【囲碁漫画おすすめランキング】人気アンケートで比較調査！

将棋漫画に比べて、競技人口の少なさも災いしてあまり作品数の多くないと思われがちな囲碁漫画です。

しかし代表的な作品である「ヒカルの碁」以外にも、知られていないながらも相当数の作品が世に出ています。競技としての勝ち負けだけではない側面でも奥深さを感じさせる囲碁を扱った作品は多くあります。そんな中代表なのが、「ヒカルの碁」「星空のカラス」「お父さんは急がない」「みことの一手」あたりではないでしょうか。

そこで今回バトクエでは、それぞれの漫画の特徴や魅力を比較し、最後にどっち派が人気かアンケートした結果を発表します！

ヒカルの碁

星空のカラス

お父さんは急がない

みことの一手

【ヒカルの碁】の特徴・魅力

「ヒカルの碁」20周年記念特設ページ

圧倒的な知名度と大人気

碁を打てる人打てない人問わず、圧倒的な知名度と人気を誇るのがいわずと知れた「ヒカルの碁」です。

主人公の進藤ヒカルと、平安貴族の幽霊で碁の名人である藤原佐為の関係から始まります。そして、ヒカルが碁の魅力に触れてから、ライバルの少年棋士である塔矢アキラや仲間たちと切磋琢磨して、最終的にプロ棋士になって活躍するまでが描かれている作品です。

作画はデスノートでも有名な小畑健

原作ほったゆみ、作画小畑健、梅沢由香里六段が監修し、週間少年ジャンプで1999年から2003年まで連載され、アニメ化などを含め社会現象を巻き起こしました。

この作品を見て囲碁を始めたプロ棋士を国内外問わず多数輩出するなど、囲碁漫画の金字塔と言って良いでしょう。

【星空のカラス】の特徴・魅力

マンガPark

囲碁と恋愛要素を上手く組み合わせた作品

競技として囲碁の魅力と、少女マンガに不可欠な恋愛要素を見事に組み合わせた作品がモリエサトシ原作の「星空のカラス」です。

主人公の女子中学生の烏丸和歌と、新進気鋭の若手プロ棋士であり和歌の師匠でもある鷺坂総司のお互いへの想いを縦軸に、和歌と周囲の棋士、そして棋士の卵たちの囲碁にかける情熱を横軸にして、物語が展開していきます。

2012年より2015年まで「花とゆめ」にて連載されました。囲碁の監修は女流棋士の穂坂繭三段。「ヒカルの碁」同様、院生と呼ばれる日本棋院のプロ棋士養成機関に所属する同年代の少年少女らのプロを目指す戦い、更には準主人公である鷺坂のトッププロの戦いを通じて和歌らの成長が描かれます。

囲碁を知らない人向けに、和歌の従姉妹に囲碁のレッスンプロが教えると言う体裁で、解説コーナーがあるのもおすすめです。

【お父さんは急がない】の特徴・魅力

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プロ棋士と院生の日常が分かりやすく描かれている

「ヒカルの碁」よりもわずかに早く、1998年から「ビッグコミックゴールド」で連載が開始、1999年以降は「プチフラワー」に連載が引き継がれた、倉多江美原作の囲碁漫画のさきがけと言うべき作品が「お父さんは急がない」です。

主人公は、プロ棋士としては今ひとつぱっとしない成績ですが、ストーリーの主たる語り手である相羽佐江子と弟の卓の父親として、日々を飄々と生きている相羽四段。彼のプロ棋士としての日常が妻、娘、息子の家族３人の視点から語られており、プロ棋士と院生の日常が、非常に身近な語り口で分かりやすく描写されています。

【みことの一手】の特徴・魅力

日本棋院

ギャグ漫画として人気を集めている

上記の3作品とは違った作風で囲碁漫画を楽しむのなら、４コマのギャグ漫画で「まんがタイムきららMAX」に2013年～2015年にかけて連載された宇城は、やひろ原作の「みことの一手！」がおすすめです。

女子高生である楠みことと、幼馴染で同級生の鷺宮蛍、後輩の早河葵と白河文香の４人が、囲碁部を舞台に学園ものの王道的なギャグを繰り出す異色の囲碁漫画になっています。

囲碁に関わる部分について初心者に分かりやすく解説するわけではありませんが、逆に囲碁が分からない人にも単純に面白く読めるという部分が強みと言えるでしょう。