プロスポーツの『期待の若手を起用する』のは賛成？反対？どっち派？人気アンケートで比較調査！

スポーツ

スポーツの世界では、期待の若手だからという理由で、ポジションを与えることは多くあります。その経験が生きてスター選手が誕生することもありますが、逆に活躍できずどうして若手をスタメンで使うんだとファンから揶揄されることもあります。

そこで今回バトクエでは、期待の若手にポジションを与えてスタメンで起用することは、ありなのか、なしなのかを考察し、最後にどっち派が多いかアンケートした結果を発表します！

賛成

反対

【期待の若手を起用する】メリット

若手に経験は重要、使い続けることで才能を発揮する

これまで若手選手がブレークするには、基本的に上司＝指導者の理解が不可欠でした。

イチローや野茂の監督だった仰木彬。批判やチーム内の不協和音があってもなお、中田英寿をアトランタ五輪で攻撃の中心選手として起用した当時の西野朗。プロ入りまでは著名選手ではなかった稲葉篤紀と宮本慎也を、名球会入りまで育て上げた野村克也。

この人物たちのように、周囲の反対を押し切ってでも期待の若手を起用し続けて、初めてその選手の成功し起用した上司側が評価されます。

ポジションを与えることは、本人以外の関係者がリスクを負う覚悟があってなので考慮すべきでしょう。

世代交代には必要なこと

もう一つ重要なメリットは、ベテランを使い続けるリスクでしょう。

チームにベテランは必要です。しかし年齢とともに体力が落ち、成績が落ちていくことは間違いありません。いざベテランが活躍できなかった時、後釜が育っていなければ、チームは戦力が落ちてしまいます。

また基本プロスポーツの世界であれ、一般のビジネスの世界であれ、競争原理が働く必要があります。若手とベテランを競わせることで、選手のモチベーションが高まります。

どんな強豪チームでも世代交代は必要なことで、それを敢行するためには、若手を使うことが重要になるのは間違いありません。

【期待の若手を起用する】デメリット

積み重ねてきた上で活躍を願うファンは多い

プロスポーツのファンは、自分のこれまでのひいきしていた選手が、自分の期待する活躍を見せた上で、チームが勝利するのを願っている人は多いです。

「期待の若手」のまま、何年もくすぶってしまった斎藤佑樹選手や堂林翔太、藤浪晋太郎などが大きな声援を受けていることからもそれは見て取れるでしょう。

しかし、ロマンや物語性を排した上での競争は、一握りの超一流選手を除いた大多数のチームや組織には不可欠です。「若手といえども優遇は不要」との現実論には説得力があります。

成功と失敗が表裏一体...

期待の若手を起用して活躍してくれれば、指導者としては、大成功でしょう。

しかし活躍しなかったらどうでしょう。ファンからの批判だけならまだしも、ポジションを失ったベテランたちからの批判が原因で、チームが崩壊する可能性もあります。

若手を起用するリスクというのは、非常に高いことは、間違いありません。