【歴代サッカー日本代表監督ランキング】サッカー日本代表の歴代監督を人気アンケート調査！

スポーツ

今までの日本サッカーの歴史の中で名選手と同様に、名監督もたくさん生まれてきました。日本代表監督は日本人監督から世界各国の監督までさまざまな指導者が歴任しています。

選手同様に日本を背負って戦い抜く重要なポジションです。

そこで今回は歴代の日本代表監督の中で誰が良かったのか日本人代表監督ランキングのアンケート投票結果を発表します。

まずは皆さんの意見を教えてください♪

森保一

西野朗

アルベルト・ザッケローニ

ジーコ

フィリップ・トルシエ

岡田武史

【森保一】Jリーグでもトップレベルの実績

ゲキサカ

森保一監督は、2018年ロシアワールドカップ後に日本代表監督に就任しました。

現役時代はサンフレッチェ広島で14シーズンプレー（前身のマツダ含む）し、2012年〜2017年まではサンフレッチェ広島の監督を務めました。6シーズンでJリーグ史上4人目となるJ1連覇を含む、3度のJ1王者に輝いています。

森保監督は、史上二人目となるA代表と五輪代表の兼任の期待の日本人監督

森保一監督はフィリップ・トルシエ監督に次ぐ2人目となる、A代表監督と五輪代表監督を兼任する監督です。

森保一監督は、2018年9月に監督に就任すると強豪ウルグアイ撃破を含む3連勝で好スタートを切ります。その後、2019年にアジアカップでカタールに負けるまで、11試合で10勝1分の好成績を残しています。

2020年11月時点で、カタールワールドカップ・アジア二次予選でも4連勝の単独首位にたっており、7年連続のワールドカップ出場に期待がかかります。

2020年のオリンピック（コロナの影響で延期）は東京開催で、本戦出場が決まっている五輪代表にもメキシコオリンピック以来のメダル獲得に期待がかかっています。

【西野朗】ガンバ大阪の一時代を築いた名将

Jリーグ

西野朗監督は2018年ロシアワールドカップ直前のハリル・ホジッチ監督解任に伴い、日本代表監督に就任し、本線で指揮を執りました。

Jリーグでは柏レイソルやガンバ大阪、ヴィッセル神戸、名古屋グランパスなどで指揮を執り、ガンバ大阪時代にはリーグ優勝とナビスコカップを1度ずつ、天皇杯を2度優勝に導いています。

西野監督は、直前の代表監督就任でベスト16入りを果たす！

西野朗監督が日本代表監督に就任したのはロシアワールドカップ直前であり、本戦までに指揮を執った試合はわずか3試合でした。

それでもワールドカップ初戦で強豪コロンビアを2-1で下し、グループリーグを1勝1敗1分の成績で決勝トーナメントへ進出させます。

ベスト16の相手は優勝候補にも挙げられていたベルギー代表ですが、先に2点を先取し史上初のベスト8入りが期待されましたが、後半アディショナルタイムに逆転を許し、ベスト16で大会を後にしました。

とはいえ直前代表監督就任にも関わらず最高の成績を残したと、西野監督は高い評価を残しました。

【アルベルト・ザッケローニ】セリエAの強豪チームで監督を務めたイタリアの名将

ゲキサカ

アルベルト・ザッケローニは2010年南アフリカワールドカップ終了後に日本代表監督に就任し、2014年ブラジルワールドカップで指揮を執りました。

日本代表監督に就任する前はイタリア・セリエAの強豪チームであるACミランやインテル、ユベントスなどで指揮を執った名将です。

ザックジャパンは、見ていて楽しい攻撃重視のサッカー！

アルベルト・ザッケローニはイタリアでクラブチームの監督経験はあったものの、ナショナルチームの監督は日本代表が初めてでした。

それでも、初采配となる2010年10月8日にアルゼンチンを相手に1-0の勝利をおさめると、2011年11月15日の北朝鮮戦で0-1で敗れるまで1年以上、16試合連続の無敗記録を作りました。特に2011年のアジアカップ決勝戦で強敵オーストラリアとの激戦を制して優勝したことは、多くの日本人の記憶に残っているのではないでしょうか。攻撃的なサッカーでファンを魅了し、サッカーファンに取っては非常に魅力的な監督で、ザックジャパンとして当時は非常に高い評価を得ていました。

