【エヴァンゲリオン】テレビ版、漫画版、新劇場版の違い紹介＆比較＆人気投票！

漫画アニメ

エヴァンゲリオンは、世界中にファンがいる超有名・超人気アニメです。ストーリーが難しいですが、エヴァの深い設定や斬新な演出に魅了される人は多くいます。

そんなエヴァンゲリオンには、3つのシリーズがあります。

テレビ版・旧劇場版
漫画版
新劇場版

ガンダムのような続編やスピンオフといったシリーズではなく、1本のストーリーを少しずつ設定や内容を変えて、シリーズ化しています。

そこで今回は、エヴァのシリーズでどのような設定の違いがあるのか比較紹介し、最後に「【エヴァンゲリオン】どのシリーズが一番好き？」というアンケートをとった人気投票ランキングを発表します。

まずは、あなたの好きなシリーズを教えてください。

テレビ版（1話〜26話）

テレビ版（1話〜24話）・旧劇場版

漫画版

新劇場版

【エヴァのシリーズの違い】テレビ版・旧劇場版

1995年にテレビ放送されたエヴァンゲリオンが「テレビ版」です。監督である庵野秀明が脚本も手掛けており、まさに庵野秀明の代表作と言えます。

エヴァの旧劇場版とは？

テレビ放送は全26話で、きちんと完結しますが、25話と26話があまりにも斬新な内容だったので、25話と26話をまるまる作りかえたのが、旧劇場版です。昔は劇場版と呼ばれていたのですが、新劇場版シリーズが公開され、旧劇場版と呼ばれるようになりました。

この旧劇場版は、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」として、1997年7月に公開されました。

第25話『Air』
第26話『まごころを、君に』

基本的にエヴァンゲリオンの設定について語られる内容は、1〜24話のテレビ版、25話/26話の旧劇場版を指すことが多いです。

旧劇場版の非常に深い設定に魅了される人は多く、テレビ版・旧劇場版を好きな人は多くいます。

エヴァのテレビ版の25話、26話ってどんな内容だったの？

エヴァンゲリオンのテレビ版は、24話までの完璧で斬新なストーリーで、エヴァブームを巻き起こしていました。

そして25話、26話は、それまでの完璧なストーリーとは打って変わって、「なにこれ」という未完成で斬新なストーリー。

監督の庵野秀明の思い描いたストーリーが26話では収りきらなかったのか、24話までで収まりきってしまったのか、わからないのですが、これまでの24話を台無しにしてしまった内容になっています。

【エヴァ】テレビアニメの25話と26話はあり？なし？

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では、このテレビ版・旧劇場版と、漫画版や新劇場版の設定の違いを紹介していきます。

【エヴァのシリーズの違い】漫画版

エヴァの漫画版とは？

1995年にテレビ放送されたエヴァンゲリオンですが、先行する形で1995年2月から月刊少年エースで連載が始まりました。原作はGAINAX、作画担当はエヴァンゲリオンのキャラクターデザインを担当した貞本義行です。貞本エヴァと呼ばれたりもします。

ストーリーの流れは、テレビ版（1話〜24話）・旧劇場版（25話・26話）とほとんど同じです。しかし作画担当した貞本義行の意向で、設定やストーリーが変わることがありました。

【漫画版の設定の違い】キャラの性格

漫画版では、キャラの性格が『漫画に合わせて』少し異なったりします。例えば、主人公の碇シンジは、テレビ版の内向的な性格と異なり、漫画の主人公らしく、前向きな発言したり、感情をだしたりします。

【漫画版の設定の違い】ヒロインは綾波レイ

漫画版の最大の特徴は『綾波レイがヒロインとして描かれている』ことでしょう。

テレビ版・旧劇場版では、綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーのダブルヒロインとして描かれていました。しかし漫画版では、明確にヒロインが『綾波レイ』です。

作者（貞本義行）へのインタビューで『碇シンジと綾波レイは両想いであった』と明言もしており、両想いであったことがわかるシーンもたくさんあります。

【漫画版の設定の違い】キャラの回想・過去シーンが豊富

テレビ版では語られなかった過去シーンが、漫画版では多く描かれています。

惣流・アスカ・ラングレーの父親について、加持リョウジと葛城ミサトの馴れ初め、碇ゲンドウと碇ユイの馴れ初めなど、様々な過去シーンが描かれています。

また碇ユイの学生時代のエピソードに、真希波・マリ・イラストリアスが登場したり、新劇場版への布石もあったりします。

【漫画版の設定の違い】鈴原トウジが...

