【風の谷のナウシカ】感動のラストシーンは鈴木敏夫が考えた3パターンから選ばれた?皆の好みの人気投票も実施中!
「風の谷のナウシカ」とは
1984年3月11日公開。宮崎駿の長編映画第2作。現スタジオジブリを支えるスタッフ、「高畑勲」や「鈴木敏夫」、「久石譲」らによって、制作されています。放映時はスタジオジブリ結成前であったため、正確にはスタジオジブリ作品ではありませんが、現在はスタジオジブリ社のシリーズ作品の一つとして公式に扱っています。原作は「アニメージュ」に連載していた宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」であり、原作の単行本全7巻の序盤の2巻までの内容を映画化されました。
そんな「風の谷のナウシカ」の壮大で感動できるあのラストシーンを鈴木敏夫が決めたという噂があります。実はこの噂は本当で、正確には鈴木敏夫がラストシーンを3パターン用意し、その中で一番いいものを宮崎駿に提示し、宮崎駿が納得したそうです。本記事では、ラストシーンが作られた秘話を紹介し、最後に「【風の谷のナウシカ】感動のラストシーンは鈴木敏夫が考えた3パターンのどれがよい!?」というアンケートの結果を紹介します。
もしよければ皆さんの意見も聞かせてください♪
【風の谷のナウシカ】感動のラストシーンは鈴木敏夫が考えた3パターンのどれがよい!?のアンケート
王蟲が突進してきて、その前にナウシカが降り立つ。そこでいきなりエンド。
王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされ、そのままナウシカは死亡し伝説となる。
王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされるが、その後ナウシカは生き返る。
ラストのシーンは鈴木敏夫が決めた!?
映画化の時点で漫画は完結していなかった!
まず「風の谷のナウシカ」は宮崎駿の漫画が原作になります。その漫画はまだ完結していなかったため、映画用のストーリーを作る必要がありました。しかし、圧迫したスケジュールが原因でラストシーンをどうするかを決めきっていない状態で制作がスタート。制作が進んでも宮崎駿自身まだラストシーンをどのようにするか決めかねていたようです。結局ラストシーンについてうやむやのまま制作が進み、ようやくラストシーンを制作する段階になって、宮崎駿の書いた絵コンテのラストシーンの内容について議論できる状態になったと言われています。
宮崎駿の考えたラストに鈴木敏夫は納得しなかった!
当初の宮崎駿の絵コンテのラストシーンは『王蟲が突進してくる前にナウシカが降り立つ』というものでした。『ナウシカが降り立って終わる』のです。もし本当にそれで終わるのであれば、ナウシカはどうなったのか気になってしかたありません。もしその終わり方であったのなら「風の谷のナウシカ」の評価が変わっていたかもしれません。
もちろん、高畑勲や鈴木敏夫はこの内容に納得せず、二人で喫茶店で緊急会議が開くことになります。宮崎駿の絵コンテのラストシーンについて、高畑勲が鈴木敏夫にどう思うかを尋ねたところ、『終わり方としてはあっけないですね』と回答したそうです。娯楽映画なのでもっとサービスしていいと二人は考えていたため、根本的に結末を変更した方が良いと考えたようです。そしてその後、二人で延々8時間も喫茶店でラストシーンを検討し、3パターンの候補を考え出しました。
ラストシーン候補
案 | 内容 |
---|---|
宮崎駿案 | 王蟲が突進してきて、その前にナウシカが降り立つ。そこでいきなりエンド。 |
高畑勲案 | 王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされ、そのままナウシカは死亡し伝説となる。 |
鈴木敏夫案 | 王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされるが、その後ナウシカは生き返る。 |
この中から鈴木敏夫が『鈴木敏夫案』を選択し、宮崎駿に提案しに行きました。モメるかと思いきや、制作の進捗がよくなかったこともあり、『ハイわかりました、それでやります』とあっさりOKが出てしまい、ラストシーンが決定しました。このようにして、宮崎駿の代表作「風の谷のナウシカ」のラストシーンは鈴木敏夫が考えた案が選ばれることになりました。
ラストシーンで未だに宮崎駿は悩んでいる
鈴木敏夫が考えたラストシーンは、宮崎駿が全てを納得して受け入れたものではないため少なからず『宮崎駿が表現したいもの』とは差異があったようです。実は、宮崎駿が一番表現したかったのは映画完成の後に継続連載した『原作漫画の内容』でした。原作漫画は宮崎駿自身が納得いくまで考え書き上げたものです。
しかし、映画は原作漫画と全然異なる終わり方をしてしまいました。また原作漫画とまるで違うと声が上がったり、インターネット上でいろいろ論議を呼んでしまいました。宮崎駿はそういった声に頭を悩ませ、『どうしてもっといい結末を思い付けなかったのか…。あのラストシーンは心残りだ』と後悔したそうです。
鈴木敏夫は自分の考えたラストシーンに涙を流す!
ちなみに、ラストシーンを決めてしまった鈴木敏夫は、実際に映画を観たときにラストシーンで感動し涙が止まらなかったそうです。『あのラストでいいに決まってるじゃないですか!というより、あれ以外にありえない!』と宮崎駿に強く主張したいらしいのですが、悩む宮崎駿に主張を自粛したそうです。鈴木敏夫は、あの『青き衣をまといて金色の野に降りたつ』ナウシカの姿こそが、「風の谷のナウシカ」の最大の魅力と考えているようです。
『【風の谷のナウシカ】感動のラストシーンは鈴木敏夫が考えた3パターンから選ばれた?』まとめ
いかがでしたか。鈴木敏夫がラストシーンを考えたと言っても過言ではありません。皆さんはどの結末が好みでしょうか。
最後にアンケートを取った結果を紹介します。
アンケート内容『【風の谷のナウシカ】感動のラストシーンは鈴木敏夫が考えた3パターンのどれがよい!?』
- 選択肢
- 王蟲が突進してきて、その前にナウシカが降り立つ。そこでいきなりエンド。
- 王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされ、そのままナウシカは死亡し伝説となる。
- 王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされるが、その後ナウシカは生き返る。
気になるアンケート結果はこちら!
【風の谷のナウシカ】感動のラストシーンは鈴木敏夫が考えた3パターンのどれがよい!?のアンケート
王蟲が突進してきて、その前にナウシカが降り立つ。そこでいきなりエンド。
王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされ、そのままナウシカは死亡し伝説となる。
王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされるが、その後ナウシカは生き返る。
アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください。
【風の谷のナウシカ】感動のラストシーンは鈴木敏夫が考えた3パターンのどれがよい!?のアンケート
王蟲が突進してきて、その前にナウシカが降り立つ。そこでいきなりエンド。
王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされ、そのままナウシカは死亡し伝説となる。
王蟲が突進してきてナウシカは吹き飛ばされるが、その後ナウシカは生き返る。
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