【2018年プロ野球順位予想】読売ジャイアンツはAクラスへ舞い戻れるのか?
読売ジャイアンツの2017年シーズンの振り返り
今年の読売ジャイアンツは11年続いたクライマックスシリーズ(CS)連続出場を逃してしまいました。読売ジャイアンツの歴史で、初の出来事です。しかし、シーズン中盤の6月に「13連敗」した状態から、よくクライマックスシリーズの出場争いを出来るまで持ち直しました。そこは大きく評価できると思います。
4人の先発投手陣は大きく評価できる!
13連敗という状態から立て直す事が出来た大きな理由、それは先発投手陣と言えるでしょう。読売ジャイアンツには、菅野 智之、マイコラス、田口 麗斗の3本柱に、後半戦からはルーキー畠 世周が加わりました。この4人で貯金数はなんと「30」。先発投手陣は12球団1といっても過言ではありません。この先発投手陣は、後半追い上げることができた大きな要因と言えます。
しかし、シーズンを通して、5番手・6番手の先発投手が中々統一されず、表ローテは強いですが裏ローテが課題の1つでした。内海 哲也、宮國 椋丞、大竹 寛、吉川 光夫といった先発投手候補陣が不調だったり、山口 俊が謹慎になるなど、期待していた人が期待に応えてられない結果になりました。先発4本柱以外の投手で「27の借金」...クライマックスシリーズ(CS)連続出場を逃してしまった大きな原因と言えるでしょう。
中継ぎ・抑えはシーズン通してなかなか計算ができなかった...
読売ジャイアンツの中継ぎ・抑えは、マシソン、カミネロは安定していましたが、その他の投手が安定していませんでした。澤村 拓一の怪我、山口 鉄也や森福 允彦の不調など安定した成績が見込める選手が、活躍できなかったこともクライマックスシリーズ(CS)連続出場を逃してしまったことの原因の1つです。シーズン途中からは西村 健太朗が復活し、マシソンとカミネロの両選手に繋ぐ役割を果たしました。シーズン後半の追い上げに繋がったと言えるでしょう。
野手では、主力となるべき中堅選手・ベテラン選手が波に乗れなかった
陽 岱鋼は交流戦から一軍に上がり、フルで一軍に帯同できませんでした。長野 久義にも言えることですが、主力となるべき中堅選手の陽岱鋼と長野 久義がもっと良い成績を残してもらわないと上位にはいけないと思います。その他にも、阿部 慎之助や村田 修一といった両ベテランも、もっと良い成績を残せたはずです。
マギーは打撃だけ見たら大活躍ですが、チーム事情でセカンドにまわり記録に残らないミスが多々ありました。坂本 勇人も後半8月から疲れの影響か3割あった打率をものすごく下げました。
また、30億かけてFAで来た選手で活躍した人がいない。2017年の読売ジャイアンツは不名誉な記録が多かったと言えるでしょう。
しかしやはり、若手野手が出てこない
なんといってもやはり、読売ジャイアンツの野手陣に至っては皆さん同じ意見だと思いますが、「有望な若手が出てこない」ことが2017年の課題と言えるでしょう。中堅やベテランを脅かすような若手が出てきません。
ですが、シーズン最終戦に若手主体のスタメンで10点とりました!ルーキー吉川 尚輝の猛打賞や良いところで打つ宇佐見 真吾、最終戦で満塁弾を打った山本 泰寛など、最終戦だけみると来年が楽しみな選手が何人か出て来ました。
こういった若手がもっともっと活躍し始めると、ベテランや中堅選手に火がつき、2017年のシーズンは読売ジャイアンツが上位にいるに違いありません。
読売ジャイアンツの2018年(来シーズン)の戦力分析!!
2017年読売ジャイアンツをさる選手は...
片岡 治大、相川 亮二、松本 哲也のベテラン選手は、惜しまれつつも引退されました。長谷川 潤投手(26)、乾 真大投手(28)、江柄子 裕樹投手(30)、鬼屋敷 正人捕手(26)は戦力外を通告されました。
マシソンやマイコラスもメジャー復帰が囁かれているため退団濃厚、さらにシーズン1度も一軍に上がってないギャレットも退団濃厚です。マシソンやマイコラスが退団する場合、読売ジャイアンツの投手陣へのダメージは非常に大きいと言えるでしょう。
村田 修一もFA権を所持しているので、前半戦のような使い方なら退団も考えられ、野手陣へのダメージはこれもまた大きいと言えるでしょう。
2018年シーズン 読売ジャイアンツはどうなる!?
2017年、読売ジャイアンツが再びクライマックスシリーズに出場、セ・リーグ制覇するためには、坂本 勇人、阿部 慎之助、村田 修一、長野 久義などの実績あるメンバーの活躍は必須と言えるでしょう。
しかし、何と言っても「若手の台頭」。こちらも必須と言えるでしょう。若手の台頭が、中堅・ベテラン選手のモチベーションを上げてくれるでしょう。
期待できる若手選手!
- 吉川 尚輝 内野手
- 宇佐見 真吾 捕手
- 池田 駿 投手
- 中川 皓太 投手
この4人の選手には期待しています。最終戦の結果をみて、吉川 尚輝にはセカンドで1年固定出来れば、ある程度の活躍は期待できると思います。また、山本 泰寛との兼用などしても選手同士の切磋琢磨し、成長も期待できて面白いと思います。
宇佐見 真吾 捕手に関しては単純にバッティングが魅力的です。守備面では小林にはまだ勝てませんが、守備面はまだまだ成長する可能性はあり、打てるキャッチャーへと成長する可能性もあります。
投手の2人には今年一軍でそこそこ登板しており、先発も中継ぎもこなせるため、先発なら2人とも左腕なので田口に次ぐもう一枚として、中継ぎなら山口・森福の後釜として、成長してほしいものです。
補強も検討!!
今年も優勝、クライマックスシリーズ(CS)に出場できなかったこともあり、オフシーズンにFAやトレードで実績がある選手を獲得する可能性はあります。またマシソンやマイコラスが退団すれば、またバリバリのメジャーリーガーを取ってくる可能性が高いです。
読売ジャイアンツの2018年シーズンはズバリ!
主力選手がまず、怪我なくシーズン開幕を迎えること、そしてマシソンやマイコラスが残留、もしくは変わる選手を獲得できること、これが2018年シーズン優勝することの必須条件といえるでしょう。そして主力が怪我をしても若手選手がカバーできるかが、ポイントとなります。それさえクリアできれば、読売ジャイアンツは優勝争いはできるチームに戻ることができるでしょう。
2017年みたいに新たな大物選手を取れなかったとしたら、2018年シーズンの優勝は難しくなってしまいます。良くてクライマックスシリーズ出場圏内の2位あたりではないでしょうか。
- 2018年シーズン読売ジャイアンツが優勝する条件はこれだ!
- 主力選手が怪我しないで開幕を迎えること!
- マシソンやマイコラスが残留、もしくは変わる選手を獲得できること!
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【2018年 プロ野球】セ・リーグを優勝するチームはどこだ?のアンケート
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