【2018年プロ野球順位予想】先発投手さえ補強できれば埼玉西武ライオンズは優勝できる?
埼玉西武ライオンズの2017年シーズンの振り返り
2017年のペナントレースを2位で終えた埼玉西武ライオンズ。2017年シーズン開幕前の順位予想は決してよくはありませんでしたが、見事にクライマックスシリーズに進出を果たしました。
2017年シーズンの2位を支えたのは、ズバリ若手野手陣!
2017年シーズンは、若手野手陣が輝きを見せる1年でした。2016年シーズン(昨シーズン)からブレイクの兆しがあった山川 穂高が今シーズンは2割9分8厘の高打率に加え、23本ものホームランを放ちました。年齢のせいか、近年の衰えを隠せないおかわり君こと中村 剛也の後釜になることができるのでしょうか。打線に一発のある長距離打者が並ぶのはとても心強く、試合の流れを変えることができるでしょう。
またルーキーではドラフト3位の源田 壮亮が素晴らしい活躍を見せました。37個の盗塁は日本ハムの西川 遥輝にあと2つ及ばなかったものの、盗塁数リーグ2位。さらに安打数でもリーグ4位の155本。加えて守備面も安定した遊撃手として、走攻守でチームを牽引しました。
若手以外の野手陣も奮闘!
もちろん中堅選手も負けてはいません。WBCでは日本代表として活躍した秋山 翔吾も期待通りの活躍をみせました。首位打者と最多安打のタイトルを獲得し、ホームランもキャリアハイとなる25本を放つなど、満足のいくシーズンといえるでしょう。ここに浅村 栄斗、メヒア、栗山 巧と打線の厚さはパ・リーグの中でも脅威でした。
投手陣は良し悪し...
投手陣を見ると岸 孝之の抜けた穴が心配されました。しかし菊池 雄星がエースの名に違わぬ活躍を見せ、球界を代表するエースまで成長したと言えるでしょう。また、来日1年目の助っ人シュリッターも64試合に登板とフル回転の働きでした。他にも中継ぎ・抑えはリーグ2位に恥じない活躍を見せました。
しかし2017年シーズン通して、先発投手はいまいちピリッとしなかったと言えるでしょう。エースの菊池 雄星以外では、11勝の野上 亮磨は先発投手の役目を果たしたものの、菊池 雄星と野上 亮磨以外は二桁勝利を上げることができず、防御率も3点台半ばと奮いませんでした。来シーズンへ向け、先発投手の立て直しは必須と言えるでしょう。
埼玉西武ライオンズの2018年シーズン(来シーズン)の戦力分析!!
2017年埼玉西武ライオンズを去る選手は...
2017年のストーブリーグでは、牧田 和久の名前が盛んに出てくるでしょう。2011年のルーキーイヤーからチームを支えたサブマリンのFA権を取得したためです。一部ではメジャー挑戦の可能性も挙げられていますが、国内他球団への移籍となった場合、中継ぎでフル回転したサブマリンが居なくなることはチームへの影響は否めないでしょう。また菊池 雄星も、かねてからメジャー挑戦を志しており、今後の動向が気になるところです。
2018年シーズン 埼玉西武ライオンズはどうなる!?
2018年シーズン開幕までに絶対にしなくてはいけないこと!
菊池 雄星に頼りきりだった先発投手陣の立て直しは、2018年シーズン開幕までに必須と言えます。今年11勝を挙げた野上 亮磨に期待がかかりますが、理想として5人の先発投手は必要になるので、その他の選手の成長が必要になります。若手の成長を期待するのか、外国人投手を獲得するのか、何かしらの補強は必須になります。
また中継ぎでは、42試合に登板したドラフト5位の平井 克典、38試合に登板し防御率1.98という好成績を残した2015年のドラフト3位野田 昇吾など、若い投手には来季一層の飛躍を期待ができるでしょう。
高卒ルーキーでは、今シーズン一軍登板なしに終わったドラフト1位の今井 達也。甲子園で見せた輝きを一軍のマウンドでも見せるときがくるのでしょうか。2018年シーズン(来シーズン)は1つでも多く1軍の舞台で投げ、エースへの階段を1歩ずつ登って行ってほしいところです。
野手陣には、既存戦力の維持は必須!
野手陣では、中堅選手、ベテラン選手の成長は期待できないため、若手野手が2017年シーズンと同様以上の活躍を2018年シーズンで見せる必要があります。
とくに2017年143試合すべてに出場したルーキーの源田 壮亮選手には、2018年シーズン(来シーズン)もどうしても期待がかかってしまいます。2年目のジンクスという言葉がありますが、1年を通してレギュラーとして活躍できたことは大きな自信と経験になったに違いありません。2年目のジンクスを跳ね除け、2017年シーズン以上の成績を残してくれるのではないかと期待してしまいます。
山川 穂高も勝負の年になるでしょう。2018年シーズンは全試合フル出場してほしいです。フルシーズンで戦えるだけの体力をつければ本塁打王への道も見えてくるのではないでしょうか。そうなれば本当の意味で中村 剛也に次ぐ「おかわり君2世」となることができるでしょう。
埼玉西武ライオンズの2018年シーズンはズバリ!
2017年は首位ソフトバンクホークスに大差をつけられ2位で終わったものの、先発投手が補強できれば、十分に戦えるはずです。とくに埼玉西武ライオンズの攻撃力は強力で、ソフトバンクにも引けをとらない打撃陣と言えるでしょう。特に複数年契約を結んだメヒアの復活に期待がかかります。2017年はホームラン19本とイマイチ調子を出し切れなかっただけに、2018年にメヒアの復活があれば打撃陣はパ・リーグ最強となるかもしれません。
ソフトバンクと渡り合えるだけの戦力の為にも、先発でも活躍できる牧田 和久の流出はなんとしてでも防ぎたいところです。球団は全力で慰留に努めてほしいところ。また新戦力として先発投手を外国人投手で補強するのも大いにありです。ここの補強がぴったりとはまれば2018年シーズンは、優勝争いできる戦力が整うのではないでしょうか。また今秋のドラフト会議で補強にも注目で、大いには即戦力の先発候補投手、JR東日本の田嶋や立命館大学の東を獲得したいものです。
これらの投手陣の戦力補強と、野手陣の歯車がうまくかみ合えば、2018年のペナントレースは2位と言わず、王者ソフトバンクを脅かす存在になり得ると言えるでしょう。
- 2018年シーズン埼玉西武ライオンズが優勝する条件はこれだ!
- 先発投手の補強!
- 若手野手のさらなる成長!
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【2018年 プロ野球】パ・リーグを優勝するチームはどこだ?のアンケート
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