サッカー日本代表で歴代最強「オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)」人気投票ランキング
サッカー日本代表の歴代「オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)」で最高・最強の選手は誰だ?と聞かれたら、皆さんは誰をあげますか?
サッカーのオフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィルダー)は、FWへラストパスを供給したり、自らシュートを放ち得点したり、得点に直結する攻撃的な役割を担うMFです。近代サッカーでは、対戦相手のDMFやDFに素早くプレスをかけるという守備の役割を担うことも多く、守備力・運動量も必要になり、幅広い能力・万能さが必要なポジションの一つです。
そこで今回は、サッカー日本代表で活躍したオフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィルダー)を紹介し、『サッカー日本代表で歴代最強「オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)」は誰?OMF人気投票!』という人気投票のランキング結果を発表します。
まずは皆さんの意見を教えてください♪
サッカー日本代表で歴代最強「オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)」は誰?OMF人気投票!のアンケート
清武 弘嗣
香川 真司
乾 貴士
本田 圭佑
松井 大輔
中村 憲剛
小野 伸二
小笠原 満男
中村 俊輔
三都主 アレサンドロ
中田 英寿
森島 寛晃
木村 和司
ラモス 瑠偉
奥寺 康彦
宮本 輝紀
- ここでのサッカー日本代表「オフェンシブハーフ」の選出基準
- 今回は日本代表として30試合以上に出場した選手の中からアンケートを取っています。
- オフェンシブハーフをここでは、トップ下、サイドハーフなどを総称した攻撃的ミッドフィールダーとして選出しています。
【清武 弘嗣】攻撃に必要な能力を全て兼ね備えたオフェンシブハーフ!
清武 弘嗣は、2011年から日本代表に選出され2017年まで、サッカー日本代表のオフェンシブハーフ、その中でもトップ下やサイドハーフとして活躍しました。2014年ブラジルW杯に出場しました。
清武 弘嗣は、ドイツのブンデスリーガで、第4位にランクインする10アシストを記録するなど、4年間レギュラーで活躍しました。その後スペインのリーガエスパニョーラの競合セビージャへ移籍しましたが、世界トッププレイヤーであるナスリなどとのレギュラー争いに破れ、Jリーグへ復帰しました。
清武 弘嗣は攻撃センスの塊!
清武 弘嗣の魅力は、何と言ってもオフェンスに必要な能力を全て兼ね備えているところです。ドリブル突破力、ボールキープ力、ロングフィードやショートパスのキック精度、そしてフィニッシュのシュート精度、全てにおいて高いレベルを誇ります。
中央でボールを持ち、FWへスルーパスしたり、ドリブルでしかけたり、そしてミドルシュートを放ったり、清武 弘嗣の攻撃オプションはたくさんあるので、敵DFを混乱させます。
清武 弘嗣は複数ポジションをこなす器用さ
清武 弘嗣の最適なポジションはトップ下です。しかしクロスをあげることも上手なため、サイドハーフで出場することも多くあります。ボールキープ力もあり、シュート精度も高いため、セカンドトップを任されることもあります。
清武 弘嗣は、攻撃的なポジションであればどこでもこなすことができる器用さを持ち合わせます。そのため日本代表では、本田 圭佑のトップ下や岡崎 慎司のウィング・サイドハーフの代わりを難なくこなし、ザックジャパンで便利屋として試合に出場しました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】清武 弘嗣のすごいところ
- 攻撃に必要なスキルがすべて高レベルを誇る
- トップ下、SH、WG、STなど攻撃的なポジションはどこでもOK
- サッカー日本代表出場数は43試合
【香川 真司】あのドルトムントやマンチェスターUに認められたオフェンシブハーフ
香川 真司は、2008年から日本代表に選出され、サッカー日本代表のオフェンシブハーフ、その中でもトップ下やウィング、インサイドハーフとして活躍しています。2014年ブラジルW杯に出場、2018年ロシアW杯に出場しベスト16進出に貢献しました。
香川 真司は、ドイツのブンデスリーガのドルトムントでリーグ2連覇へレギュラーとして貢献しました。その後イングランドのプレミアリーグのマンチェスターUへ移籍しましたが、2年目に監督交代した後は出場機会が減り、再びドルトムントへ移籍。
世界トップレベルのクラブを渡り歩いた香川 真司でしたが、2019-2020シーズンより自身の憧れのスペインの2部リーグへ移籍し、活躍を続けています(2019年現在)。
香川 真司は、歴代日本代表でもドリブル技術はダントツNo1?
