【エヴァ】ゼーレと碇ゲンドウの人類補完計画の違いは？どの計画が一番好き人気投票も！
エヴァンゲリオンは、世界中にファンがいる超有名・超人気アニメです。ストーリーが難しいですが、エヴァの深い設定や斬新な演出に魅了される人は多くいます。
そのエヴァの深い設定の代表例こそが、人類補完計画。
人類補完計画が、ゼーレのシナリオだったり、碇ゲンドウのシナリオだったり、シリーズによっては目的が違ったり、深い設定があります。
そこで今回は、エヴァの人類補完計画についてゼーレ視点と碇ゲンドウ視点について紹介し、最後に「【エヴァンゲリオン】どの人類補完計画が一番好き？」というアンケートをとった人気投票ランキングを発表します。
まずは、あなたの好きなシリーズを教えてください。
- 記事の最後に投票結果を掲載しています
【エヴァンゲリオン】どの人類補完計画が一番好き？のアンケート
テレビ版25話・26話の人類補完計画
テレビ版（1〜24話）・旧劇場版＆漫画版の人類補完計画
新劇場版の人類補完計画
エヴァの人類補完計画とは？
エヴァンゲリオンの物語を通して、人類を脅かす使徒の殲滅していきます。その使徒を殲滅する組織がNERVです。またNERVを裏で操る組織が『ゼーレ』といい、その『ゼーレ』が人類補完計画をNERVを通して遂行しています。
では人類補完計画とは何なのか。
テレビ版25話・26話の人類補完計画
テレビ版の25話・26話の人類補完計画は、心の補完です。
誰もが経験したことがあるであろう『不安・孤独』。人が心をとざそうとしたとき、他人がその不安や孤独を補完しあうことができれば、人の心は不安・孤独から解放できる、そのため人類の心を補完しあう必要があるというものです。
いままで使徒と戦ってきたのはなんだったのかというのは疑問に残りますが、テレビ版の25話・26話の人類補完計画は哲学のお話だった、ということになります。
テレビ版・旧劇場版の人類補完計画
おそらくテレビ版の25話・26話が監督・脚本の庵野秀明の表現したい人類補完計画ではない、と仮定して、改めて作り直された旧劇場版を絡めた人類補完計画について説明します。
『知恵の実』をもったヒトは、人類同士で戦争したり、妬んだり、いじめたり、非常に醜い生き物として、地球に君臨しています。
一方で、『生命の実』をもった使徒は、ヒトと正反対で群れたりしない一つの生命体です。
そこで『知恵の実』をもったヒトに『生命の実』を与え、個体であることを捨て、使徒と同じ一つの生命体へ進化させ、争いのない世界にすることが計画されました。
つまり人類補完計画は、どうしようもない人類を、融合した一つの生命体に進化させる計画だといえます。
しかし、その計画を私物化しようとしたのが碇ゲンドウです。碇ゲンドウの目論む人類補完計画は後述します。
漫画版の人類補完計画
漫画版の人類補完計画は、テレビ版・旧劇場版の人類補完計画と全くの同様です。
新劇場版の人類補完計画
2007年から開始された4部作による新シリーズです。この新劇場版は、まだ完結していません。そのため、どんな人類補完計画なのか、はまだわかりません。
しかしテレビ版・旧劇場版の人類補完計画と異なる点が既に判明しており、ゼーレと碇ゲンドウの目的は同じということです。
碇ゲンドウが人類補完計画を私物化しているわけではなく、ゼーレと同じ目的で人類補完計画が遂行されているようです。
ゼーレと碇ゲンドウの人類補完計画の違いは？
- テレビ版・旧劇場版の人類補完計画
ゼーレの人類補完計画
前述した通りの「どうしようもない人類を、融合した一つの生命体に進化させる計画」こそがゼーレの人類補完計画ですが、内容をもう少し具体的にみてきましょう。
そもそもゼーレがなぜ人類補完計画を望むのかというと、その目的は単純で不老不死になりたいことです。
使徒は『生命の実』を持つことによって不老不死の存在です。ゼーレは使徒の持つ『生命の実』に目をつけ、ゼーレに所属する人たちも不老不死になることを目論んでいたのです。とはいえ、名目は『人類を融合した一つの生命体に進化させる』ことです。
ちなみにゼーレは、人類補完計画をサードインパクトを利用して遂行しようとしていました。
碇ゲンドウの人類補完計画
碇ゲンドウはもともとは、ゼーレと同じ目的で、人類補完計画を進めていた（はず）です。しかしその過程で、最愛の妻である碇ユイを失ってしまい、ゼーレの計画から逸脱し始めます。
碇ゲンドウは、ゼーレの目的に『碇ユイに会う』ことを追加します。碇ユイはEVA初号機に取り込まれている状態のため、『EVA初号機と同じ生命体になる』ことができれば、碇ユイと再開することができます。
ゼーレは単純にサードインパクトを起こして人類を一つの生命体にしようとしたのに対し、碇ゲンドウはEVA初号機を唯一の生命体にしようとしていた、という違いがありました。
【人類補完計画】結局ゼーレと碇ゲンドウのどっちに軍配？
ゼーレは目的を達成？
最終的に、ゼーレはかなり強引にサードインパクトが開始されます。ゼーレの中心人物であるキール・ローレンツもL.C.L化されました。NERV職員たちもどんどんL.C.L化され、一つの生命体へ進化したかに見えました。
碇ゲンドウも目的を達成？
サードインパクトが起こす過程で、碇ゲンドウは綾波レイに裏切られ、望む形でサードインパクトを起こすことができませんでした。それでも補完時に碇ユイに会えたので、目的を達成したということもできます。
ただ補完されたかは意見が分かれ、補完されず死んでしまったという説もあります。
最終的軍配は碇シンジ...
テレビ版・旧劇場版の人類補完計画では、ゼーレも碇ゲンドウも結局は目的を達成したかに見えたのですが、最終的に碇シンジによって補完が取り消されます。
実は碇ゲンドウを裏切った綾波レイが、碇シンジにこの後の世界をどのようにしたいのか、たくしていました。碇シンジは、「もう一度みんなに会いたい」という補完を拒絶し、サードインパクトは不完全なままに終わってしまいます。
そのため一つの生命体にもならず、EVA初号機が唯一の生命体にもならず、軍配はゼーレでも碇ゲンドウでもないと言えるでしょう。
「【エヴァ】ゼーレと碇ゲンドウの人類補完計画の違いは？」のまとめ
エヴァンゲリオンのストーリーのキーとなる人類補完計画。テレビ版・旧劇場版では、一つの生命体になり永遠の命を手に入れたいゼーレと、EVA初号機が唯一の生命体となるようにしたい碇ゲンドウという違いがありました。しかしゼーレと碇ゲンドウで、最終的にはどっちの目的も叶わず、ということになります。
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【エヴァンゲリオン】どの人類補完計画が一番好き？のアンケート
テレビ版25話・26話の人類補完計画
テレビ版（1〜24話）・旧劇場版＆漫画版の人類補完計画
新劇場版の人類補完計画
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