまり「成長している」もしくは「成長する可能性が高い」企業であることが比較的多くあります。

もちろん成長しているからといって、株価が上がるわけではありません。今後数年かけてさらに企業の成長が見込めるのであれば、さらに株価が上がっていくでしょう。しかし1年後に成長が止まる可能性が高い場合、株価が割高とみなされ株価が下がる可能性もあります。株価変動の判断方法については、詳しくは「「PER」だけでは割安性を判断するのが難しい?」を参照ください。

このように高PERの企業こそ、成長を繰り返しメディアに取り上げられていることが多い傾向があり、株価が上がる成長企業である可能性が高いと言えるでしょう。もちろん現時点からの企業の成長をしっかりと判断し、株価の変動を予想する必要はありますが、数年後に現在の株価よりも成長してもおかしくないと判断できるのであれば、投資対象とすることをオススメします。

PERを維持しながら株価が上がる

株価が上がりやすいPERの傾向

一般的に割安性を判断するのに利用されているPERですが、割安と判断される低PERの企業の株価の方が下がりやすく、高PERの企業の株価の方が上がりやすい傾向があります。割安だから株価が上がるのではなく、企業が成長するから株価が上がると考えた方が良いでしょう。

このような投資傾向を深く分析した場合、株価のピークは企業業績のピークより前につけることが多くあります。つまり株価には先見性があり、業績と共に株価が成長するのではなく、業績より早く株価が成長するということになります。詳しくは「株価のピークと業績のピークは異なる!!」を参照ください。

まとめ

  • 低PERの株式銘柄の場合、成長が止まっている企業が多い
  • 低PERで株取引の出来高が低い企業の場合、株価は良くて横ばい、むしろ下がるケースの方が多い
  • 低PERの企業に投資することは無駄に資金を拘束する可能性が高い
  • 高PERの株式銘柄の場合、株取引の出来高が高く投資家の注目企業であることが多い
  • 高PERの企業は、成長を繰り返しメディアに取り上げられていることが多い
  • 数年後にさらに売上や利益が成長できる可能性があれば、株価が上がりやすいと判断でき、高PERの企業に多い

コメントを投稿する

投稿されたコメント

コメントはありません。

BatQue

BatQue(バトクエ)は、この世界のハッキリしていないことに、あなたの投票で決着をつけるアンケートサイトです。あなたが作ったアンケートにみんなが答えたり、気になるアンケートに投票したりしよう!