【鶏飯】美味しい？まずい？どっち？人気アンケートで好き嫌いの割合調査！

グルメ

鶏の飯と書いて「けいはん」。決して「とりめし」ではありません。鶏の炊き込みご飯でもない、鹿児島県奄美の郷土料理です。

茶碗に盛られたあたたかいご飯に、ほぐした鶏肉などの色とりどりな具材を乗せ、鶏からとったスープをかけて食べます。細やかな手間がかけられている料理で、奄美では祝い事やもてなしの席で欠かせない一品です。

今回のバトクエでは、そんな鹿児島県の名産品である「鶏飯」の特徴や魅力をご紹介いたします。また最後に人気アンケートの結果も発表しますので、商品の購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

★★★★★（大好き）

★★★★（好きかな）

★★★（普通）

★★（嫌いじゃないけど）

★（嫌い）

【鶏飯】の特徴・魅力

Cookpad Inc.

「鶏飯」の歴史

「鶏飯」は薩摩藩の支配下に置かれた奄美で、本土からやってくる役人たちをもてなすために考え出されたのが始まりで、当時は大変貴重だった鶏肉を用いた炊き込みご飯でした。

昭和20年に鶏のスープをかけて食べるアレンジが考えられて浸透し、現在の形になりました。

「鶏飯」とは

ほぐした鶏肉、干しシイタケ、錦糸卵、パパイヤなどの漬物、タンカンなど奄美の特産柑橘類の皮（陳皮）、紅ショウガ、海苔、ネギなどの具材や薬味が彩りよく皿に並べられています。

これらを自分でご飯の上に乗せ、鶏からとった旨味たっぷりの熱々のスープを上からかけていただくのが主流です。

ごはんは少なめに盛り、スープをたっぷりかけるのが鶏飯を美味しく食べるコツ。スープと一緒にサラサラかき込むと、スープの旨味と具のアクセントがご飯とバランスよく混ざり合い、優しい美味しさが口いっぱいに染み入ります。

専門店の鶏飯は茶碗2～3杯の量があるので、自分のペースで何度かお代わりしても楽しめる食品です。

「鶏飯」の美味しさの秘密！

鹿児島県地鶏振興協議会

鶏飯の味の決め手は「黄金色のスープ」と評される鶏のスープです。

アクや脂を取りながらとろ火で煮出されており、とても手間がかけられています。材料も店によってこだわりがあり、出汁のよく出る親鳥を用いたり、地鶏を用いたりとさまざまです。

特に奄美の専門店では、丸鶏でスープを取っているところが多く、風味が豊かで旨味とコクがしっかりしています。奄美の鶏飯のスープは油の浮いているものが多いけれど、その見かけに反して脂っこくはなく、「後味があっさりしていて食べやすい。」と言われることも多いです。

また、丸鶏の肉をほぐしたものが具材として出ており、いろんな部位の肉がそれぞれに美味しく、旨味たっぷりで柔らかく仕上げられています。まさに鶏の味を堪能しつくせる逸品です。

【鶏飯】は好き嫌いが分かれる？

FitsPlus Inc.

さて、鹿児島県で人気を集めている「鶏飯」ですが、好き嫌いは人によっても分かれるのでしょうか？

以下に口コミ評判をまとめてみました。

【鶏飯】が好き・美味しいという口コミ

鶏だけではなく、様々な具材や薬味をのせて食べられるので嬉しい。
温かいスープとご飯が身体を温めてくれるので、冬の寒い時期にピッタリだから好き。

【鶏飯】嫌い・まずいという口コミ

鶏の臭みがあるのと、スープの味が濃くてちょっとしつこい。
旨味はとても強くて美味しかったけれど、鶏の匂いが臭くて気になった。

鶏独特のにおいが強いのを考慮すれば、何度でも食べたくなる美味しい商品だと言えます。