家庭用ゲーム機に声がついたのはいつから?レトロゲームの人気投票も!

家庭用ゲーム機に声がついたのはいつから?レトロゲームの人気投票も!

今ではゲームのキャラクターは、まるで生きているかのように動いたり、声を発したりしますが、実はゲーム機というものが登場したばかりのころは、動きどころか声すらありませんでした。

そこで今回は、意外と知らないレトロハードの技術の進化や歴史を紹介し、最後に「1990年代 レトロゲームハード対決!」という人気投票のアンケート結果を紹介します。

まだまだアンケートを実施中ですのでお好きなレトロハードゲームを選んでください♪

1990年代 レトロゲームハード対決!のアンケート

スーパーファミコン(Nintendo:1990)

PlayStation(ソニー:1994)

セガサターン(SEGA:1994)

プレイディア(バンダイ:1994)

初期のゲーム機はソフトの切り替え自体がなかった

初期のテレビゲーム機は特定のゲームを遊ぶ機会であり、ソフトの切り替えが出来なかったのが特徴です。

いわゆる第一世代にあたるゲームは、機種ごとにセットされたゲームしか遊ぶことが出来なかったのです。スイッチの切り替えで遊べるゲームを切り替えられるものも登場しましたが、本数も少ないので早く飽きてしまいがちでした。1980年代初頭には「ゲーム&ウォッチ」など、携帯型ゲーム機も登場していますが、やはりソフトの切り替えが出来なかったのが特徴です。

徐々に頭角を表す切り替え型ゲーム機

カートリッジを利用したソフトの切り替えができるようになったのが1970年代後半ですが、普及のきっかけとなったのが1983年に発売された「ファミリーコンピューター」です。

実はカセットテープの磁気を読み込んで遊べるゲームなども存在しましたが、動作が不確実でロード時間が長いこともあり流行りませんでした。テープに比べ、端子に差し込んで電気を通し、データを読み込むカートリッジタイプであればより確実性が高くなり、読み込み速度が速くなることが期待できます。

ファミコンが人気になった理由

一方で、同時代には「TVボーイ」などの家庭用ゲーム機も発売されています。こちらもカセット式でしたが、ファミコンのように爆発的なヒットをせず、ソフトもあまり販売されませんでした。

当時はまだ『家庭用ゲーム機』というものが確立されておらず、パソコンの機能の一部として遊ぶゲームしかありませんでした。しかし、当時のパソコンは非常に高価で、操作するにもある程度のプログラムの知識が必要でした。簡単なボタン操作で遊べ、カセットソフトで様々なゲームを切り替えられるファミコンは大人気となったのです。

ファミコンには様々な拡張アクセサリーが存在した

レトロゲーム画像

拡張アクセサリーは高価!

ファミコンは商業的に大ヒットを納め、その流れに乗るためにメーカーは様々なアクセサリーを開発しました。磁気ディスクに情報を切ろうして遊べるようにした、「ディスクシステム」や、スコープとゴーグル型を組み合わせて画面を立体視する「ファミコン3Dシステム」などが発売されています。

しかし、高価なアクセサリーが多かったことや、技術的に成熟してない部分があったことからほとんどが短期間で生産を修了しています。ディスクシステムは専用端末でディスクのデータを書き換えて、中身を変えることが出来たのも特徴です。

ディスクシステムの拡張システムで遊んだ人は少ない

「スーパーマリオブラザーズ2」や「ゼルダの伝説」など、名作として評価された作品も多いものの、ディスクシステムでしか販売されないタイトルもありました。そのため、シリーズでも後に続く続編から遊び始めたという子供も多く、初代マリオは遊んでも次は3に飛んだと言う人も多いのです。ディスクシステム自体の販売数が限られていたため、後に復刻されるマリオコレクションなどでマリオ2を遊んだという人も珍しくない状態でした。

続くスーパーファミコンも大ヒット

またもや任天堂の家庭用ゲーム機がヒット

ファミコンに続く次世代機は様々なメーカーから販売されていました。「PCエンジン」や「メガドライブ」などが有名ですが、最もヒットしたのは「スーパーファミコン」でした。

どれほどヒットしたかと言えば、「プレイステーション」や「セガサターン」などの次世代機が販売開始されても、しばらく新作ソフトが発売され続けたほどです。販売期間が長かったことから中古市場にも十分なソフトがあったことや、どのハードが普及するかわからないという状況だったことから様子を見る人も多かったのです。

声の表現がで始めたのもこの辺りから

スーパーファミコンのソフトも、プレステーションやセガサターンと競うような時代になると、当時は不可能と言われていたカセットでの声の表現まで行うようになります。戦闘時のセリフを一部などと言う形ではあるものの、キャラクターがついたのです。

大々的に声優を起用したことで有名になったのが「テイルズ オブ ファンタジア」や「スターオーシャン」です。現在も続く人気シリーズの初代はファミコンから始まったものも多いのです。

ゲームに本格的に声が入るようになったのはセガサターンから

セガサターン

家庭用ゲーム機に本格的に声が入るようになったのは「セガサターン」が初めになります。これまでのカセット形式からCD-ROM形式に改められたのが特徴です。

セガサターンは「プレイステーション」よりも約半月早く販売されたものの、「ファイナルファンタジーZ」がプレイステーションで販売されるなど大型タイトルで水をあけられる形になり、徐々に差が出ていくことになります。同時期で販売されたゲーム機には「PC-FX」が挙げられ、セガサターンとPC-FXは18禁ゲームの取り扱いもあったのも特徴です。

ただし、セガサターンはアダルト表現は控えめであり、やがて18禁ゲーム市場自体が家庭用ゲーム機から排除される方向に向かっていきます。性描写だけでなく、残虐描写があるホラー物も18禁以上推奨と言う形で販売されていました。

それぞれの特徴

セガサターンはマニアックで癖が強いソフトの評価が高く、プレイステーションは人気があったことから幅広いソフトを網羅していたのが特徴です。PC-FXはパソコンなどに親しんでいる人向けの、よりマニアックなハードの一つでした。任天度は3D画像に再びチャレンジし、「ヴァーチャルボーイ」を販売する等新機軸にチャレンジを続けますが、販売台数は伸び悩み、出遅れる形となったのです。

ゲームへのアニメーション導入や、劇中歌などのヒットはCD-ROMが媒体になってからで、ゲームのすそ野を広げる事にも貢献したのです。

「家庭用ゲーム機に声がついたのはいつから?レトロゲームの人気投票も!」のまとめ

いかがでしたでしょうか。レトロゲーム機と一口に言っても実は、ファミコンやプレイディアなど様々なレトロゲーム機があります。ソフトがカセット型に代わり家庭で遊ばれるようになってから一般的に遊ばれるようになりましたが、それまでは遊ぶのも一苦労でした。皆さんは、どのレトロゲーム機が好きですか?

1990年代 レトロゲームハード対決!のアンケート

スーパーファミコン(Nintendo:1990)

PlayStation(ソニー:1994)

セガサターン(SEGA:1994)

プレイディア(バンダイ:1994)

まだまだ投票受付中です!投票お願いします!

1990年代 レトロゲームハード対決!のアンケート

スーパーファミコン(Nintendo:1990)

PlayStation(ソニー:1994)

セガサターン(SEGA:1994)

プレイディア(バンダイ:1994)

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