【よいとまけ】美味しい？まずい？どっち？人気アンケートで好き嫌いの割合調査！

グルメ

北海道は苫小牧の銘菓である「よいとまけ」。ロールケーキの内側と外側にハスカップのジャムをたっぷり塗り、オブラートに包んだお菓子です。小林多喜二の伯父が、息子とともに創業した製菓会社「三星」の看板商品です。

あの美輪明宏の代表曲「ヨイトマケの唄」にもある「よいとまけ」。苫小牧の代名詞とも言える王子製紙の作業場で、重い丸太の積み下ろし作業の際に聞こえる「よいとまけ」の掛け声に由来しており、その丸太を模したと言われています。

今回のバトクエでは、そんな北海道の名産品である「よいとまけ」の特徴や魅力をご紹介いたします。また最後に人気アンケートの結果も発表しますので、商品の購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

★★★★★（大好き）

★★★★（好きかな）

★★★（普通）

★★（嫌いじゃないけど）

★（嫌い）

【よいとまけ】の特徴・魅力

みつぼし

ハスカップのジャムが利用された「よいとまけ」

「よいとまけ」の特徴は、何といってもハスカップのジャムです。

ハスカップはアイヌ語の「ハシカプ」に由来し、北海道は苫小牧の勇払原野に多く自生していた植物。苫小牧を代表する菓子を作るために、地元の人々に親しまれていたこの野生の果実が注目されました。

酸味が強くて水分が多く、皮が薄くてつぶれやすいハスカップをお菓子にするには、当初大変な苦労を要したようです。最終的にたどり着いたのが、ハスカップの酸味をジャムという形にし、甘いカステラのアクセントとして使うもの。昔は甘いと決まっていたお菓子に酸味を加えた斬新さは、新鮮さをもって受け入れられました。

発売当初は、ハスカップが栽培されていなかった！！

当初ハスカップはまだ栽培されておらず、原料の調達は原野で自生しているものに頼っていました。

ところが、自生していたハスカップは、その後開発でどんどん姿を消していきます。ついに三星は、美唄市の道立農業試験場と同時にハスカップの栽培へとりかかり、現在の安定供給の端緒を開きました。

みつぼし

ハスカップは不老長寿の果実と呼ばれる！

ハスカップは不老長寿の果実と言われるほど、カルシウム、鉄、ビタミンC、E、ポリフェノールが豊富です。しかし、皮が薄くすぐにつぶれてしまうので、生のハスカップは産地の北海道ですらあまり出回りません。この希少な果実がお菓子として食べられるのは、三星の努力の賜物です。

甘いロールケーキの内側にも外側にも、たっぷりの甘酸っぱいハスカップジャムがしみ込んでいます。外側にはグラニュー糖もまぶされ、さらに昔懐かしいオブラートでくるまれている。第22回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞受賞。味は折り紙付きです。

「よいとまけ」の食べづらさに込められた想い

いざ食べようとすると、このオブラートが邪魔をしてきれいに切れません。四苦八苦したあげく断面はボロボロ、ジャムで手はべたべたに。発売当初から「食べづらい」との苦情が殺到したと言いますが、創業者はその都度菓子に込めた思いを説明し、丸太の形に頑固にこだわりました。

近年、「丸太」はあらかじめ７等分に切られており、食べやすい個包装版も売られています。しかし、2012年には「あの食べづらさが懐かしい」と復刻版が発売。その愛されぶりがうかがわれています。

【よいとまけ】は好き嫌いが分かれる？

さて、北海道の名産で親しまれている「よいとまけ」ですが、好き嫌いは人によっても分かれるのでしょうか？

以下に口コミ評判をまとめてみました。

【よいとまけ】が好き・美味しいという口コミ

ハスカップの甘さと、インパクトのある酸味がクセになる美味しさ。
ハスカップの酸味と、ロールケーキの甘さがマッチしていて美味しい。

【よいとまけ】が嫌い・まずいという口コミ

ハスカップの酸味があるとはいえかなり甘いので、甘いものが苦手な人には敬遠される。
手がべたべたになってしまうほど、とても食べづらいのが残念。