香川 真司の最大の特徴は、繊細すぎるボールコントロールを軸としたドリブルです。
ボールを受ける技術、ボールを置く技術、ターンする技術、そしてドリブルでボールを運ぶ技術、ドリブルに必要な技術の全てが一流です。敵DFが数人いる密集地隊でも、お構いなしでドリブルで突破していくドリブル技術は、日本人の中でも抜きん出ているといっていいでしょう。
香川 真司は、ゴールへの嗅覚が日本人離れしている
日本人の欠点とも言えるゴールへの嗅覚およびシュート決定力。その2つは香川 真司は日本人離れしています。
密集地隊からドリブルで抜き出し流し込むシュートだったり、密集地隊からキラーパスだったり、ゴールへ繋がる決定的な仕事をやってのけます。
またゴール決定力も非常に高いので、オフェンシブハーフでありながら、多くのゴールを記録します。
中盤低い位置からゲームメイクする能力も高くなった香川 真司
もともと密集地隊での展開も上手だったこともあり、年を重ねるごとに低い位置からのゲームメイクも上達し、インサイドハーフとして試合に出場することも多くなりました。
もともと高い創造力でファンを魅了することもできたので、中盤の低い位置でゲームメイク力も非常に高いレベルを誇ります。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】香川 真司のすごいところ
- 繊細なボールコントロールをいかしたドリブル技術は歴代日本代表の中でもNo1候補
- ゴールへの嗅覚、シュート決定力があるため、MFながら高い得点力を誇る
- 低い位置からのゲームメイク力の非凡な能力を誇る
- サッカー日本代表出場数は97試合 ※2019月10月現在
【乾 貴士】左サイドを自慢のドリブルで切り崩すオフェンシブハーフ!
乾 貴士は、2009年から日本代表に選出され2011年まで、サッカー日本代表のウィングやオフェンシブハーフ(その中でもサイドハーフ)として活躍しています。2018年ロシアW杯に出場し、ベスト16進出へ大きく貢献しました。
乾 貴士は、ドイツのブンデスリーガ、スペインのリーガエスパニョーラで長年にわたり活躍しました。特にスペインで初めて成功した日本人と言っても過言ではありません。
乾 貴士の魅力は左サイドでの突破力!
乾 貴士の最大の魅力は、ドリブルからの突破力でしょう。ドリブルテクニックで突破することもありますが、緩急をいかしたドリブル突破力は世界にも通用するレベルを誇ります。
また縦にドリブルで切り裂きセンタリングをあげることも、中央へカットインしてからのミドルシュートやキラーパスも、両方得意とするため敵DFも対応に苦戦するシーンをよく見ます。スペインリーグで通用した大きな理由が、乾 貴士の個人技と言えるでしょう。
乾 貴士のメンタル力は、世界に通用する!
