【福神漬け vs ラッキョウ】カレーに添えるならどっちが好き？人気アンケートで比較調査！

国民的洋食の定番、カレーライス。その脇役として欠かせない薬味である福神漬けとラッキョウといえるでしょう。一般的には、福神漬けの方が人気・好きと言われていますが、ラッキョウも一定の人気を誇ります。

そこで今回バトクエでは、福神漬け派とラッキョウ派に分かれて特徴や魅力を比較し、最後にどっち派が人気かアンケートした結果を発表します！

福神漬け

ラッキョウ

【福神漬け】の特徴・魅力

福神漬けそのものは、明治19年に東京上野の「酒悦」という老舗の漬物店によって発売されました。

それが1900年代初頭、日本郵船の欧州航路の一等客室の食堂で、他の食材の代用品としてカレーライスの薬味として添えたところ、とても好評を博しました。この出来事が、福神漬けが定着したきっかけだと言われています。

福神漬けの甘さがカレーの辛味と相性が良いことも、人気な理由の一つです。

でも全国的に福神漬けが広まっている由来は、軍隊で提供されていた福神漬けの缶詰が甘く味付けされており、除隊後の兵隊が帰郷することに伴って、それぞれの地域で定着したからだと考えられます。

福神漬けにはそもそも歴史的な素地があって、カレーの薬味として定着して行ったと言えるでしょう。

歴史的には、すでに明治の中ごろに料理の本には、本来の薬味であるピクルスとともに記載されていました。

しかし、福神漬けと違って明確な由来に乏しく、帝国ホテルが列車の社内食堂でカレーの薬味として添えたのが始まりです。

栄養面から見ると、ラッキョウはカレーの薬味としてさまざまなメリットを持つことが知られています。

まず、ラッキョウに多く含まれる硫化アリルは、豚肉に多く含まれるビタミンＢ１の吸収を助ける効果があるので、ポークカレーが理想的なメニューになります。ラッキョウの酸味はカレーの辛味を打ち消す効果があるので、食用増進にも効果が高いです。

さらには、ラッキョウの食物繊維量はレタスの3倍と言われますが、その働きによって脂分の吸収が抑えられたり、血糖値の上昇が緩やかになります。

いかがだったでしょうか？もともとピクルスが利用されるべきだったところに、日本的なアレンジの結果定着した福神漬けとラッキョウ。むしろ国民的洋食と呼ぶべきカレーには、日本的な薬味のほうがふさわしいのではないでしょうか。

もし幸運にも福神漬けとラッキョウ両方置いてあるお店に入ることができたときは、是非両方を食して味わいを楽しんでほしいです。それでは最後にアンケート結果の発表です。

福神漬け

ラッキョウ

福神漬け

ラッキョウ

更新日時 2022-04-02