【世界自然遺産ランキング】知床 vs 白神山地 vs 小笠原諸島 vs 屋久島の人気投票結果は？
旅行先の候補に上がりやすいみんな大好き世界遺産。世界遺産には、文化遺産、自然遺産、複合遺産、危機遺産の4ジャンルに分かれています。その中でも日本国内の世界文化遺産は「姫路城」や「原爆ドーム」など19ヶ所とかなり多く存在します。
しかし、世界自然遺産は「知床」、「白神山地」、「小笠原諸島」、「屋久島」の4ヶ所のみで、とてもレアな存在であることをご存知でしたか。
そこで今回バトクエでは、4つの世界自然遺産を紹介し、最後に『【世界自然遺産ランキング】知床 vs 白神山地 vs 小笠原諸島 vs 屋久島』という人気投票ランキングのアンケート結果を紹介します。
まだまだアンケート実施中なので、あなたの意見を聞かせてください♪
【世界自然遺産ランキング】知床 vs 白神山地 vs 小笠原諸島 vs 屋久島のアンケート
知床
白神山地
小笠原諸島
屋久島
世界自然遺産はなぜ日本に少ない？
4つの世界自然遺産を紹介する前に、世界自然遺産の簡単な紹介をします。
世界自然遺産に登録されるためには、4つの評価基準のいずれかを満たす自然が選ばれるわけですが、審査はとても厳しいことで知られています。
- 地形･地質
- 生態系
- 自然景観
- 生物多様性
もともと世界自然遺産は、世界的にみても割合が低い
実は日本だけではなく、世界的に見ても世界自然遺産の割合は低くなっています。世界遺産全1,121件中で、自然遺産は213件と20％に届きません。
観光バスでふらっと訪れることができる文化遺産とは違い、自然が遺産となるため、壮大な原風景や生物多様性が求められます。そもそも必要となる敷地が文化遺産と比べものにならないほどの広さが必要なのです。
富士山でさえ、世界自然遺産への登録を断念...
世界自然遺産の登録審査基準は、壮大な原風景や生物多様性が求められるため、とても厳しいことで知られています。
富士山でさえも世界自然遺産での登録を断念し、「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産として登録したほどです。
【世界自然遺産ランキング】知床の特徴と魅力
知床は、日本最大の世界自然遺産
「知床（しれとこ）」は、2005年に世界自然遺産として登録されました。
知床は北海道の東部に位置する知床半島の一部が登録されています。斜里町と羅臼町にまたがっており、陸地と海を合わせて7万1100ha（ヘクタール）という広大な範囲が世界自然遺産となっています。
もちろん日本の世界自然遺産の中で一番広い面積で、さすが北海道だなという貫禄を感じずにはいられません。
知床は、生態系が豊か！
知床の特徴は、山から川そして海と繋がる生態系の豊かさ。
北の海より押し寄せる流氷により、豊富な栄養分が小魚を養い、小魚をクジラ、イルカ、アザラシ、そして鮭などが食べ、そしてアザラシや鮭を熊が食べ、と壮大な命の循環が行われています。
知床の大自然を満喫するプランが満載！
せっかくだから可能な範囲で大自然の中を探検したいという人は、ガイド付きのトレッキングツアーやクルーズ船ツアーがおすすめです。
特に知床でのカヤックツアーは、最高の体験ができると評判です。なかには1週間もキャンプしながら、シーカヤックで知床の海を巡るエクストリームなツアーもあるようです。
知床を簡単に観光できるツアーもある！
知床を気軽に訪れたいのなら、バスツアーやレンタカーで有名どころをさくっと回ることをおすすめします。
「知床五湖」では知床五湖とオホーツク海を眺めながらトレッキングできたり、「プユニ岬展望台」などのビューイングスポットで、大自然のパノラマを味わうこともできます。
またクルーズ船ツアーでは、知床側では氷河が岩を削った「オロンコ岩」など壮大な景色、羅臼側ではホエールウォッチングなどを堪能できます。
【世界自然遺産ランキング】白神山地の特徴と魅力
白神山地は、屋久島と共に日本で初めて登録された世界自然遺産！
「白神山地」は、1993年に日本で初めて世界自然遺産として登録されました。
白神山地は、青森県と秋田県にまたがる標高1,000m級の山地です。総面積13万haのうち1万7,000haが世界遺産に登録されています。
白神山地といえば、ブナ原生林！
白神山地の最大の特徴は、世界最大級のブナ原生林がほとんど手つかずで残っていることです。
眺望が優れているというより、未開の原生林そのものを感じることができるのが、白神山地の魅力です。
誰でも白神山地に入山することができる！