その後も、攻撃的なサッカーで日本代表を牽引していきましたが、2014年ブラジルワールドカップでは世界の攻撃力を前に、1勝もできずにグループリーグ敗退となりました。

W杯での結果は賛否両論ありますが、今でもザックジャパンを肯定する意見は多くあります。

【岡田武史】ワールドカップで2度指揮を執った名将

JAPAN STARS INFO.

岡田武史監督は、1998年フランスワールドカップと2010年南アフリカワールドカップで監督として指揮を執り、2010年南アフリカワールドカップではベスト16に導いています。

Jリーグではコンサドーレ札幌と横浜F・マリノスで監督を務め、横浜F・マリノス時代には当時松木安太郎に次ぐ2人目のJ1連覇達成監督となりました。

岡田監督の初監督が日本代表という稀な経歴

岡田武史監督が自身で初めて監督として指揮を執ったチームはなんと日本代表です。それまでは監督を務めたことがなかったのです。

というのも、1998年フランスワールドカップを目指していた日本代表は、成績不振により加茂周監督を更迭し、コーチから昇格させる形で岡田武史を監督にしました。

当時は臨時の代役といった形でしたが、前任の戦術や選手状況なども把握していることから、そのまま続行する形でフランスワールドカップ本戦まで指揮を執ることになったのです。

初めてのワールドカップでは1勝もできませんでしたが、2度目となる2010年南アフリカワールドカップでは日本代表をベスト16へ導きました。日本代表を2回もW杯へ導いたのは、岡田監督ただ一人となります。

【ジーコ】日本に「ジーコ・スピリット」を残した男

サカノワ

ジーコは2002年日韓ワールドカップ終了後に日本代表監督に就任し、2006年ドイツワールドカップで日本代表監督を務めました。

現役時代は鹿島アントラーズやその前身の住友金属でプレーし、日本サッカー界に多大な影響を与えた男です。鹿島アントラーズのクラブハウスに掲げられている「TRABALHO（献身）」「LEALDADE（誠実）」「RESPEITO（尊重）」の3つの言葉はジーコスピリッツとして残されています。

ジーコジャパンは、世界最速でワールドカップ出場を決めるも...

2004年のアジアカップ優勝しその勢いで、2006年ドイツワールドカップ・アジア二次予選では全勝し、最終予選でも5勝1敗という結果を残し、世界最速でワールドカップ本戦出場を決めました。

しかし本戦では1分2敗と1勝もできずに敗退してしまいます。とはいえ、攻撃重視のスタイルを貫いたことは評価されることもあり、敗戦となったブラジル戦とオーストラリア戦はいずれも先制してからの逆転負けでした。

【フィリップ・トルシエ】各国の代表監督を務めた名将

フットボールチャンネル

フィリップ・トルシエ監督は1998年フランスワールドカップ終了後に日本代表に就任し、2002年日韓ワールドカップや2000年シドニーオリンピックなどで指揮を執りました。

日本代表監督就任前にはコートジボワールやナイジェリア、南アフリカ代表の監督を務め、日本代表監督退任後もカタール代表やモロッコ代表で監督を務めました。

フラットスリーで日本代表初となる決勝トーナメントへ導く

フィリップ・トルシエ監督はフラットスリーと呼ばれる組織的な守備戦術を用いて、2000年アジアカップ優勝しその勢いで、2002年日韓ワールドカップで歴代初となる日本代表を決勝トーナメント進出に導きました。

U-20日本代表やオリンピック日本代表も兼任し、U-20日本代表ではワールドユース準優勝という快挙を成し遂げました。シドニーオリンピックでも1968年メキシコオリンピック以来となる決勝トーナメント進出を果たしています。