テレビ版では、鈴原トウジがEVA3号機のパイロットに選ばれ、使徒に第13使徒バルディエルに侵食されて、大怪我してしまいます。

しかし漫画版では、鈴原トウジが死んでしまうのです...

碇シンジが第13使徒を殲滅し、友達鈴原トウジを殺してしまうことになり、非常にショックな場面となります。

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【エヴァのシリーズの違い】新劇場版

エヴァの新劇場版とは？

2007年から開始された4部作による新シリーズです。

正式名称は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」で、エヴァンゲリオンの「ヱ」と「ヲ」が変わっています。

第1作〜第3作までは公開されており、最終章である第4部は2020年公開予定となっています。そしてなぜか第4作では「ヱ」と「ヲ」が戻っています。

2007年：第1作（前編）『序』
2009年：第2作（中編）『破』
2012年：第3作（後編）『Q』
2020年：第4作（完結編）『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』

【新劇場版の設定の違い】そもそものストーリー

第1作『序』は、テレビ版の第1話から第6話までの話とほとんど変わりません。第2作『破』では、テレビ版の第7話以降を凝縮してまとめつつ、新キャラが登場したり、新しいエピソードも描かれています。

そして第3作『Q』では、第1作『序』と第2作『破』の14年後の世界が舞台とされた、全くの新しい世界が描かれています。

【新劇場版の設定の違い】14年後の世界

新劇場版の最大の違いと言えるのが、第3作『Q』の14年後の世界です。

碇ゲンドウ率いる「NERV」と、葛城ミサトや赤木リツコを中心とする「ヴィレ」が争っています。NERVの真相はまだ明かされていませんが、ヴィレは「ニアサードインパクト」の悲劇を再び起こさないように、NERVに抵抗しています。

14年後の世界なので、碇ゲンドウや葛城ミサトたちは14歳年齢を重ねています。しかしEVAのパイロット達は、「エヴァの呪縛」により外見に年齢変化がありません。

出てくるキャラに違和感があったりしますが、新しい世界観に魅了されるファンも多くいました。

【新劇場版の設定の違い】登場する使徒の数

テレビ版・旧劇場版では、登場する使徒の数は『18』です。新劇場版では、登場する使徒の数は『13』です。

もちろん第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で再び使徒が登場し増える可能性はありますが、テレビ版・旧劇場版に比べ、使徒の数が少ないことが新劇場版の特徴と言えます。

【新劇場版の設定の違い】アスカの設定

新劇場版の大きな特徴と言えるのが、アスカの設定です。

設定面で言えば、惣流・アスカ・ラングレーではなく、「式波・アスカ・ラングレー」という名前に変わっています。母親に関する暗い過去の設定もなくなったこともあり、廃人になっていません。

ストーリー面での変更は、いくつも変化がありました。アスカの恋愛対象は大きな変更があり、加持リョウジへの恋心もなく、恋愛対象は碇シンジのみになっています。またEVA3号機の実験パイロットになり、使徒に侵食されエントリープラグごと初号機に噛み砕かれます（テレビ版では鈴原トウジがパイロットだった）。その影響か、第3作『Q』では眼帯姿で登場します。

【新劇場版の設定の違い】真希波・マリ・イラストリアスの登場

新キャラ「真希波・マリ・イラストリアス」の登場も新劇場版の大きな特徴です。眼鏡で巨乳が特徴で、見た目は少女ですが「エヴァの呪縛」で本当は高年齢という噂も。

かなり好戦的な性格で、誰もが知り得ないEVAの秘密を知るなど、謎多き少女です。第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で過去が明かされるのか。楽しみですね。ちなみに漫画版にも先行して登場していることをご存知でしたか？

【真希波・マリ・イラストリアス】漫画版の登場シーンを紹介！

【新劇場版の設定の違い】ドロドロ設定がない？

エヴァンゲリオンといえば、昼ドラのようなドロドロした人間関係も楽しみの一つでした。例えば、碇ゲンドウと赤木リツコの不倫関係。

しかし新劇場版では、そう言ったドロドロした内容は一切描かれていません。

【新劇場版の設定の違い】パラレルワールドではなく未来？

新劇場版の渚カヲルの意味深発言を一部紹介します。

第1作「序」：『また3番目とはね。変わらないな君は。』
第2作「破」：『今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ。』

碇シンジと面識の無い状態で、すでに名前をしっていたこともあり、新劇場版はテレビ版・旧劇場版とパラレルワールドではなく、未来の話という説が浮上しました。

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