【2018年プロ野球順位予想】井口監督は狂った歯車を戻せるか?千葉ロッテマリーンズ!

【2018年プロ野球順位予想】井口監督は狂った歯車を戻せるか?千葉ロッテマリーンズ!

千葉ロッテマリーンズの2017年シーズンの振り返り

2017年の千葉ロッテマリーンズは6年ぶりにパ・リーグ最下位に沈んみました。チーム打率、防御率において、パ・リーグのワーストの成績をマークするなど苦しい戦いが続きました。

最下位を象徴するかのような個人成績

個人成績を振り返れば、最下位に沈んだ理由がわかってきます。打者では、打率.269の角中 勝也、本塁打15 ペーニャ、打点52 鈴木 大地がチームでもっとも良い成績。投手では、勝利数7、防御率3.39 二木 康太がチームでもっとも良い成績。

とても戦えるようなチーム状況ではなかったことは明白で、特に打率と勝利数に至ってはパ・リーグワーストの成績を象徴しているかのようです。

野手陣は、2018年シーズンへの明るいニュースも!

ベテランのニュースは明るいものがありました。2,000本安打に向けて突き進む福浦 和也が出場したときのチームやファンの一体感は感動に値します。また引退試合で劇的なサヨナラホームランを放った井口 資仁が、次期監督に就任しました。千葉ロッテマリーンズを支えたベテランの監督就任はファンも暖かく迎え入れるようで、2018年シーズンの建て直しに期待がかかります。若手のほうでも飛びぬけた成績ではありませんが、中村 奨吾や平沢 大河など成長著しい若手もさらなる飛躍を感じさせました。2018年は更なる飛躍を期待してしまいます。

投手陣は、2018年シーズンへの不安なほうが大きい...

チームを引っ張るべき存在だった、涌井 秀章は5勝11敗、石川 歩は3勝11敗と大きく負け越してしまいました。涌井 秀章は、もともと好不調の波が大きい選手だったため、2018年は再びチームを引っ張る存在へ復調する可能性はありますが、石川 歩はルーキーイヤーから3年連続で成績を残していたため、今シーズンの不調の理由が明らかにならない場合は2018年シーズンは非常に心配です。不調の理由を明確にして、しっかりと2018年復調してほしいものです。

しかし、良いニュースもありました。4年目の二木 康太はチームトップ7勝、防御率3.39と奮闘しローテーションを支えたほか、ドラフト1位右腕の佐々木 千隼は初完投をマークするなどプロとしての第1歩を踏み出しました。ただ、同じような成績ではとてもチームを支える大黒柱というわけにはいかないので、さらなる飛躍が必要になってくるでしょう。

福浦 和也、井口 資仁、二木 康太

千葉ロッテマリーンズの2018年シーズン(来シーズン)の戦力分析!!

2017年千葉ロッテマリーンズを去る人は...

すでに決定しているのが伊藤 勤監督です。5年間で3回Aクラスに導いた伊藤 勤監督でしたが、2017年の不振に終わった責任を取り退任することとなりました。後任には、今シーズン引退した井口 資仁です。

2017年FA権を取得した選手は?

次に、ロッテで2017年FA権を取得したのは、涌井 秀章と岡田 幸文の2人です。こちらの動向はどうなのでしょうか。

涌井 秀章は2016年オフにモデルの押切もえさんと結婚しました。涌井 秀章本人が憧れているメジャーリーグへの挑戦のため、オフごとにFA権を行使できる変則的な3年契約をしています。もちろん5勝11敗という成績に本人もファンも納得していないと考えられるので、2018年にしっかりと千葉ロッテマリーンズで結果を残してからFA権を行使してほしいです。

もう一人、気になるのが岡田 幸文です。スピードスタートして攻守で活躍しながらも、2017年は不名誉な記録を作ってしまいました。シーズン40打席で0安打。これはプロ野球史上ワーストの記録となったそうです。塁に出なければ持ち味の足も発揮できません。2017年で国内FA権取得となりますが、この成績のままでは移籍先も見つからないもしくは満足する契約を勝ち取れない可能性が非常に高いです。千葉ロッテマリーンズはチーム内で外野手争いが激しいため、もしかしたら出場機会を求めてFA権を行使する可能性もないとは言い切れません。可能であればFA権を行使せず、2018年早めにヒットを打って嫌な流れから脱却してほしいです。

2018年シーズン 千葉ロッテマリーンズはどうなる!?