乾 貴士は、どんな環境でもサッカーを楽しむことをモットーとしています。
面白くなくやってもファンは喜ばないですし、みんなが楽しまないと面白くない。楽しみながらやりたいです
こういったメンタリティーは大舞台で力を発揮します。ロシアW杯決勝トーナメントのベルギー戦で見せた無回転ミドルシュートや、スペインのリーガエスパニョーラのバルセロナ戦で2ゴールを決めるなど、ファンを魅了する印象的なプレーが多くあります。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】乾 貴士のすごいところ
- 緩急を生かしたドリブル突破力は、スペインで賞賛されるほどレベルが高い
- 縦にも中央にもドリブルで切り込み得点に絡むことができる
- サッカー日本代表出場数は36試合 ※2019年現在
【本田 圭佑】世界トップレベルの強いメンタルを誇るオフェンシブハーフ
本田 圭佑は、2008年から日本代表に選出され2018年まで、サッカー日本代表のウィングやオフェンシブハーフ(その中でもトップ下)として活躍しました。2010年南アフリカW杯で全試合に出場しベスト16進出へ貢献、2014年ブラジルW杯では全試合に出場するもグループリーグ敗退、2018年ロシアW杯もに出場しセネガル戦でゴールを決めるなどベスト16進出へ大きく貢献しました。
本田 圭佑は、オランダのVVV、ロシアのCSKAモスクワを経由し、セリエAの古豪ミランに移籍し背番号10をつけたことで話題になりました。その後はメキシコやオーストラリアなどの海外をわたり、2019年現在カンボジアの代表監督をしています。
本田 圭佑のボールキープ力は日本人離れ
本田 圭佑のボールキープ力が高く、アジアレベルであればボールを取られるシーンはほとんどありません。フィジカルが強く、海外でも当たり負けするシーンはほとんどありません。
高いボールキープ力でピッチの真ん中でボールキープし、味方にボールをパスし、ゲームを組み立てます。いわゆるポストプレーが本田 圭佑の大きな武器といえます。
本田 圭佑の左足のテクニックはワールドクラス!
本田 圭佑は、たいがいのパスは左足で処理し、ドリブルも利用する足はほとんど左足です。左足から放たれるフリーキックやパスの精度のレベルは世界で通用するほどのレベルを誇ります。
特に本田 圭佑のパス精度は秀逸で、ショートパス、ロングパス、クロスなど左足のキック精度は世界で通用しました。また視野も広いため、決定的なパスを出すのも得意。自慢のフィジカルでボールをキープし、タメを作って、キラーパスをFWに提供します。そのためピッチの中央であるトップ下こそが本田 圭佑のベストポジションと言えるでしょう。
本田 圭佑のメンタル力は世界トップクラス!
フィジカル、左足のテクニック、どちらも世界に通用するレベルではありますが、世界トップクラスではありません。ではなぜ本田 圭佑がセリエAのミランで10番をつけることができたのか。
世界トップクラスのメンタル力を本田 圭佑は持っているから。
日本の絶対的プレースキッカー中村 俊輔からフリーキックを蹴らせて欲しいと要求したり、世界的に有名なミランの背番号10を要求したり。日本人離れした精神力があるからこそ、どんな場面でも自分の実力を発揮することができるのでしょう。
またそういったメンタルをもっているからこそ、本田 圭佑は日本人離れしたシュート決定力を誇るのでしょう。外すシーンもよく見かけますが、ここぞという時は大概決めている印象があります。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】本田 圭佑のすごいところ
- フィジカルとキック精度は世界で通用するレベルを誇る
- 大舞台であればあるほど輝ける強いメンタルは、世界トップクラス
- サッカー日本代表出場数は98試合
【松井 大輔】日本のファンタジスタといえるオフェンシブハーフ!
松井 大輔は、2003年から日本代表に選出され2011年まで、サッカー日本代表のオフェンシブハーフ、その中でもサイドハーフとして活躍しました。2010年南アフリカW杯に出場し、ベスト16進出へ大きく貢献しました。
松井 大輔はフランス2部リーグ・ドゥのル・マンに移籍、松井 大輔の活躍もありル・マン1部リーグ・アンへ昇格しました。その後も活躍し5年にわたりフランスで活躍しました。日本代表ではサイドハーフやウィングとして試合に出場ました。
松井 大輔は日本のファンタジスタ!
松井 大輔の最大の魅力は、そのテクニックと創造性。想像もできないようなプレーで、観客をワクワクさせ、敵DFを翻弄するプレースタイルはまさにファンタジスタ。
トリッキーで独特なドリブル、想像もできないヒールシュートなどのプレーでファンを魅了しました。
松井 大輔はハードワークもできる近代ファンタジスタ!