白神山地を登山できないと思われがちですが、誰でも入山することができます。
「白神岳」や「天狗岳」、「二ッ森」などの山々は登山道が整備されており、本格的な登山じゃなくても、1～2時間で巡れる手軽なトレッキングコースも用意されているので、初心者でも、気軽に観光することができます。
本格的に登山をするなら「白神山地ビジターセンター」でしっかりと情報と装備を整える必要があります。
より白神山地を深く感じたいのであれば、ガイドツアーに参加するのがおすすめです。
【世界自然遺産ランキング】小笠原諸島の特徴と魅力
小笠原諸島は、日本最新の世界自然遺産！
「小笠原諸島」は、東京都心から約1,000km南南東にある30ほどの島々の集まりです。主な有人島は母島と父島。行政区的には東京都に属しています。
小笠原諸島が世界自然遺産に登録されたのは2011年で、国内4ヶ所の自然遺産のなかで最も新しく登録されました。
小笠原諸島は世界でも珍しい生態系！
小笠原諸島の特徴は、大陸や日本列島から遥か遠く離れた小島で独自の進化を遂げた貴重な生態系です。
特にカタツムリの独自の生態系が評価され、世界自然遺産に登録されました。
小笠原諸島の海は、ダイバーの憧れ！
美しい海ならではのクジラやイルカ、ウミガメなどの海洋生物にも頻繁に出会えることから、ダイバーの憧れの海ともなっています。
小笠原諸島へのアクセスは不便...！
小笠原諸島はアクセス難易度は非常に高く、東京から小笠原諸島までフェリーで約24時間、週1便の運行となっています。そのため、1週間単位でしか旅行のスケジュールが組めません。
しかしこのアクセスの不便さも魅力と考える観光客が多く、しばらく日常を離れて大自然のなかに身を置いてみたいと考える人が多く小笠原諸島を旅行先として選んでいます。
【世界自然遺産ランキング】屋久島の特徴と魅力
屋久島は、白神山地と共に日本で初めて登録された世界自然遺産！
「屋久島」は、鹿児島県の南南西約60kmのところに浮かぶ周囲130kmほどの離島です。屋久島は白神山地とともに1993年に国内初の世界遺産として登録されました。
屋久島の自然の景観、そして動植物群の生態系が評価されました。
屋久島といえば、屋久杉！
屋久島といえば、樹齢数千年ともいわれる屋久杉。とくに「縄文杉」は教科書にも紹介されるほど有名で、推定樹齢6000年以上と言われています。日本で最も有名な木こそが「縄文杉」といえるでしょう。
屋久島には九州最高峰の山々がある！
縄文杉が有名な屋久島ですが、1,000mから1,900m級の山々の連なっており、九州最高峰の「宮之浦岳」は登山ファンの中ではかなり有名です。
「縄文杉」や「宮之浦岳」を堪能するには、1日がかりとなるので、登山するならしっかりと装備を整える必要があります。
もし登山するのであれば、生態系に特徴がある屋久島のことを幅広く教えてくれるガイドツアーに参加するのもおすすめです。
屋久島の自然アクティビティが魅力！
屋久島はかなり広大なため、カヤックやダイビング、トレッキングを始め、様々なアクティビティスポットがあります。手軽にトレッキングを楽しみたいのなら、「ヤクスギランド」や「白谷雲水峡」がおすすめです。
またパワースポットと呼ばれる場所も多く、一人旅女子からも人気なのも屋久島の特徴の一つです。
「【世界自然遺産ランキング】知床 vs 白神山地 vs 小笠原諸島 vs 屋久島」まとめ
日本に4ヶ所しかない世界自然遺産である「知床」、「白神山地」、「小笠原諸島」、「屋久島」。日本の自然の豊かさを幅広く感じることができ、いずれの自然遺産でも初心者向けの軽いトレッキングから、エキスパート向けのエキストリームツアーまで多種多様なフィールドが広がっています。
さらに「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の4ヶ所を併せた地域が2020年夏の世界自然遺産登録へ向けて動いているので、今後も世界自然遺産の登録動向が見逃せませんね。
あなたは、4つの世界自然遺産の中で、どの世界遺産にいきたいですか？
「【世界自然遺産ランキング】知床 vs 白神山地 vs 小笠原諸島 vs 屋久島」の人気投票結果発表！
【世界自然遺産ランキング】知床 vs 白神山地 vs 小笠原諸島 vs 屋久島のアンケート
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【世界自然遺産ランキング】知床 vs 白神山地 vs 小笠原諸島 vs 屋久島のアンケート
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