2018年シーズンの成長・活躍が期待できる選手!

まずは内野手の中村 奨吾。もともとパンチ力のある打撃に定評ある選手でしたが、プロで結果を残せずにいました。2017年はプロ入り後最も少ない85試合の出場にとどまりましたが、打撃面ではキャリア杯の数字をマークしました。特に持ち味の力強さを発揮して9本の本塁打を放ち、ショートのレギュラーの座を掴みつつあります。まだ好不調の波もあることから、特に得点圏での打撃が向上すれば2018年はブレイクするかもしれません。

そしてもう一人、1軍定着を目指す若手内野手の平沢 大河。高卒2年目の2017年は50試合に出場し、プロ初本塁打もマークしました。しかし、まだまだ粗削りな部分が多く、走攻守すべてにおいて自身の力を発揮できていません。鈴木 大地は完全にセカンドにコンバートし、チームでは三遊間が固定できていないため、2018年はレベルアップし中村選手との三遊間コンビで1軍定着を目指したいところです。

中村 奨吾、平沢 大河

とはいえ、投手陣はというと...

二木 康太のさらなる成長は期待したいところですが、それ以外に2018年成長が期待できる選手はというと、2016年ドラフト1位の佐々木 千隼くらいで、今のままでは石川 歩などの既存戦力の復調を期待するしかないかもしれません。

故障や不調で沈んでいる選手をどう立て直すか

井口新監督のもと、さらなる底上げを図らなくてはならないことは明白です。既存選手を実力の通り活躍させるためには、まずはここ数年ケガや不調で沈んでいる選手を復調させるための「テコ入れ」が必要です。

特に外野手陣は復調を期待したい選手がいっぱいいます、角中 勝也、荻野 貴司、清田 育宏など実績十分な選手が揃っています。そこに定着を狙う加藤 翔平や岡田 幸文が加わればチーム内の争いも激化し、高めあえるはずです。そしてもう一人野手で覚醒を願わずにいられないのが井上 晴哉。二軍ではかなりの好成績を残していますが、一軍では自慢の強打が発揮できずにいます。2017年は本塁打0に終わり、悔しいシーズンだったでしょう。

さらに投手陣も、実力と実績がある顔ぶれがそろっています。涌井 秀章、石川 歩の両投手が復調すれば二桁勝つ実力はありますし、期待したい二木 康太や、能力的には申し分ない唐川 侑己がそれに次ぐ成績を残し、若手の佐々木 千隼、酒井 知史がそれを追うという理想の形で白星を積み上げてくれれば、Aクラスのチームに匹敵する先発投手陣が構成されます。先発投手陣が安定すれば、Aクラスへの復帰へ道が開けるといえるでしょう。

千葉ロッテマリーンズの2018年シーズンはズバリ!

以上の考察より、千葉ロッテマリーンズの解決すべき課題は、ズバリ既存選手の復調ということができるでしょう。メディカルスタッフの強化なり、チームの方針そのものの見直しであったり、選手がもつ実力にあったパフォーマンスを引き出せる体制を整えることが急務といえます。また千葉ロッテマリーンズにとってよい2017年のドラフト結果ではありました。既存戦力の復調に、新戦力も加われば、最下位からの浮上は可能であると考えれます。

しかし、それだけでは投手陣の建て直しを完遂することは難しく、優勝争いすることは少し難しそうです。福岡ソフトバンクホークス、埼玉西部ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスらのAクラスの牙城を崩すのは容易ではないと予想できるので、2018年の順位予想はズバリ、2017年と同じ4位、5位くらいに落ち着くのではないでしょうか。まずは主力がしっかり結果を残せれば、再びAクラスに戻り勝負強い下克上の千葉ロッテマリーンズの勇姿を見せてくれるでしょう。

  • 2018年シーズン千葉ロッテマリーンズがしなければいけないことはこれだ!
  • 既存戦力の復調
  • 先発投手陣の建て直し

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【2018年 プロ野球】パ・リーグを優勝するチームはどこだ?のアンケート

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