通常ファンタジスタは守備をしなかったり、体力がなかったり、近代サッカーでは不要とされることも多くあります。しかし松井 大輔は、ハードワークを厭わなく守備力にも定評があります。そのため南アフリカW杯では、あの香川 真司ではなく松井 大輔が選ばれました。しかしスタミナには不安があり、途中交代するシーンをよく見かけました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】松井 大輔のすごいところ
- 日本でもっともファンタジスタの称号にふさわしい
- 独特なドリブルや創造性あふれるパスやシュートでファンを魅了する
- サッカー日本代表出場数は31試合
【中村 憲剛】低い位置からゲームメイクするオフェンシブハーフ
中村 憲剛は、2006年から日本代表に選出され2013年まで、サッカー日本代表のボランチやトップ下として活躍しました。2010年南アフリカW杯に出場しました。
中村 憲剛は海外からのオファーも断り、Jリーグの川崎フロンターレ一筋で活躍したチームのレジェンドです。Jリーグのベストイレブン8回、MVP1回という輝かしい実績を残しています。
中村 憲剛はトップ下で活躍できる決定力を持つ
視野が広くゲーム展開能力にも長けているので、ボランチを任されることが多いですが、そのスルーパスはゴール前でも脅威となります。
中村 憲剛の中でもっとも優れている点は何か、と聞かれた時、それは攻撃のスイッチを入れる精度の高い『縦パス』でしょう。中村 憲剛の縦パスは、高い位置から速いショートパスと柔らかいスルーパスを駆使して、攻撃のリズムを自在に変化させ相手を翻弄します。
DFが密集するゴール前でも持ち前の視野の広さを発揮し、キラーパスを提供し決定的な仕事をやってのけたり、正確なキック精度を生かしたシュートの決定力で得点をあげたり、トップ下でも活躍できるユーティリティ性を持ち合わせます。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】中村 憲剛のすごいところ
- 視野が広くゲーム展開能力に長けたオフェンシブハーフ
- キック精度が高く、速さの違う縦パスを駆使し、攻撃のリズムを変える
- 決定力高いシュートセンスがあるので、得点力もある
- サッカー日本代表出場数は68試合
【小野 伸二】天性のボールコントロールを誇る天才オフェンシブハーフ
小野 伸二は、1998年から日本代表に選出され2008年まで、サッカー日本代表のトップ下、サイドハーフ、ボランチとして活躍しました。1998年フランスW杯、2002年日韓W杯、2006年ドイツW杯、3大会のW杯に出場しました。
小野 伸二は、2001-2002年シーズンからオランダのフェイエノールトへ移籍し、すぐにレギュラーを獲得し、UEFAカップ優勝というタイトルも手に入れました。オランダに5年間在籍し、怪我以外のシーズンはレギュラーとして活躍しました。
小野 伸二のボールコントロールセンスは、日本人離れしている
小野 伸二の最大の特徴は『柔らかすぎるパス』でしょう。右左両足でボールコントロールの精度が高く、そして柔らかい。早いテンポで前線へボールを送るときはダイレクトでパスしたり、時間を作る必要があればボールが足元に吸い付くようなドリブルで時間を作ったり、とにかくボールコントロールセンスがすごいことが小野伸二の魅力でしょう。
小野 伸二は、日韓W杯ではサイドハーフとして活躍!
クラブチームでは、トップ下やボランチなどのポジションを任されることが多かったですが、日本代表ではサイドハーフを任されることもありました。
オランダでは、セントラルハーフやインサイドハーフなどのポジションでレギュラーを勝ち取っており、中盤の激しいプレスも難なくこなしていたため、日韓W杯ではサイドハーフとして左サイドの守備までこなしました。
小野 伸二の怪我さえなければ...
