『エヴァ新劇場版:ループ説』を信じる?新劇場版はテレビ版・旧劇場版の続き?人気投票!

『エヴァ新劇場版:ループ説』を信じる?新劇場版はテレビ版・旧劇場版の続き?人気投票!

エヴァンゲリオンは、深い設定や斬新な演出が魅力の世界中にファンがいる超有名・超人気アニメです。

そんなエヴァンゲリオンには、テレビ版・旧劇場版、そしてリメイクされストーリーが大幅に変更された新劇場版の大きく2つのストーリーがあります。しかしファンの中では、実はテレビ版・旧劇場版の続きが新劇場版なのではないか、という「新旧ループ説」考察が話題をさらっています。

そこで今回バトクエでは、「新旧ループ説」の内容や信頼性の紹介を行い、最後に「エヴァ新劇場版はテレビ版・旧劇場版の続きという『新旧ループ説』を信じる?信じない?」というアンケートをとった人気投票ランキングを発表します。

まずは、あなたの意見を教えてください。

エヴァ新劇場版はテレビ版・旧劇場版の続きという『新旧ループ説』を信じる?信じない?のアンケート

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エヴァ「新劇場版:ループ説」とは?

エヴァンゲリオンのシリーズについて

エヴァンゲリオンには大きく分けて4つのシリーズがあります。

  • テレビ版(1話〜26話)
  • テレビ版(1話〜24話)・旧劇場版
  • 漫画版
  • 新劇場版

テレビ版は1997年にテレビアニメとして放送されたエヴァンゲリオンのことです。このテレビ版の25話、26話があまりにも衝撃的な内容だったため、テレビ版の25話と26話を作り直したストーリーが旧劇場版です。漫画版は、貞本義行が描いた全14巻の漫画です。ストーリーの流れは大きく変わらないですが、小さな設定変更が多くあります。

そして新劇場版は、2007年にエヴァンゲリオンをリメイクした作品。2020年に完結作といわれる4作目「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が放映されます。序盤のストーリーはほとんど変わりませんが、第2作「破」の最後の方から大きくストーリーが変更されます。

ストーリーは大きく2つ

シリーズが4つあるとはいえストーリー自体は、テレビ版・旧劇場版、漫画版はほとんど同じのため、テレビ版・旧劇場版と新劇場版の大きく2つあるということになります。

リメイクとして作られた新劇場版だったため、テレビ版・漫画版と新劇場版はパラレルワールドとして最初は捉えられていましたが、渚カヲルの発言や様々な考察を経て、実は時系列があり、「テレビ版・旧劇場版」がループしている世界が「新劇場版」なのではないか、と言われています。

ループ説について

ループ説について

テレビ版・旧劇場版でエヴァンゲリオンが完結しましたが、それは碇シンジが補完を拒否して完了するものでした。テレビ版・旧劇場版の最後では、碇シンジと惣流・アスカ・ラングレーのみが元の形を取り戻していましたが、次第に全員が元の形にもどると解釈もできました。

補完が拒否され元に戻った世界が新劇場版なのか、補完が拒否されるとループしてしまうのか、そういった詳細まではわかっていないですが、現状次の時系列があることを否定できない根拠があります。

  • ①テレビ版・旧劇場版で補完を拒否
  • ②新劇場版がテレビ版・旧劇場版の後の世界
    • ループしている?

ではどのような根拠があるのでしょうか。もっと詳細にみていきます。

「新劇場版:ループ説」の根拠:その①「渚カヲルの発言」

「新劇場版:ループ説」の根拠:その①「渚カヲルの発言」

渚カヲルの第1作「序」のセリフ

渚カヲルは新劇場版の第1作「序」から登場します。そしてその時のセリフがこちら。

また3番目とはね。変わらないな、君は。

逢える時が楽だよ。碇シンジ君。

まず1つ目のセリフ。

「また3番目」といっていますが、なぜ『また』なのか、というところが謎です。

テレビ版・旧劇場版では「サードチルドレン」と呼ばれ、新劇場版では「第3の少年」と呼ばれており、EVAのパイロットとして3番目に選ばれたという設定が同じです。が、それなら「3番目」でいいはずです。

そして『変わらないな、君は。』といっており、これは以前の碇シンジを知っています。

明らかに以前に、渚カヲルは碇シンジとあっていることになります。

2つ目のセリフ。

さらに『碇シンジ君。』というセリフ。なぜ名前を知っているのか。やはり以前に、渚カヲルは碇シンジと会っていると考えることができます。

このように、新劇場版の第1作「序」の渚カヲルのセリフからも、テレビ版・旧劇場版の続きが、新劇場版なのではないか、と考察できます。

渚カヲルの第2作「破」のセリフ

渚カヲルは、新劇場版の第2作「序」でも意味深なセリフをいいます。

さあ約束の時だ、碇シンジ君今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ

第1作「序」と同様に、『今度こそ』と、以前にあっていなければ言わないセリフをいっています。

そして『今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ』とテレビ版・旧劇場版で碇シンジが辛い思いをしたことを知っていないと言えないセリフです。テレビ版・旧劇場版では、最後の使徒として渚カヲルを殺すことになった碇シンジは、それが原因でさらに心をとざしてしまっています。その事実をしっているからこそ言えるセリフで、テレビ版・旧劇場版の続きが、新劇場版とここからも考察できます。

