本物のビュティは死亡している!?「ボーボボ」の後日談が悲しすぎる!へっぽこ丸、ドンパッチも死亡?!
2001年から連載開始から合計300話以上が掲載され、週間少年ジャンプの歴史に名を残す大ヒットギャグ漫画となった「ボボボーボ・ボーボボ」。鼻毛真拳の使い手である「ボーボボ」と、人類の髪の毛を全て抜こうと企む「マルハーゲ帝国」との戦いを描いた不条理なギャグ系ストーリーが印象的でした。そんな「ボボボーボ・ボーボボ」には後日談があったということをご存知でしょうか。そこで今回は、あまり知られていない「ボボボーボ・ボーボボ」の後日談についてご紹介します。
まずは「ボボボーボ・ボーボボ」の人気アンケートも取っているので、よければお答えください♪
【本誌ではできなかった】ボボボーボ・ボーボボ人気投票!!のアンケート
ボボボーボ・ボーボボ
ビュティ
首領パッチ
ヘッポコ丸
ソフトン
ところ天の助
「ボーボボ」や「ビュティ」、「首領パッチ(ドンパッチ)」たちの後日談が明らかに!?
「ボボボーボ・ボーボボ」は、終始フルテンションのキャラクターたちが大騒ぎする漫画で、作中に暗いシーンはほとんどありません。そのためどんな戦いもギャグテイストで軽~く乗り越え、最終回まで仲間たちは誰も死ぬこと無く大団円を迎えています。
「ふわり!どんぱっち」では、「首領パッチ(ドンパッチ)」を中心に、「ビュティ」や「ヘッポコ丸」が登場!
ところが、「ボボボーボ・ボーボボ」の作者である澤井啓夫先生がその後描いていた「ふわり!どんぱっち」という作品は雰囲気を一変します。「ふわり!どんぱっち」の登場人物は、「ボーボボ」の相棒的存在だった「首領パッチ(ドンパッチ)」を中心に、「ビュティ」や「ヘッポコ丸」など、「ボーボボ」の仲間たちが主軸となってストーリーが進みます。なのに何故かボーボボだけは一向に登場せず、また毛刈り隊などの悪役も一切登場しないのです。かつてマルハーゲ帝国に支配されていたはずのボーボボワールドは、なぜか現代日本のような平和な街になっています。
また、キャラクターデザインはほとんどそのままなのに、かつてのような不条理ギャグの類は行いません。ストーリーは、「ビュティ」の家に同居する「首領パッチ(ドンパッチ)」が、毎日お菓子を食べたりビュティたちと遊んだりするだけの日常系作品に変貌しています。
漫画「ボボボーボ・ボーボボ」単なるスピンオフ作品だと思われていた「ふわり!どんぱっち」に少しずつ闇が…
「ふわり!どんぱっち」の世界観は、「ボボボーボ・ボーボボ」とかけ離れている!
あまりにも、かつての「ボボボーボ・ボーボボ」とかけ離れた「ふわり!どんぱっち」の世界観に、ファンの間では「キャラクターデザインが同じだけで、パラレルワールドなのだろう」という結論が出されました。実際、「ボボボーボ・ボーボボ」ではあれほど鋭いツッコミを繰り広げていた「ビュティ」の面影はなく、見た目が似ているだけの普通の女の子と考えるのが妥当に思えました。現に「ふわり!どんぱっち」で「首領パッチ(ドンパッチ)」と「ビュティ」が出会うシーンがあるのですが、2人はまるで初対面のように振舞います。この「首領パッチ(ドンパッチ)」と「ビュティ」は、本編でマルハーゲ帝国と戦っていた2人とは無関係なのだと、誰もが思いました。
「ふわり!どんぱっち」では、「首領パッチ(ドンパッチ)」が「ボーボボ」に手紙を出すシーンが!
しかし「ふわり!どんぱっち」のとあるエピソードで、事態は急転します。最初はいつも通り、平和な街で「首領パッチ(ドンパッチ)」がポストに手紙を出しに行くというストーリーでした。手紙を出すまでには、「ビュティ」や街の人たちとの触れ合いがあり、特に大きな事件も無く手紙の投函は終了します。しかし、その話の最後のコマに、「首領パッチ(ドンパッチ)」が出した手紙の内容が一部写し出されます。
「首領パッチ(ドンパッチ)」の手紙には、自分と「ビュティ」が写った写真が貼られており、このように書いてありました。
お前は今日も毛刈り隊と戦ってるかーい オレも楽しくやってるぞ
そう、明らかに前作の主人公「ボーボボ」に向けた手紙だったのです。「ふわり!どんぱっち」は完全なパラレルワールドだと考えられていた作品でしたが、ここへきて毛刈り隊やボーボボの存在が示唆されました。
では、どうしてボーボボだけが毛刈り隊との戦いを続けているのでしょうか?そして何より、どうして「首領パッチ(ドンパッチ)」と「ビュティ」は、互いのことを知らなかったのでしょうか?物語は、少しずつ真相へと近づいていきます。
最終回でついに「ボーボボ」登場!本物の「ビュティ」は死んでしまった!?