小野 伸二は、幼少期から天才と呼ばれており、海外ではファン・ペルシやスナイデルなどのオランダの名選手、日本ではラモス瑠偉や稲本 潤一など、そうそうたる面々が小野 伸二の才能をべた褒めしています。しかし1999年に左膝靭帯断裂という大怪我してから、怪我が多くなったり、本人いわく本来のプレーはできなくなったそうです。
思うようなプレーができないなか、このような素晴らしい実績を残している小野 伸二は、怪我さえなければどれほどの選手になっていたのか、日本のサッカーファンなら一度は考えたことでしょう。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】小野 伸二のすごいところ
- ボールコントロールに優れ、ゲームメイク能力が高いオフェンシブハーフ
- 攻撃力は日本歴代トップクラス、守備力も運動量が豊富で中盤でのプレスを怠らない
- オランダの名門フェイエノールトで5年間レギュラーを勝ち取った実力者
- サッカー日本代表出場数は56試合
【小笠原 満男】中田英寿という英雄の影に隠れた実力派オフェンシブハーフ
小笠原 満男は、2002年から日本代表に選出され2010年までサッカー日本代表のオフェンシブハーフ、その中でもトップ下として活躍しました。2002年日韓W杯、2006年ドイツW杯に出場しました。
小笠原 満男は、一度イタリアのセリエAのメッシーナに1年間レンタル移籍したこともありましたが、それ以外は鹿島アントラーズで20年にわたりトップ下・ボランチのレギュラーとしてチームを支え続けました。
小笠原 満男は、2000年前後の模範となるトップ下
体幹・フィジカルを生かしたボールキープ力、FWへのキラーパス、プレースキック精度、すべてにおいて高いレベルを誇るのが小笠原 満男です。また試合の流れを読む能力に長け、攻め時守り時を把握し、時間を上手に使え、ゲームメイク力が非常に高いことが魅力です。
日本代表では世界で活躍する中田 英寿のレギュラーを奪うことができませんでしたが、時代が違えば日本代表のトップ下として活躍できた実力が小笠原 満男にはありました。
キャリア後半は守備力を磨き、ボランチとして活躍
ボール奪取力が年々向上し、30歳前後からボランチとして活躍しました。トップ下として活躍できるゲームメイク力は、ボランチでも健在。鹿島アントラーズで代えのきかない存在として活躍しました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】小笠原 満男のすごいところ
- ボールキープ力やキック精度など、トップ下に必要な能力を全て持っている
- ボール奪取能力も高く、キャリア後半はボランチとしても活躍した
- サッカー日本代表出場数は55試合
【中村 俊輔】日本歴代No1レフティと呼ばれるオフェンシブハーフ
中村 俊輔は、2000年から日本代表に選出され2010年までサッカー日本代表のオフェンシブハーフ、その中でもトップ下、サイドハーフとして活躍しました。2006年ドイツW杯、2010年南アフリカW杯に出場しました。
中村 俊輔は、イタリアのセリエAのレッジーナ、スコットランドのセルティック、スペインのリーガエスパニョーラのエスパニョールで活躍しました。特にセルティックでは、チャンピオンズリーグでマンチェスターUからFKで得点を決めたり、スコットランドリーグでMVPを受賞(欧州リーグでは日本人初)したり、輝かしい実績を起こしました。
キック精度は歴代日本代表の中でもNo1と名高い中村 俊輔
中村 俊輔の最大の魅力は、そのキック精度。とくにプレースキックは、世界の中でもトップクラスを誇りました。直接フリーキックでゴールを決めたり、コーナーキックからアシストしたり、中村 俊輔がいるだけでセットプレーからの得点シーンが増えます。
記録的な面で言うと、選手としての全盛期をほとんど海外でプレーしているにも関わらず、Jリーグ1部のフリーキックゴール数記録(※2019年時点)を保持しています。
もちろんショートパス、ロングパス、クロスなどのキック精度も高く、クロスから得点を量産することもあり、サイドハーフを任されることも多くあります。
チャンスメイクやドリブル技術も高いレベルを誇る中村 俊輔
広い視野、安定したパスでゲームメイクしたり、自らドリブルでキープしてタメを作ったりすることもできます。
とくに足が早いわけではありませんが、シザースや緩急で相手をかわすドリブル技術が長けているため、ゴールに近い位置で抜け出してミドルシュートを決めたり、スルーパスを出したりします。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】中村 俊輔のすごいところ
- キック精度が高く、FKの得点数、CKのアシスト数が非常に高い
- ゴール付近でのドリブルやスルーパスでゴールに直結する仕事をする
- サッカー日本代表出場数は98試合
【三都主 アレサンドロ(アレックス)】左サイドを駆け上がるドリブルは歴代No1?
