【鳥刺し】美味しい？まずい？どっち？人気アンケートで好き嫌いの割合調査！

焼き鳥や唐揚げ等、火を通して食べることが多い鶏肉ですが、鹿児島県や宮崎県の一部では、鶏肉の生食文化があります。

鶏のモモ肉やムネ肉を、生の刺身で食べる「鳥刺し」です。江戸時代、薩摩では、闘鶏がさかんに行われており、負けた鶏は調理して食べる風習がありました。当時、闘鶏で戦わせるために飼育されていた品種「薩摩鷄」は、現在では天然記念物に指定されており食べることはありません。

しかし、昔から鶏を飼うことが多かった鹿児島県では、鶏肉を使った郷土料理が多く、特に鳥刺しは、鹿児島県のソウルフードとして親しまれています。

今回バトクエでは、鳥刺しの特徴や魅力をご紹介し、最後に『【鳥刺し】美味しい？まずい？どっち？』のアンケート結果を発表します！

★★★★★（大好き）

★★★★（好きかな）

★★★（普通）

★★（嫌いじゃないけど）

★（嫌い）

【鳥刺し】の特徴

鹿児島県で食べることができる鳥刺し

九州地方、特に九州南部では鶏肉消費量が多くなっています。福岡県の水炊きや宮崎県のチキン南蛮、大分県の唐揚げ等、鶏肉を使った郷土料理が多数あります。

しかし、どれも鶏肉に火を通すものであり、刺身として生で食べるという点において、鹿児島県の鳥刺しはそれらとは一線を画しています。

魚の刺身のように、薄く切った鶏肉を醤油で食べます。

なぜ、鹿児島では生の鳥刺しが提供できる？

一般的に、鶏に限らず肉を生で食べない理由は、カンピロバクターによる食中毒の危険を避けるためです。カンピロバクターは、鶏や牛、豚の腸内に生息している細菌であり、感染すると下痢や腹痛、発熱といった症状を発症します。さらに倦怠感や吐き気、嘔吐を伴う場合もあります。

鹿児島県で鶏肉を生で食べることができる理由は、鶏肉の特別な処理方法にあります。カンピロバクターは酸素が少なくても増殖する怖い細菌ですが、生息しているのは内臓や腸です。そこで、生で食べる際にはきれいに内臓を摘出した後、しっかりと洗浄殺菌を行った上で空気に触れる表面を焼烙殺菌します。

つまり、手間暇かけて処理した鶏肉だけを鳥刺しとして生で食べることができます。鳥刺しは、加熱した鶏肉では味わえない、程よい歯ごたえや旨みを楽しむことができます。

鳥刺しの魅力

生食でしか味わうことができない食感や旨味が鳥刺しの魅力です。モモ肉やムネ肉を中心に、ササミ、砂肝などの部位ごとの食感や旨味を楽しむことができます。

魚の刺身と同様、醤油をつけて食べるのが一般的です。とろみのある九州醤油は鳥刺しとの相性が良く、鶏肉本来の旨味を引き立ててくれるためおすすめです。

また、お好みでネギや大葉、生姜、玉葱といった薬味を添えると、また違った味わいを楽しむことができます。その他、醤油や薬味で味付けした鳥刺しに卵の黄身を絡めて、ユッケ風に食べても美味しくいただけます。

【鳥刺し】の評判

【鳥刺し】美味しい・好きと言う意見

お酒のつまみに最適。
鶏料理の中でも揚げ物などに比べてヘルシー。

【鳥刺し】まずい・嫌いと言う意見

生で食べるのが怖い。
お肉は焼いた方が旨味が出て美味しい。