【FC東京 vs 東京ヴェルディ】東京ダービーはどっちを応援？人気アンケート調査
同じ地域に本拠地を構えるチーム同士の戦いであるダービーマッチ。他の対戦カード以上に力の入る一戦です。東京都には調布市の味の素スタジアムをホームスタジアムとするFC東京と東京ヴェルディの2チームがあるため、東京ダービーが開催されます。 そこで今回はFC東京と東京ヴェルディの2チームを比較し、「東京ダービー」ではどちらが人気かの投票結果を発表します。
【FC東京 vs 東京ヴェルディ】東京ダービーはどっちを応援？のアンケート
FC東京
東京ヴェルディ
東京ダービーとは
東京ダービーは、東京都に本拠地を置くチーム同士の試合のことです。
東京ダービーのはじまり
もともとはヴェルディ川崎の名称で、神奈川県川崎市をホームタウンとしていたヴェルディですが、2001年に名称を東京ヴェルディに変更するとともにホームタウンも東京都へ移すことになりました。
その変更に伴い、当時東京都唯一のJリーグチームであったFC東京都の東京ダービーが実現します。初対戦は2001年3月10日のリーグ戦で、FC東京が2-1で勝利しています。
東京ダービーが開催されていない年
2006年、2007年、2009年、2010年、そして2012年以降の年は、東京ヴェルディがJ2所属となっているため、公式戦での東京ダービーが開催されていません。2011年はFC東京もJ2所属となったため、J2での東京ダービーが開催されていますが、FC東京は1年でのJ1復帰となりました。
【FC東京 vs 東京ヴェルディ】比較①：対戦成績
東京ダービーは公式戦で19度の対戦があり、FC東京が11勝、東京ヴェルディが4勝、引き分けが4回となっています。この数字から見ると圧倒的にFC東京が優勢のようにも見えます。
しかし、東京ダービーの成績をリーグ戦のみに絞ってみると14度の対戦でFC東京が6勝、東京ヴェルディが4勝、引き分けが4回となっており、東京ヴェルディの4勝はすべてリーグ戦での勝利となっています。さらにその14試合のスコアをみていくと、すべてが1点差以内に決着しているのです。
【FC東京 vs 東京ヴェルディ】比較②：チーム成績
FC東京の成績
FC東京は1999年にJリーグに加盟し、1年でJ1昇格を成し遂げ、2011年に一度J2所属となるもののその他のシーズンはすべてJ1で戦っています。
J1での優勝経験はなく、2004年、2009年のJリーグカップと2011年の天皇杯でのタイトル獲得があります。なお、2011年の天皇杯は京都サンガF.C.との決勝戦となり、史上初のJ2チーム同士による決勝となりました。
J1のリーグ戦では、2019年の2位が最高順位となっており、悲願のリーグ優勝まであと一歩届いていません。
東京ヴェルディの成績
東京ヴェルディは、名称変更する前のヴェルディ川崎がJリーグ発足時から加盟しているオリジナル10であり、Jリーグの初代チャンピオンでもあります。
東京ヴェルディに名称変更してからは天皇杯の優勝が1回のみですが、ヴェルディ川崎時代を含めるとJ1リーグ優勝2回、Jリーグカップ優勝3回、天皇杯優勝2回の実績があります。
2009年以降はJ2所属となるため、J1とJリーグカップへ出場ができず、目指せるタイトルも天皇杯のみとなっている状況です。
【FC東京 vs 東京ヴェルディ】比較③：名選手・名監督
FC東京の名選手・名監督
FC東京には日本最高のサイドバックのひとりである長友佑都が2007年〜2011年に所属していました。2007年は明治大学のサッカー部員だった長友佑都ですが、在学中に特別指定選手としてFC東京でプロデビューを果たすと、大学生活があと1年残っていたにもかかわらず2008年にFC東京への入団を決めています。その後、FC東京で実績を積んだ長友佑都は日本代表は海外で活躍する選手へと育っていきました。
FC東京には長友佑都同様に在学中にプロ入りした選手がもう1人います。それは室屋成です。2013年に長友佑都同様に明治大学サッカー部に入団した室屋成は2015年にFC 東京の特別指定選手に指定され、2016年に明治大学サッカー部を退部してFC東京へ入団しています。FC東京でのポジションを定着させた室屋成は、2019年には主力としてリーグ優勝争いを繰り広げ、チームは惜しくも2位でしたが、個人では初となるベストイレブンに選出されました。
東京ヴェルディに所属した名選手
キングカズこと三浦知良は、Jリーグ開幕当時から東京ヴェルディに所属していました。Jリーグが開幕する前年のナビスコカップでは、準決勝・決勝とそれぞれ決勝ゴールを決め東京ヴェルディを優勝に導き、自らも大会MVPに輝きました。1993年にJリーグが開幕すると、シーズンを通して日本人選手としては最多ゴールの活躍を見せ、東京ヴェルディを初代王者に導き、また自らもJリーグ初代MVPとなりました。
三浦知良が所属していたJリーグ開幕当時の東京ヴェルディは黄金時代でもあり、1992〜1996年の間に6つのタイトルを獲得しています。その他に所属していたメンバーは、日本代表キャプテンも務めた柱谷哲二、日本代表で10番をつけたラモス瑠偉、同じく日本代表の武田修宏や北澤豪など、代表選手が数多く在籍しました。
「【FC東京 vs 東京ヴェルディ】東京ダービー人気投票！」まとめ
東京ヴェルディがJ2所属となっているため、リーグ戦での東京ダービーがなかなか実現できていない現状です。しかし、過去の対戦成績をみてみるとリーグ戦では非常に拮抗した試合展開となり、おもしろい試合になることは間違いありません。
東京ヴェルディも2017年、2018年は昇格プレーオフまで進んでいるので、J1昇格の日も近いかもしれませんね！
またJ1の舞台で東京ダービーが見れることを願いつつ、天皇杯やプレシーズンマッチで対戦する際には見逃さないようにチェックしておきましょう！
「【FC東京vs東京ヴェルディ】東京ダービー」の投票結果の発表
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