三都主 アレサンドロは、2002年から日本代表に選出され2006年まで、サッカー日本代表の左サイドバック、左サイドハーフ、左ウィングとして活躍しました。三都主 アレサンドロのクラブでのポジションは左ウィングでしたが、中村 俊輔が先発出場していたため、日本代表では左サイドバックで出場することもありました。
三都主 アレサンドロ(アレックス)の攻撃力は歴代随一!
三都主 アレサンドロの武器は突破力です。スピードあるドリブルで相手ディフェンダーを翻弄し、正確なクロスをあげ得点に関わるという、日本代表の攻撃の重要な役割を担いました。
三都主 アレサンドロ(アレックス)のキック精度も非常に高い!
三都主 アレサンドロ(アレックス)の攻撃力の魅力は、スピードあるドリブル突破だけではありません。
セットプレーのキッカーを任されるほどの左足の精度。
左足から放たれる精度の高いクロス、そしてフリーキックなどは天下一品です。日本代表では中村 俊輔という超一流のフリーキッカーがいたので、なかなか見ることはできませんでしたが、クラブでは精度の高いフリーキックを見せてくれました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】三都主 アレサンドロのすごいところ
- 歴代No1攻撃力を誇る超攻撃的左サイドハーフ
- 相手DFを翻弄できるスピードある高速ドリブルを誇る
- 精度の高いクロス、フリーキックなどキック精度が高い
- サッカー日本代表出場数は82試合
【中田 英寿】世界の中田!世界最高リーグで優勝に貢献したオフェンシブハーフ!
中田 英寿は、1997年から日本代表に選出され2006年まで、サッカー日本代表のトップ下、攻撃的MF、ボランチとして活躍しました。1998年フランスW杯、2002年日韓W杯、2006年ドイツW杯で全試合にレギュラーとして出場しました。
中田 英寿は、日本人で初めて世界トップリーグの強豪チームで活躍し、世界トップクラスの選手たちに認められた日本のレジェンドです。中田 英寿のセリエAでの活躍により、日本人の海外移籍が促進されたため、まさにサッカー界のパイオニアといってよいでしょう。
中田 英寿は何がすごい?中田の功績とは?
中田 英寿は、2000年前後のセリエAのスクデット(優勝)をとったローマで活躍した実績があります。当時のセリエAは、現在のリーガエスパニョーラ(スペイン)やプレミアリーグ(イングランド)よりも、レベルが高い世界最高リーグと言われ、スター選手がたくさん所属していました。
そんな世界最高リーグで優勝したチームで活躍するということは、今のレアルやバルセロナで活躍することと同じくらいすごい、ということができます。
中田 英寿は、当時のスーパースターのジダン、ロナウド(ブラジル)、デルピエロなどのスーパースターと交友があるほど。今でいえばメッシやC・ロナウドと交友があると思えばいいかもしれません。
中田 英寿のフィジカルとパスセンスは世界トップクラス
中田 英寿の最大の特徴は、フィジカルをいかしたボールキープ力と、代名詞とも言えるキラーパスです。中盤でボールを受け、キープしたり、前線へスルーパスを出して決定機を演出したり、トップ下で最高の輝きを見せました。
年齢を重ねるとポジションを下げボランチを任されることも多くなりました。日本代表でも、中田 英寿はセントラルハーフとして、攻撃の起点となったり、自ら攻め上がったり、フィジカルをいかしてボールをキープしたり。中田 英寿は、どんなポジションでも高いレベルで結果を残しました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】中田 英寿のすごいところ
- 世界で通用するフィジカルをいかしたボールキープ力がすごい
- 1回のキラーパスで決定機を演出できるパスセンスがすごい
- 当時の世界最高リーグであるセリエAのローマ(優勝チーム)で活躍した
- サッカー日本代表出場数は77試合
【森島 寛晃】2列目からの飛び出しでゴールを量産するオフェンシブハーフ!
