【ファイナルファンタジー4 vs 聖剣伝説2 vs クロノ・トリガー】人気投票!

【ファイナルファンタジー4 vs 聖剣伝説2 vs クロノ・トリガー】人気投票!

スクウェア・エニックス(当時のスクウェア)の人気シリーズといえば「ファイナル・ファンタジー」。その一時代を築いたスーパーファミコン(以下スーファミ)用ソフトファイナルファンタージ4〜6は、FFシリーズの人気を一段と飛躍させました。

中でもスーファミ第一弾となった「ファイナル・ファンタジー4」は後のスーファミナンバリングの基礎となった作品でもあるのですが、この作品の誕生には様々な名作が繋がっていたのをご存知ですか?

その名作とは同じスクウェア・エニックス(旧:スクウェア)の人気タイトル「聖剣伝説2」と「クロノ・トリガー」です。

そこで今回は、ファイナル・ファンタジー4と聖剣伝説2、クロノ・トリガーの関係を紹介し、最後にスクエニのスーパーファミコンの名作No1を決める人気投票の結果を発表します。

まだまだ人気投票中なので、お好きなシリーズに投票をお願いします。

【スーファミ】スクウェアの名作といえば…?のアンケート

ファイナルファンタジー4

聖剣伝説2

クロノ・トリガー

FF4

FF4とは、もともと「ファイナル・ファンタジー5(仮)として企画されており、そのひとつ前のナンバリングである4はスーファミではなく、ファミリーコンピュータ(以下ファミコン)用ソフトとして企画されていました。そして同時に製作が開始されたのですが、FF5の方が開発が先行し、FF4は初期コンセプトが作られただけで終了していました。そして結局、当初FF5として作られていたファイナル・ファンタジーは、FF4として世に出されたのです。

FF4のボツ案だった「聖剣伝説2」と「クロノ・トリガー」

FF3の続編が聖剣伝説2?

聖剣伝説2

FF4の企画段階で、田中弘道氏による「シームレスバトル案」が挙がっていました。しかし、これはコンペに敗れ、不採用となり、漫画家の鳥山明氏のキャラクターを使ったシームレスなゲーム「クロノ・トリガー」として企画しなおされました。

当時、CD-ROMを使った「プレイステーション(仮)」が開発されるという話があり、この「クロノ・トリガー」はそのソフトとして開発されることになり、膨大なスケールでデータを設計し始めたのですが、結局このスーファミ用周辺機は開発されず、「クロノ・トリガー」も一時保留に…。そこで、先に作っていたものを「モーションシステムのゲーム」として再編し、「聖剣伝説2」としてリリースしたのです。

ここで、田中弘道氏のインタビューを見て見たいと思います。

田中弘道氏のインタビュー一部抜粋

『FF3』の制作終了後に、もう少しアクション寄りで、戦闘を切り分けたスタイルじゃなくて、フィールド上でダイナミックに遊べないかないう方向で考え、『FF4』を制作しはじめました。それが、いつの間にか『4』ではなくなって…最終的には『聖剣伝説2』として発売されたわけですが、実はそれ、開発過程では『クロノ・トリガー』と呼ばれていたものなんですけどね(笑)。
その当時は、『FF3』の直後に鳥山明さんと話して、鳥山明さんのキャラクターを使い、横からみたシームレスなシステムのゲームを企画していたんです。スーパーファミコン用にCD-ROMが出るということだったので。そのCD-ROM用に膨大なものを設計して作っていたんですけど、結局リリースできなかった。それは『クロノ・トリガー』プロジェクトとして新たに作ることにしてもらって、先に作っていたものを『聖剣伝説2』としてまとめました。
だから、自分の中では『聖剣2』が『FF3』の続編という感覚だったんです。

そもそも聖剣伝説はFFの外伝だった…!?

今では1つのタイトルとして認知されている「聖剣伝説」シリーズですが、元々はFFの外伝作品として作られており、初代タイトルはゲームボーイ用ソフト「聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝」でした。その外伝の続編である聖剣伝説2で1タイトルとして認められ、シリーズ展開が始まったのです。

一時保留されたクロノ・トリガーが再始動

クロノ・トリガー

FFとドラクエの融合?

スーファミ用周辺機の開発が白紙に戻されたために、開発が保留になっていた「クロノ・トリガー」ですが、後にドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二を迎えた企画として再始動を果たし、スーファミソフトとしてリリースされました。

当時、スクウェアとエニックスはライバル的存在であり、FF(スクウェア)とドラクエ(エニックス)は日本の2大RPGとして常に競い合う関係にあったため、FFの坂口博信氏とドラクエの鳥山明氏、堀井雄二氏が手を組んだ「クロノトリガー」はゲームファンに大きな衝撃を与えました。

キャラが似ている?

ちなみに、もともと1つの企画から生まれた、ということもあってか、「聖剣伝説2」に登場する主人公「ランディ」とヒロイン「プリム」の姿は、「クロノ・トリガー」に登場する主人公「クロノ」とヒロン「マール」によく似ています。

ランディとクロノはどちらも茶髪を逆立てたようなヘアースタイルに、青い服、頭と首にバンダナや布類を巻いています。そしてプリムとマールはどちらも金髪ポニーテールで、ノースリーブに膨らみのあるボトムスをはいており、まるで双子のようにそっくり。

事情を知らずに見ると「同じスクウェアのゲームだからかな」と思うところですが、こうした制作秘話を知ると「だから似ているんだな」と納得ですね。

「【ファイナルファンタジー4 vs 聖剣伝説2 vs クロノ・トリガー】人気投票!」まとめ

簡単にまとめると、FF4(元:FF5)発売の裏で、田中弘道氏のボツ案が「クロノ・トリガー」となったものの、予定していたハードが開発中止となったために再編されて「聖剣伝説2」になった、というわけです。

もし、任天堂がSONYと仲たがいしていなかったら、現在知られている「プレイステーション」ではなく、スーファミ周辺機の「プレイステーション(仮)」が販売され、そのソフトとして「クロノトリガー」がリリースされていた、のかもしれませんね。

それでは、お待ちかね人気投票のアンケート・ランキング結果の発表です。

【スーファミ】スクウェアの名作といえば…?のアンケート

ファイナルファンタジー4

聖剣伝説2

クロノ・トリガー

まだまだアンケート募集中です!あなたの意見も聞かせてください!

【スーファミ】スクウェアの名作といえば…?のアンケート

ファイナルファンタジー4

聖剣伝説2

クロノ・トリガー

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