【2018年プロ野球順位予想】主力選手流出が怖い...どうなる?北海道日本ハムファイターズ

【2018年プロ野球順位予想】主力選手流出が怖い...どうなる?北海道日本ハムファイターズ

北海道日本ハムファイターズの2017年シーズンの振り返り

2016年の日本一から一転、首位と30ゲーム差以上離され5位という悔しい1年に終わった北海道日本ハムファイターズ。

チームの主力や注目の若手が、ケガ・不調

まずチームの顔・二刀流のエースの大谷 翔平もケガで出遅れるなど不本意なシーズンに終わりました。さらにチームの主砲・中田 翔はWBCメンバーとして開幕前から活躍しシーズンでの猛打爆発に期待がかかりましたが、打率.216と大ブレーキ。シーズン序盤に首位争いから離脱する不調のチームの象徴ともいえます。

また若手のケガといえば、2017年は前人未到の打率4割を目指した近藤 健介が6月上旬に打率.407の成績を残しながらも腰の痛みを訴え離脱、手術をするなど夢への挑戦は絶たれました。シーズン終盤に復帰し、今シーズンの打率を.413まであげました。前人未到の打率4割は難しいかもしれませんが、2018年シーズンは、打率.326を残した2015年シーズン以上の成績を残してチームの顔へと成長してほしいものです。

野手陣では貫禄が出た選手、光る選手も!

そんな中、唯一のタイトルホルダーとなった西川 遥輝は39盗塁をマークし3年ぶりの盗塁王で、打率もチームトップでリーグ4位の.296、本塁打も自己最多を更新するなど存在感を発揮しました。盗塁に関しては言うまでもなく、打率もここ数年は高い数値を残しており、パ・リーグを代表する選手になったと言っても過言ではありません。

他にも、巨人からトレードの大田 泰示が自身最多の15本塁打と大暴れ、6年目の松本 剛や2年目の横尾 俊建などの新戦力の活躍も光りました。

しかし先発投手陣は貯金ゼロ...

投手陣はエースの大谷 翔平が不在の中、有原 航平が10勝13敗、高梨 裕稔が7勝7敗で加藤貴之は6勝6敗と貯金を作れませんでした。防御率も軒並み3点台後半と、結果を残すことができませんでした。

2016年の先発から再びリリーフに戻った増井 浩俊と左のリリーフエース宮西 尚生の2人は安定感のある活躍を見せましたが、この2人がFA権を取得し移籍が噂されるなど2018年に向けて不安は募る一方です。これに加え、大谷 翔平が海外移籍ともなればチーム作りは至難となるでしょう。

増井 浩俊、宮西 尚生

北海道日本ハムファイターズの2018年シーズン(来シーズン)の戦力分析!!

2017年北海道日本ハムファイターズを去る可能性がある選手は...

前述した通り、増井 浩俊が国内FA権、宮西 尚生は海外FA権を取得、さらに主砲の中田 翔、正捕手の大野 奨太もFA権を取得しました。そして噂されている通り、大谷 翔平のメジャーへのポスティングも実現に近づいていて、多くの主力がチームを去る可能性があります。

実際に2017年FA権を行使する可能性が高い選手は?

特にFA宣言する可能性が高いのは大野 奨太。2017シーズンは右ひじの張りや、清水 優心、市川 友也らの若手捕手の台頭により出場機会が減りました。オフには右ひじをクリーン手術し万全の状態ですが、移籍先として注目されているのが中日。岐阜出身の大野選手は地元が近いこともあり、なかなか固定できない正捕手『ポスト谷繁』として獲得を視野に入れています。

また、宮西 尚生 投手はWBCでその独特なフォームと切れ味抜群のスライダーをアピールし、メジャーのスカウトからも視線を集めました。国内では巨人が実績のあるリリーフとして増井 浩俊 投手とともに調査を進めています。

主力大量放出の可能性が高いため、球団としては残留交渉の手腕が試されるところです。

2018年シーズン 北海道日本ハムファイターズはどうなる!?