森島 寛晃は、1995年から日本代表に選出され2002年までサッカー日本代表のオフェンシブハーフ、その中でもトップ下として活躍しました。1998年フランスW杯で1試合に出場、そして2002年日韓W杯に出場しベスト16進出に貢献しました。
森島 寛晃は、セレッソ大阪の前身であるJSLヤンマー時代から、セレッソ大阪一筋で活躍したため、ミスターセレッソと呼ばれました。
森島 寛晃は守備に貢献しながらゴールも量産する
森島 寛晃は、アジリティ(俊敏性)に優れ、そして運動量が豊富です。そのため2列目から飛び出してゴールを奪ったり、こぼれ球を押し込んだり、攻撃時はセカンドトップのような活躍します。
しかし中盤でボールを持ちドリブル突破することも可能だったり、縦横無尽にピッチを駆け回り、最終ラインまで戻って守備をしたりすることもあるので、セレッソ大阪でも日本代表でも、トップ下としてプレーしました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】森島 寛晃のすごいところ
- 2列目からの飛び出しで得点を量産できるトップ下・セカンドトップ
- 運動量豊富で最終ラインまで戻り守備にも貢献する
- サッカー日本代表出場数は64試合
【木村 和司】1980年代日本サッカー界の冬の時代を支えたオフェンシブハーフ!
木村 和司は、1979年から日本代表に選出され1987年までサッカー日本代表のオフェンシブハーフ、ウィングとして活躍しています。日本年間最優秀選手賞を3度獲得したり、1980年代の日本サッカー界の冬の時代を支えました。
木村 和司のフリーキックの魅力を日本に伝えた
もともとウィングを主なポジションとしていたため、センタリングで得点を量産していました。トップ下にコンバートされた後も、もちまえの正確なボールコントロールで、アシストを量産したり、フリーキックでゴールを決めたり、「魔術師」として恐れられました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】木村 和司のすごいところ
- 正確なボールコントロール技術を持ち、フリーキックでゴールを量産した
- サッカー日本代表出場数は54試合
【ラモス 瑠偉】日本代表の元祖10番のオフェンシブハーフ!
ラモス 瑠偉は、1990年から日本代表に選出され1995年までサッカー日本代表のオフェンシブハーフとして活躍しています。1994年ドーハの悲劇を経験しました。
ラモス 瑠偉は1977年より日本のJSLで活躍し、Jリーグが発足する前の日本サッカー界へ貢献しました。JSL得点王を2回、JSLアシスト王3回、JSLベストイレブン6回という輝かしい成績を残しました。
ラモス 瑠偉は、日本の元祖10番!
ラモス瑠偉は、Jリーグのヴィルディ川崎でも日本代表でも、背番号10番を背負い司令塔として活躍しました。柔らかいボールタッチ、そして類まれなパスで多くの得点を演出しました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】ラモス 瑠偉のすごいところ
- 1977年の日本サッカー発展途上時の20歳のときからJSLで活躍
- クラブでも代表でも10番を背負う
- サッカー日本代表出場数は32試合
【奥寺 康彦】日本人初のプロサッカー選手!ドイツが認めたオフェンシブハーフ!
