【リップルアイランドの裏設定や魅力】サン電子の名作はギャルゲーの根幹?キャラ人気投票も!
「リップルアイランド」は、サン電子が開発した正統派アドベンチャーゲームです。「アトランチスの謎」や「いっき」などのアクションとは違い、コマンド式の選択方式で物語を進めていくゲーム作品です。それまでのサン電子作品の中では珍しく、今で言う所の「萌え」要素を含んだキャラクターを前面に出した作品でもありました。
それが今回は、リップルアイランドの裏設定や魅力について紹介します。
また現在バトクエでは、ちょっとマニアックなアンケートを取っていますので、ぜひ投票をお願いします!
【リップルアイランド】青い髪の少女「キャル」って可愛い?のアンケート
可愛い
そうでもない
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リップルアイランドとは?
制作会社はパチンコで有名なサン電子
『サンソフト』こと『サン電子』という会社を御存じでしょうか?今ではパチンコなどで有名になってしまった会社ですが、サン電子とは、あのファミコン全盛期の1980年代のファミコンソフトで、数多くの名作…もとい迷作として知られているソフトを世に出した会社としても知られているゲーム会社です。
有名どころで語れば、あの太平洋に水没してしまった謎の大陸ことアトランティスを舞台にした、冒険家の少年が爆弾を片手に大陸の魔物と戦い抜く作品「アトランチスの謎」や、悪代官の圧政に苦しめられた二人の農民の一揆を描いた「いっき」などがあげられます。
激ムズで有名なサン電子のゲーム
そんなサン電子のソフトですが、どれも激ムズでクリアができないゲームばかりを発売する、いわゆる『クソゲー会社』として有名になってしまったサン電子には、あまり知られていない事ですが、知る人ぞ知る名作ソフトがあったのです!
その名作こそがアドベンチャーゲームのリップルアイランドです!
リップルアイランドは、今で言う所の「萌え」要素を含んだキャラクターを前面に出した作品です。
リップルアイランドのあらすじ
スタジオジブリ作品の様なアニメーションのキャラクターが登場し、ほのぼのとして世界観を緩やかに見せてくれるリップルアイランドのあらすじは次になります。
大まかなあらすじ
リップルアイランドの魅力
コマンド選択式アドベンチャー
さて、もともとこの「リップルアイランド」はサン電子が1988年に発売するまで、それまでのゲームの中では画期的なテキスト式の「コマンド選択式アドベンチャー」ゲームとして開発されました。
このシリーズ作品は、主に探偵ものやミステリー作品などのシリアスなゲームが多かったのですが、このリップルアイランドはあらすじからも分かるように、いわゆる「ほのぼの系ライトファンタジー」な作品でした。
オリジナルアニメ作品の様な世界観
開発当初の初期タイトルは「皇帝の闇」と物々しいものでしたが、あまりにも重い内容だと売り上げが心配だった為に、「リップルアイランド」としてリリースされました。
この作品はファミコンの発展機でもある「ディスクシステム」の専用ソフトとして開発され、それまでのディスクゲーム作品のアドベンチャーの中では、特質なほのぼのとした作風と童話の様な物語に、愛らしいヒロインの「キャル」など、それまでのアドベンチャーゲームの男気溢れるキャラクターしか登場しない作品とは一線を画すと言われています。
ギャルゲーの根幹とも言えるゲーム操作システム
さて、そんなゲームの仕様ですが、ゲームプレイは基本がアイコンによる選択式アドベンチャーゲームです。
- まず基本の操作となる「みる」
- アイテムを入手する「とる」
- 建物内へと侵入する「はいる」
- 仕掛けを作動させる「たたく」「おす」
これらのコマンドを選択し、表示された画面内をカーソルで操作し、対象となる目標を直接指示できる特徴があり、映像を見て参加すると言う、のちの『ギャルゲー』の根幹ともなる操作システムが採用されていました。
実は難易度の高いゲーム
このゲームは意外と難しく、見かけは「ほのぼの」系ですが、ヒントもなく、情報もなく、謎を解いていかなければいけない、なかなかの難易度のゲームでもあります。
またこのゲームは、ファミコン全盛期の当時にしては珍しい『マルチ・エンディングシステム』を採用していました。エンディングは全部で4つ存在し、目的である魔王のゲロゲールを倒す前にヒロインのキャルと一緒に逃げるか、逃げずに魔王ゲロゲールを倒すか選びます。さらに、プレイヤーが最終面へと来るまでに選んだ選択肢によってエンディングが変わるという、実に巧妙な仕様となっています。
またこのゲームは、真のエンディングでしか、スタッフロールが流れないという、徹底したマルチエンドの作り込みを採用している等、当時においては『ガチ』なアドベンチャーゲームでした。
ゲームキャラクター(登場人物)の紹介
ここで、リップルアイランドの登場する主な人物を紹介していきましょう。
カイル
まずこの作品の主人公となるのが、少年のカイルです。お姫様に憧れを抱き、王のお触れにお姫さを助け、英雄になろうとして旅に出ます。その冒険の途中で知り合った少女のキャルと出逢い、冒険を経て彼女への恋心を抱き、重大な決断を迫れるなど、今でいうところのギャルゲーの主人公の走りともいえます。
キャル
次に紹介するのは、このゲームのヒロインことキャルです。彼女は青い髪が特徴的なショートヘアの美少女です。自分の村を魔王ゲロゲールによって破壊されてしまい、一人生き残ってしまった彼女と共に魔王ゲロゲールを打ち倒す為に、旅に出ます。この当時では珍しいヒロイン像で、ゲームをプレイした事の無い人も、キャルは知っていると、当時では話題を呼んだ美少女ヒロインでもありました。
ナサレル姫
そして、この物語の主人公カイルの憧れの人でもあるナサレル姫。王女様を助けて、選択肢によっては結婚までできる王道路線な、もう一人のヒロインでもあります。でも魔王ゲロゲールによってカエルにされており、選択肢によってはカエルから元に戻せないとシリアスな展開もあります。
魔王ゲロゲール
最後に、この作品の大ボスでもある魔王ゲロゲールについて紹介します。ゲロゲールは化けガエルと言って良い程に大きなカエルであり、なぜか名古屋弁を話すという、変わったコミカルさのある魔王です。こんななりでも「闇の皇帝」とネーム負けしてしまう二つ名があり、主人公の前に立ち塞がります。この様にコミカルさがあり、アニメーションの様なゲーム作品の登場人物らしく、当時では珍しい個性を持つキャラクターとして描かれています。
知られざるメディアミックス
このリップルアイランド、実は漫画化もされていました。このゲーム内のキャラクターデザインを担当し、サン電子ソフトの有名ゲーム「デッドゾーン」「マドゥーラの翼」などを手掛けた『もりけん先生』によって、徳間書店で当時発行されていた月刊「わんぱっくコミックス」でコミカライズ化されています。これが漫画家としてのデビュー作ともなりましたが、いまでは入手が難しいお高い作品となっています。
作品の内容もゲームに比べてギャグ要素も強く、ゲームの様なシリアスな展開もさることながら、コミカルな面白さがある漫画作品です。
「【リップルアイランドの裏設定や魅力】サン電子の名作はギャルゲーの根幹?」まとめ
このように、リップルアイランドには今でこそ当たり前となった、当時では斬新な要素をふんだんに取り入れた作品でした。興味を持った方は、是非一度プレイしてみて下さい。
ちょっと「キャル」が可愛いと思った方!ぜひ投票お願いします!
【リップルアイランド】青い髪の少女「キャル」って可愛い?のアンケート
可愛い
そうでもない
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