2018年シーズンの成長・活躍が期待できる選手!

2018年さらなる活躍が期待される選手としては、野手では慶応大出身の飛ばし屋・2年目の横尾 俊建。打撃ではプロ初本塁打を含む7本のアーチで自慢のパワーをアピールしました。一方、守備でも本職の三塁手に加え二塁手、さらには左翼手でも軽快な動きを見せるなど、見た目とは裏腹な柔らかいグラブさばきで無失策とレギュラー定着へ指揮官の目に留まったのではないでしょうか。

投手では高卒ルーキーの堀 瑞輝。スリークウォーターからキレのある直球を投げ込む左腕は、2016年のU-18侍ジャパンで快投を見せプロでの活躍を予感させました。8月にリリーフとしてプロ初登板のマウンドに立つと、連続三振を奪うなど1イニングを完璧に抑えました。しかし、3試合目登板のロッテ戦では1点リードの大事な場面で2本塁打を浴びました。チームは勝ったものの悔し涙を見せました。ただ、シーズン終盤のプロ初先発では5回6安打1失点と好投しました。打線の援護に恵まれず、楽天同期入団の藤平 尚真に白星を献上しましたが、2018年は先発でもリリーフでもポテンシャルの高さを発揮してくれそうです。

横尾 俊建、堀 瑞輝

2018年シーズンに向けて北海道日本ハムファイターズがするべきことは?

活躍すべき主力選手が復調すれば、Aクラスに入る実力はあると言える北海道日本ハムファイターズ。まずはチームスタッフを含めたケガ人が発生しないチーム作りを徹底すべきと言えるでしょう。

しかし、やはり2017年にFA権を取得した選手や、ポスティングの大谷翔平の動向は気になるところ。全員残るということはまずありえないため、しっかりとした補強や若手選手の成長が重要となりそうです。

特に正捕手大野の穴は大きいでしょうから、これまで併用されていた清水、市川がしっかりリードを学んで投手陣を支えてほしいところです。その投手陣もリリーフエースの2人がいなくなれば堀瑞輝は守護神として期待がかかるでしょうし、先発も若い投手をどんどん起用するでしょう。

チームの軸はしっかりしている!

田中 賢介や矢野 謙治といった経験豊富なベテランの存在もチームには欠かせませんが、野手陣は西川 遥輝や近藤 健介をはじめ、すでに若手がチームを牽引できている北海道日本ハムファイターズ。

さらにはドラフト会議で見事勝ち取った、早稲田実業の清宮 幸太郎。この大器をどのように育て、いち早く一軍で活躍できるようにするのか、そのマネジメントは栗山監督の手腕にかかっています。

チームのベテランと、若手の軸、そして新しい戦力が融合し、2018年シーズンは今シーズンより良い成績を残してくれるでしょう。

北海道日本ハムファイターズの2018年シーズンはズバリ!

以上の考察より、北海道日本ハムファイターズの課題は、ズバリ主力選手の流出をいかに防ぐかということになります。若手の主力やベテランが軸となるベースはあるため、主力選手をいかに流出しないかで、戦力が大幅に変わることから、それによっては2018年も苦しい戦いとなることでしょう。

しかし、全選手を引き止めることは少し難しそうなため、2018年のシーズン予想は4位か5位になるのではないでしょうか。

  • 2018年シーズン北海道日本ハムファイターズがしなければいけないことはこれだ!
  • FA権を取得した主力選手の流出の阻止
  • ケガ人を出さないチームスタッフの体制

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【2018年 プロ野球】パ・リーグを優勝するチームはどこだ?のアンケート

福岡ソフトバンクホークス

埼玉西武ライオンズ

東北楽天ゴールデンイーグルス

オリックス・バファローズ

北海道日本ハムファイターズ

千葉ロッテマリーンズ

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投稿されたコメント

今年の日本ハムは変わるし強い
2018-04-07 12:16:33
BatQue

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