渚カヲルの第3作「Q」のセリフ

渚カヲルの第3作「Q」のセリフ

渚カヲルは、新劇場版の第3作「Q」で死んでしまいますが、復活を予感させるセリフをいっています。

縁が君を導くだろう。そんな顔をしないで、また会えるよ、シンジ君。

渚カヲルは『また会えるよ』といっています。このセリフから、ループしている説がかなり有力になりました。

何か特定条件を満たさない限り、エヴァの世界はループし、渚カヲルは記憶を引き継げる、という解釈ができます。

「新劇場版:ループ説」の根拠:その②「アダムとアダムス」

テレビ版・旧劇場版と新劇場版の大きな設定の違い

テレビ版・旧劇場版では、第1使徒がアダムです。そして渚カヲルは、アダムの魂に人型の肉体を与えられた第17使徒タブリスです。魂はアダムそのもののため、渚カヲルはアダムと深い関わりがあります。

しかし新劇場版ではアダムスと言われています。アダムが複数体いることからアダムスと呼ばれ、その1人が渚カヲルで、第1使徒として登場します。

このようにアダムとアダムスという大きな設定の違いがありました。

テレビ版・旧劇場版の第1使徒アダム

テレビ版・旧劇場版の第1使徒アダム

新劇場版のアダムス

新劇場版のアダムス

新劇場版のアダムスの正体

新劇場版のアダムスは、月で生まれています。第1使徒アダムスである渚カヲルは月に置いてある5つ目の棺から目覚めます。棺は合計9つ置いてあります。

つまり第1使徒アダムスは、合計9体いることがわかっています。

渚カヲルは5つ目の棺から登場するので、すでに4人のアダムスが目覚めていることになります。そしてその4人のアダムは、セカンドインパクトを起こしたことが描かれています。

渚カヲルが5つ目の棺から目覚める

渚カヲルが5つ目の棺から目覚める

4人のアダムスによるセカンドインパクト

4人のアダムスによるセカンドインパクト

新劇場版のアダムスの正体は?

この9人のアダムスと聞いただけであれば、新劇場版の設定変更なんだ、とくらいしか感じないかもしれませんが、この『9』という数に伏線がありました。

テレビ版・旧劇場版で登場するEVA量産機。惣流・アスカ・ラングレーを苦しめたこのEVA量産機は、渚カヲルのダミープラグで動いています。

EVA量産機は、渚カヲルのダミープラグ

つまり渚カヲル(アダム)が9体いたことになります。

何が言いたいのかというと、テレビ版・旧劇場版のEVA量産機9体(渚カヲル)が、9人のアダムス(渚カヲル)になった可能性が高いということです。

サードインパクトの後の世界で9人のアダムスになったのか、エヴァの世界がループして9人のアダムスになったのかは分かりませんが、時系列的にはテレビ版・旧劇場版の後に新劇場版のストーリーがあった可能性があります。

渚カヲルのセリフの伏線の回収?

新劇場版の第3作「Q」の渚カヲルのセリフを振り返りましょう。

縁が君を導くだろう。そんな顔をしないで、また会えるよ、シンジ君。

このセリフから、第4作以降で、残りの4体のアダムスの中にまた渚カヲルが登場する可能性が高くなりました。4作目「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開が楽しみですね。

「新劇場版:ループ説」の根拠:その③「カセットテープの演出」

「新劇場版:ループ説」の根拠:その③「カセットテープの演出」

カセットテープの曲番に注目

新劇場版の第1作「序」では、碇シンジが聞いているカセットテープの曲番が25番と26番をずっと聞いています。

  • 25→26→25→26

また実はテレビ版・旧劇場版でも、碇シンジが聞いている曲番は25番と26番です。25番と26番を何回も聞いている、繰り返している、ループしている、という暗示であると言われています。

ループを抜け出したのは第2作「破」?

このループから抜け出したとされるのが、新劇場版の第2作「破」です。

真希波・マリ・イラストリアスと出会ったときに、カセットテープの曲番が『27』に進みました。つまりループを抜け、新しいストーリーが進み始めるということです。

実際に新劇場版は、第1作「序」はテレビ版・旧劇場版とほとんど変わりません。しかし曲番が『27』に進んだ第2作「破」では、テレビ版・旧劇場版から大きくストーリーが変わってきました。

「新劇場版:ループ説」の根拠:その③「カセットテープの演出」

第3作「Q」ではもはやストーリーは別物

そして第3作「Q」では、渚カヲルにカセットテープを直してもらい曲番が「28」になりました。

この第3作「Q」は大きくストーリーが変わっており、テレビ版・旧劇場版でまったく描かれていない『14年後』の世界が描かれています。

このようにループし、何かの条件で、それを抜け出し次のストーリーに行っていることが暗示されているが、「カセットテープの演出」と言えます。

ユダヤの教典タルムードの教え

監督・脚本の庵野秀明は、新約聖書などの教典が大好きです。そしてユダヤ教の教典タルムードの教えの一つに次の内容があります。

現世界の前に世界の創世に26回失敗し、27回目で成功した

この内容から25番と26番まではループを抜け出せず(物語がテレビ版・旧劇場版と変わらず)、27番になり物語が再び動き出す(大きくストーリーが変わり出す)、ということを表現しているのではないか、と言われています。

「『エヴァ新劇場版:ループ説』を信じる?新劇場版はテレビ版・旧劇場版の続き?」のまとめ

エヴァンゲリオンの新劇場版のループ説の解説でした。

渚カヲルの発言、そしてアダム・アダムスの設定から時系列がテレビ版・旧劇場版の後の世界こそが新劇場版、という説はかなり有力になりました。そして新劇場版の様々なところにループしている根拠が散りばめられていることから、ループ説がかなり有力となりました。

この説が正しいのか、正しくないのか、今から4作目「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開が楽しみですね。

『エヴァ新劇場版はテレビ版・旧劇場版の続きという『新旧ループ説』を信じる?信じない?』アンケート結果の発表!

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