【2018年プロ野球順位予想】オリックス・バファローズはパ・リーグ3強にわって入ることができるか?

【2018年プロ野球順位予想】オリックス・バファローズはパ・リーグ3強にわって入ることができるか?

オリックス・バファローズの2017年シーズンの振り返り

2017年のオリックス・バファローズは投打のバランスが悪く、うまくかみ合わなかった、という印象が非常に強く残ったシーズンといえるでしょう。機能した選手もいれば、期待に答えられなかった選手がいたり、全体を通して『うまくかみ合わなかった』という表現が一番適切といえるでしょう。そのため可もなく不可もなく4位に終わりました。

2018年への課題と期待が混ざったオリックス・バファローズの投手陣

先発投手陣を見ると、2桁勝利を達成したのがエースの金子 千尋のみでした。期待されたディクソン、西 勇輝の両投手でしたが、ディクソンは勝ち星に恵まれず、西 勇輝は結果を残せず不本意な成績となってしまいました。しかし2016年ドラフト1位で獲得した山岡 泰輔は、先発として8勝を挙げ2018年さらなる躍進を期待できる成績を残すことができました。

リリーフ陣では、ルーキーの黒木 優太が55試合に登板し、中継ぎ陣の中核といえる活躍を見せました。しかしながら、佐藤 達也、岸田 護らの中継ぎ陣を引っ張る必要があるベテランがその力を十分に発揮することが出来なかったため、全体として中継ぎ陣は低調なパフォーマンスのとなってしまいました。しかしシーズンを通して抑えの平野 佳寿は健在であり、まさに守護神という活躍を見せてくれたことは、チームに安定感をもたらしました。

2017年チームを支えた打撃陣!

2018年に向け期待を抱かせる内容となったのが、打撃陣でした。怪我で出遅れたものの吉田 正が12本のホームランを放ったり、T-岡田も打点こそ68打点と物足りないものの31本のホームランを放ちました。またロメロ、マレーロの両助っ人外国人がそれぞれ26本、20本のホームランと期待に応える活躍をしてくれました。そのため打撃陣は、4人以上の長距離打者を抱える重量打線として、オリックス・バファローズを引っ張りました。

吉田 正、T-岡田

オリックス・バファローズの2018年シーズン(来シーズン)の戦力分析!!

2017年オリックス・バファローズを去る選手は...

オリックス・バファローズの絶対的守護神として君臨していた平野 佳寿が、2017年シーズン終盤にFA件を取得したため、チームを離れる可能性が非常に高くなりました。FA件を行使してメジャー挑戦が濃厚となっています。もしそうなればリリーフ陣への影響は計り知れません。また2年目のモレルも退団が決まっています。

2018年シーズン オリックス・バファローズはどうなる!?

2018年シーズンの投手陣には大改革が必要

まず先発投手のテコ入れは言うまでもなく必要です。2017年2桁勝利を達成したのがエースの金子 千尋のみ。ローテーションを任せられる投手を5人確保する必要があります。不本意なシーズンに終わった西 勇輝の復活、そしてルーキーイヤーながら先発ローテーションに定着し8勝の結果を残した山岡 泰輔も2年目のジンクスに負けずに成長して、今シーズン以上の活躍を見せてほしいところです。それでもまだ先発投手が足りません。外国人助っ人のディクソンや2017年ドラフトで戦力を確保するなどの建て直しが必要になります。

また平野 佳寿の退団することも視野にいれると、リリーフ陣のてこ入れが必須になります。2017年シーズンにルーキーながらブレイクといえる活躍を見せた黒木 優太をはじめ、近藤 大亮、金田 和之ら若い中継ぎ陣の2018年の飛躍が必要となるでしょう。とはいえ平野 佳寿がメジャー挑戦となると、2018年シーズンは苦しい戦いとなることが予想され、他の中継ぎ投手にかかる負担が増大してしまいます。次期守護神を誰に据えるかが課題となってきます。かつての岡田 彰布政権下で平野 佳寿、そして岸田 護の両投手が先発からリリーフへ転向したように、大胆な配置転換も見られるかもしれません。

2018年はさらなる野手陣の成長を!

もともと打撃力の高いチームでありましたが、2017年ロメロ、マレーロらが来日1年目で好成績を残したことは明るい材料です。2年目となる2018年シーズン(来シーズン)、日本の投手に順応した彼らがどのような成績を残してくれるのかとても楽しみです。それに加え、T-岡田や吉田 正が活躍できたら、パ・リーグのなかでもトップクラスの打撃力を誇るチームになるかもしれません。

また2018年は捕手陣の成長も期待したいところ。経験豊富な伊藤 光はもちろん、正捕手候補筆頭の若き女房役の若月 健矢も2017年は100試合に出場し経験を積みました。両選手とも打撃成績は2割前後と、とても満足いく成績ではありませんでしたが、オリックス・バファローズの課題といえる投手陣を支えるため、2人で競い合いながら守備からチームを支える存在になってほしいところです。

伊藤 光、若月 健矢

オリックス・バファローズの2018年シーズンはズバリ!

以上の考察より、オリックス・バファローズの解決すべき課題は、ずばり先発もリリーフも含めた投手陣全体の建て直しが急務といえるでしょう。オリックス・バファローズにとってよい2017年のドラフト結果ではありましたが、それだけでは投手陣の建て直しを完遂することは難しいといえるでしょう。

投手陣の選手層の薄さが目立つことも考慮すると、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西部ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスらのAクラスの牙城を崩すのは容易ではないと予想できます。そのため2018年の順位予想はズバリ、2017年と同じ4位に落ち着くのではないでしょうか。

  • 2018年シーズンオリックス・バファローズがしなければいけないことはこれだ!
  • 先発およびリリーフの投手陣全体の建て直し!

こんなアンケート取っています!ご協力ください♪

【2018年 プロ野球】パ・リーグを優勝するチームはどこだ?のアンケート

福岡ソフトバンクホークス

埼玉西武ライオンズ

東北楽天ゴールデンイーグルス

オリックス・バファローズ

北海道日本ハムファイターズ

千葉ロッテマリーンズ

おすすめ記事

コメントを投稿する

投稿されたコメント

コメントはありません。

BatQue

BatQue(バトクエ)は、この世界のハッキリしていないことに、あなたの投票で決着をつけるアンケートサイトです。あなたが作ったアンケートにみんなが答えたり、気になるアンケートに投票したりしよう!