【モノポリー vs 人生ゲーム】ボードゲームはどっちが好き？人気アンケートで比較調査！

ゲーム

ボードゲームは星の数ほどありますが、誰もが知っているといえば「モノポリー」と「人生ゲーム」をおいて他にはないでしょう。

もちろん1935年に発売され国際的な知名度を持つモノポリーと、1967年にタカラから発売されて以来、国内での圧倒的な人気と知名度の人生ゲームを、完全に同列に並べて論じるのは他国の人には難しいかもしれません。

でも、私たち日本人にとっては、その二つの面白さを他国の人々よりもはるかに経験しやすいという点で、その魅力を掘り下げる価値は大いにあるでしょう。

そこで今回バトクエでは、モノポリー派と人生ゲーム派に分かれて特徴や魅力を比較し、最後にどっち派が人気かアンケートした結果を発表します！

モノポリー

人生ゲーム

【モノポリー】の特徴・魅力

monopolypedia

モノポリーの方がボードゲームとしての歴史は古い

前述のように、モノポリーの方が1935年発売なのでボードゲームとしての歴史は古いです。世界選手権が存在し、毎年20580ドルの賞金をめぐって世界各国のつわものがモノポリーの勝負にしのぎを削っています。

また、日本人がこれまで2回優勝していることが報道などでも取り上げられています。ちなみに2019年度モノポリー日本選手権全国大会の優勝者は、前年と同じで「新井孝司」さんでした。

つまり、上手な人は戦略であったり、他のプレイヤーとの交渉であったり、何らかの技術的な裏づけなど、運だけではなく実力が伴ってモノポリーが強いということ。その結果交渉においてはビジネスマン顔負けのやりとりがなされたりもします。このような多面的な要素がモノポリーに多くの人を惹きつける理由でしょう。

幅広い年齢層で楽しむことができるゲーム

もちろんそういった堅い側面だけでなく、全国大会の決勝に残ったメンバーの中には小学生と高校生もいます。幅広い年齢層で楽しめることも、このゲームの奥深さを示していると言って良いでしょう。子供から大人まで、みんなで遊べるのがモノポリーです。

【人生ゲーム】の特徴・魅力

KADOKAWA CORPORATION

「人生ゲーム」は、日本人の代表格ともいえるゲーム

日本人にとってボードゲームの代表格といえば「人生ゲーム」をおいて他にはありません。

ある一定以上の年齢の人ならば、家族でお正月に楽しんだり、子どもの頃友達の家で4,5人の友達としたり、民宿などに置いてあるものを何人かの仲間で時間つぶし代わりに始めて思いのほか白熱してしまったり、という記憶のある人も多いでしょう。

あまりにも身近にあるので、アメリカで制作されたのが最初と知らない人が多い

実は、日本人にとってあまりにこのゲームがポピュラーです。そのため、ルーツが1960年にアメリカで製作・発売された「THE GAME OF LIFE」であることを知って驚く人も多いでしょう。

現在世界30カ国で販売されているこのゲームを、タカラトミーが日本版として発売しました。それから、日本人に馴染み深いすごろくと同様なゲームの進め方や、アメリカンドリームへの憧れを盛り込んだ内容が人気を博した結果、ボードゲームの国民的ロングセラーとしての立場を歩み始めるように。

その後、1983年にオリジナリルな要素を取り入れた日本版が製作されたことを皮切りに、何年にもわたってさまざまなバージョンが生まれた結果、これまでで60種類以上もの人生ゲームが発売されています。

令和になった今でも、高度経済成長期以降の日本の世相を反映した内容を思い出しながら、幅広い世代で遊ぶという楽しみ方もあるでしょう。