奥寺 康彦は、1970年から日本代表に選出され1988年までサッカー日本代表のオフェンシブハーフやウィングとして活躍しています。W杯に出場は叶いませんでしたが、その輝かしい経歴は日本サッカー界のレジェンドとして知られています。
1970年代まだ日本にJリーグもなかった頃、奥寺 康彦は、ドイツブンデスリーガのケルンやブレーメンで9年にわたり活躍しました。サッカー選手としてのプロ契約は、奥寺 康彦が日本人初と言われています。当時のドイツブンデスリーガの外国人枠は、たった2人。その枠を見事に勝ち取るという当時のアジア人では考えられない活躍をしました。
奥寺 康彦は、ケルンで1977-78シーズンに、ブンデスリーガ優勝、ドイツカップ優勝と2冠を達成しています。もちろんレギュラーとしてチームに貢献しました。9年間でブンデスリーガ通算234試合出場、26得点という輝かしい成績を残しました。
「東洋のコンピューター」と恐れられた奥寺 康彦
奥寺 康彦の武器は、ユーティリティーさです。
強烈なシュート力(特に左足)、敵DFを置き去りにするスピード、外国人にも負けない強靭なフィジカル、両足ともに高いキック精度、そして戦術理解力、全てにおいて海外で通用するレベルを誇りました。
そんな万能だった奥寺 康彦は、ドイツのブンデスリーガでは、FW(主にウィング)、MF(主にサイドハーフ、ボランチ)、DF(主にサイドバック)など、すべてのポジションで活躍しました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】奥寺 康彦のすごいところ
- 1970年代日本人初のプロサッカー選手として、9年間ブンデスリーガで活躍した
- スピード、フィジカル、キック精度、戦術理解度など全てにおいて高い能力を誇る
- ブンデスリーガ通算234試合出場、26得点
- 1977-78シーズンに、ブンデスリーガ優勝、ドイツカップ優勝
- サッカー日本代表出場数は32試合
【宮本 輝紀】メキシコシティオリンピック銅メダル獲得時のオフェンシブハーフ!
宮本 輝紀は、1960年から日本代表に選出され1971年までサッカー日本代表のオフェンシブハーフ、主にトップ下として活躍しています。メキシコシティオリンピック銅メダル獲得時、トップ下として活躍しました。
日本最初のゲームメーカーと呼ばれた宮本 輝紀
日本を代表するテクニシャンとして知られた宮本 輝紀は、FWの釜本 邦茂や杉山 隆一へのパスを届け、日本代表の得点を量産しました。『パワーの釜本、スピードの杉山、テクニックの宮本』のトライアングルは、世界に恐れられました。
また宮本 輝紀の得点力も高く、正確なシュートでゴールを量産しました。
- 【サッカー日本代表 オフェンシブハーフ】宮本 輝紀のすごいところ
- パスセンスが高く、ゲームメーカーとして活躍
- メキシコシティオリンピック銅メダル獲得に貢献
- サッカー日本代表出場数は58試合
『サッカー日本代表で歴代最強「オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)」人気投票ランキング』のまとめ
いかがでしたか。今回はオフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィルダー)として活躍した歴代のサッカー日本代表を紹介しました。トップ下であれば、世界に名を轟かせた中田 英寿や本田 圭佑、香川 真司といった選手が歴代最強・最高の候補になってくるのではないでしょうか。サイドハーフであれば、サイドハーフであれば、中村 俊輔や、奥寺 康彦といった選手が候補になるかもしれませんね。
オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィルダー)には、トップ下やサイドハーフなど、さまざまなタイプがあるため、一概にどの選手が最強と選ぶのは難しいかもしれません。
皆さんの考えるサッカー日本代表で歴代最強・最高のオフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)はだれでしょうか。
それでは最後に気になる人気投票ランキングの発表です!
サッカー日本代表で歴代最強「オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)」は誰?OMF人気投票!のアンケート
清武 弘嗣
香川 真司
乾 貴士
本田 圭佑
松井 大輔
中村 憲剛
小野 伸二
小笠原 満男
中村 俊輔
三都主 アレサンドロ
中田 英寿
森島 寛晃
木村 和司
ラモス 瑠偉
奥寺 康彦
宮本 輝紀
アンケートまだまだ募集しています!皆さんのご意見も是非教えてください。
サッカー日本代表で歴代最強「オフェンシブハーフ(攻撃的ミッドフィールダー)」は誰?OMF人気投票!のアンケート
清武 弘嗣
香川 真司
乾 貴士
本田 圭佑
松井 大輔
中村 憲剛
小野 伸二
小笠原 満男
中村 俊輔
三都主 アレサンドロ
中田 英寿
森島 寛晃
木村 和司
ラモス 瑠偉
奥寺 康彦
宮本 輝紀
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