【鋼の錬金術師 vs ベルセルク】ダークファンタジー漫画ならどっちが好き？人気アンケートで比較調査！

これまで「知ってはいるけど読んだことが無かった漫画」として意外と手を出されにくいジャンルといえば、ダークファンタジーではないでしょうか。

そんなダークファンタジーの漫画としておすすめしたいのが、鋼の錬金術師とベルセルクです。ダークファンタジーのランキングには必ずと言って良いほど登場するこの2作品。そこで今回バトクエでは、鋼の錬金術師派とベルセルク派に分かれて特徴や魅力を比較し、最後にどっち派が人気かアンケートした結果を発表します！

鋼の錬金術師

ベルセルク

【鋼の錬金術師】の特徴・魅力

GYAO

約１０年間連載し、錬金術が使える架空の世界が大人気のファンタジー作品

２００１年８月号から約１０年間にわたって、「月刊少年ガンガン」に連載・完結し、アニメ・映画・ゲームでも話題を集めた荒川弘原作の作品。あまりダークファンタジーというイメージはないかもしれませんが、れっきとしたダークファンタジー系の漫画として有名です。

錬金術が修行や道具などを通じて戦闘などに活用できる能力として存在する、架空の世界が舞台です。１９世紀初頭をイメージさせる時代設定のもと、主人公のエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟が、自らの運命と一国の国民全ての命、そして周辺の国々の存亡をかけて、錬金術を用いてホムンクルスと呼ばれる邪悪で強力な能力を持つ敵を倒すというのが物語の骨子になります。

世界観だけではなく、各登場人物のキャラ設定も作りこまれている

世界観の完成度もさることながら、各々の登場人物のバックボーンや友情、人造人間であるホムンクルスとの対比で浮き彫りにされる人間という存在の意義などが読者を惹きつける部分でもあります。

【ベルセルク】の特徴・魅力

dアニメストア

主人公とヒロイン中心に、取り巻く人々たちの思いが描かれるダークファンタジー

１９８９年１０月号の「ヤングアニマル」誌の前身である「月刊アニマルハウス」より連載が始まります。

断続的に休載期間を挟みながらも、今なお完結せずに連載が継続し、単行本の発行累計は４０００万部を突破するなど、ダークファンタジーの金字塔とも言える作品と言って良いでしょう。

中世ヨーロッパ的な剣と魔法の世界を舞台に、主人公の剣士であるガッツとヒロインのキャスカ、二人を取り巻く人々の思いや葛藤を織り交ぜながら、ガッツらの旅が描かれています。

時間軸が前後しながら物語が進んでいて、世界観が深く描かれている

時間軸が前後しながら物語が展開するなどの複雑さも相まって、作者の三浦建太郎自身が「死ぬまでに完結できるか」と危惧するほどの深い世界観が描かれています。

でも恐らくダークファンタジーと呼ばれるジャンルは、この作品から始まったといっても過言ではありません。

しかし残念なことに作者の三浦建太郎さんが亡くなられたため、続きが読めなくなってしまった漫画でもあります...