結局「ふわり!どんぱっち」では、真実が明らかにならなかった!
様々な考察が飛び交う中、多くの謎を残して「ふわり!どんぱっち」は一旦終了。その後ジャンプ+にて「ほんのり!どんぱっち」として連載が再開されますが、そちらも一年弱で連載終了してしまいました。しかし、その最終回で衝撃の真実が次々と明らかになってきたのです。
続編「ほんのり!どんぱっち」で衝撃の事実が!「ビュティ」はいったいどうなった?
首領パッチ(ドンパッチ)が河原でひとり佇んでいると、そこへ遂にボーボボが現れます。「ふわり!どんぱっち」では全てのキャラクターがキレイな絵柄に変えられていましたが、何故かボーボボは当時の姿のままです。
「3年半ぶりか?」「こんな場所で間違っても鼻毛真拳とか出すんじゃねーぞ」などと会話しながら、ボーボボは首領パッチ(ドンパッチ)の隣に座ります。かつての2人なら大暴れして意味不明なギャグを繰り出していたところですが、ここでも何故か大人しく会話しています。
そしてモノクロのナレーションが流れます。
ツルリーナ4世率いる毛刈り隊の勢力は増す一方だ。戦いはまだ続いている
この説明により、かつての「ボーボボワールド」と、「ふわり!どんぱっち」の世界がリンクしていることは解りました。しかし、2人が会話の中で「こっちの世界」「あっちに戻る」などと発言があったことから、パラレルワールドであることは確定しました。
なぜ「ふわり!どんぱっち」に「ボーボボ」が登場しなかったかといえば、それは「ボーボボ」が毛刈り隊のいる世界に残って戦い続けていたからだったのです。ところが「首領パッチ(ドンパッチ)」は、どうしたわけかパラレルワールドに移住してきたということになります。
その理由について、首領パッチ(ドンパッチ)はこのように発言しています。
ここ、ビュティがいんだよ。へっぽこ丸の奴も…
この発言から、かつての「ボーボボワールド」にはもう「ビュティが」居ないことが推察できます。悲しそうな顔で話す「首領パッチ(ドンパッチ)」を見ても、居なくなった理由は…何らかの原因で死亡したとみるのが妥当でしょう。つまり、この「ふわり!どんぱっち」という作品にいるキャラクターのほとんどは、「ボボボーボ・ボーボボ」に登場したキャラクターとは別時空の人物であり、「ボーボボワールド」の住人は「首領パッチ(ドンパッチ)」ひとりだけだったということです。
「ボーボボ」も「ビュティ」が死んでしまった事を悟っていた?
「ここ、ビュティがいんだよ」と聞いた「ボーボボ」も、「…そうか」とだけ答えており、本編最終回後に本物のビュティが死んでしまったことをほのめかす会話があります。「首領パッチ(ドンパッチ)」は「ビュティ」や「ヘッポコ丸」の死で心を痛め、かつての仲間が生きているパラレルワールドを探してどこかへ消えてしまったと見るのが妥当でしょう。
本物のビュティは死亡している!?「ボーボボ」の後日談が悲しすぎる!へっぽこ丸、ドンパッチも死亡?!のまとめ
いかがでしたでしょうか?あんなに賑やかで楽しかった「ボボボーボ・ボーボボ」に、こんな悲しい後日談があるなんて…。「ふわり!どんぱっち」はここで終わってしまったので詳しい事情は解らずじまいでしたが、作者の澤井先生にはまた何らかの形で「ボーボボ」の続きを描いてもらいたいですね。そして、その時こそはハッピーエンドで〆てほしいと願っているファンも多いのではないでしょうか。
最後に人気投票のアンケート結果を発表します!
【本誌ではできなかった】ボボボーボ・ボーボボ人気投票!!のアンケート
ボボボーボ・ボーボボ
ビュティ
首領パッチ
ヘッポコ丸
ソフトン
ところ天の助
ボボボーボ・ボーボボに関するアンケートを実施!
【本誌ではできなかった】ボボボーボ・ボーボボ人気投票!!のアンケート
ボボボーボ・ボーボボ
ビュティ
首領パッチ
ヘッポコ丸
ソフトン
ところ天の助
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投稿されたコメント
だから多分死亡はしてると思う