【紅の豚】ポルコ・ロッソが豚になった3つの理由を解説&人気投票

【紅の豚】ポルコ・ロッソが豚になった3つの理由を解説&人気投票

「紅の豚」とは

1992年7月18日公開。宮崎駿の長編映画第6作。幼いころから空への憧れをもっていた宮崎駿自身の夢を描いたとされる作品。『カッコイイとは、こういうことさ。』というキャッチフレーズからもあるように、子供向けではなく大人向けに作られています。宮崎駿の大人向け長編映画は「紅の豚」が初めて。前作を上回る興行収入54億円と日本記録を更新しました。

ポルコ・ロッソ(マルコ)は、なぜ豚になったのか!?

そんな「紅の豚」の主人公「ポルコ・ロッソ(マルコ)」がなぜ豚になったのか。様々な理由がファンの間で話されていますが、原作者の宮崎駿やスタジオジブリもその理由を明確に回答していません。本記事ではマルコが豚になった理由を考察し、最後に『紅の豚の主人公ポルコ・ロッソ(マルコ)は、なぜ豚になったのか!?』というアンケートの結果を紹介します。

もしよければ皆さんの意見も聞かせてください♪

紅の豚の主人公ポルコ・ロッソ(マルコ)は、なぜ豚になったのか!?のアンケート

人間に幻滅し、自ら人間を捨てて、魔法をかけて豚になった

ジーナを愛するわけにはいかないから、自ら豚になった

特に理由がなく、宮崎駿自身も設定も決めていなかった

他の理由(上記3つの選択肢にはない)

考察その1『人間に幻滅し、自ら人間を捨てて、魔法をかけて豚になった』

ポルコが豚になった理由

インターネットで、もっとも有力とされている理由の一つになります。

映画のいたるところで、ポルコは社会や政府に対する否定的な発言をしていることから、ポルコがいきている世界に幻滅していることがわかります。また、ポルコは戦争で親友をたくさん失いましたが、自分だけが生き残ってしまったことに対し自責の念でいっぱいです。社会や政府に幻滅しているうえ、自分自身に対しても否定的になってしまったため、自ら人間を捨て、自分自身に魔法をかけ豚になったという説です。

この説が有力視されるのには、理由があります。それはDVDやBD(ブルーレイ)の紹介内容に『自ら魔法をかけて豚の姿になってしまった』と紹介されているからです。オフィシャルではないものの商品の紹介ページに『自らに魔法をかけた』と紹介されているため、ファンの間ではこの理由が有力視されています。

DVD/BDのストーリー紹介の引用

1920年代末のアドリア海は、ファシズムの足音と新たな戦争の予感におびえていた。それは決して「古き良き時代」などではなかった。食い詰めた飛行機乗り達は空賊となって暴れまわり、彼らを相手に賞金稼ぎたちは功を競った。その中に、賞金稼ぎとして最も名を上げていた一匹の豚、ポルコ・ロッソ(紅の豚)がいた。イタリア空軍のエース・パイロットだった彼は、自らに魔法をかけて豚の姿になってしまったのだ。ポルコをとりまく女性たち、手に汗握る空賊との戦い、アメリカからやってきた宿命のライバル、そして全編を彩る空を飛ぶロマン。誇りと金と女のために、命を賭けた戦いが今幕を開ける。

考察その2『ジーナを愛するわけにはいかないから、自ら豚になった』

ジーナを思いやるポルコ

飛行艇乗りと結婚するたびに、夫に旅立たれ3回も未亡人になってしまったジーナ。もしポルコ自身がジーナと恋仲になりポルコが死んでしまったら、ジーナをまた悲しませることになります。そうはさせたくないため、自分はジーナを愛するわけにはいかないと、ポルコは自ら醜い姿(豚)になったという説があります。

しかし、ポルコの思惑とは異なり、ジーナはポルコを待っていました。カーチスと最後の決闘をしていたポルコに対し、ジーナは『あなた、もう1人女の子を不幸にする気なの?』といっており、ジーナはポルコを愛していたことが明らかになります。ポルコがジーナを不幸にしたくない、悲しませたくないと思い取った行動(豚になったこと)が、結果ジーナを不幸にしてしまったという事実が、非常に渋く、そして、かっこいい。

ポルコが豚になった理由としては、一番かっこいいので私自身はこの理由が一番好きです。

考察その3『特に理由がなく、設定も決めていなかった』

宮崎駿

事実関係を追っていくと、実はこの説が一番有力になります。

こんな宮崎駿のエピソードがあります。プロデューサーの鈴木敏夫が『そもそもなんでこいつ豚なんですか?』という質問に宮崎駿は『すぐ原因と結果を明らかにしようとする!』と怒ったそうです。

実は宮崎駿は漫画を描く時、特に理由もなく擬人化された動物をよく使います。「紅の豚」も宮崎駿の漫画「雑想ノート」の中の14話「飛行艇時代」が原作であり、「雑想ノート」に登場する人物の多くが擬人化された動物が使われています。さらに、映画化するにあたり最初は短編映画として制作を開始したため、それほど細かい設定をせず漫画の設定をそのまま利用したと予想できます。

これらの理由より、『特に理由がなく、設定も決めていなかった』状態で映画化が進んだという説が、事実関係からは有力とされています。また、宮崎駿自身の姿(夢)を描いたとされる「紅の豚」で、主人公(=自身)をイケメンにするのが恥ずかしかったのではないでしょうか。

『紅の豚の主人公「ポルコ・ロッソ(マルコ)」は、なぜ豚になったのか!?』のアンケート結果

以上の考察より、次のアンケートを取った結果を紹介します。

アンケート内容『【紅の豚の主人公「ポルコ・ロッソ(マルコ)」は、なぜ豚になったのか!?』

  1. 選択肢
  2. 人間に幻滅し、自ら人間を捨てて、魔法をかけて豚になった
  3. ジーナを愛するわけにはいかないから、自ら豚になった
  4. 特に理由がなく、設定も決めていなかった
  5. 他の理由(上記3つの選択肢にはない)

気になるアンケート結果はこちら!

紅の豚の主人公ポルコ・ロッソ(マルコ)は、なぜ豚になったのか!?のアンケート

人間に幻滅し、自ら人間を捨てて、魔法をかけて豚になった

ジーナを愛するわけにはいかないから、自ら豚になった

特に理由がなく、宮崎駿自身も設定も決めていなかった

他の理由(上記3つの選択肢にはない)

アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください。

質問

紅の豚の主人公ポルコ・ロッソ(マルコ)は、なぜ豚になったのか!?のアンケート

「紅の豚」の主人公「ポルコ・ロッソ(マルコ)」がなぜ豚になったのか。様々な理由がファンの間で話されていますが、原作者の宮崎駿やスタジオジブリもその理由を明確に回答していません。そこでポルコが豚になった理由を皆さんに聞きたいと思います!

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